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STAY FREE

WILLENSAKTのTwitterで書きましたが、
eggsで3曲、曲を配信開始しました。

その中の1曲。
STAY FREEを今回は話していこうと思う。
やってみたかったんです、セルフライナーノーツ。

この曲は6年くらい前に、自分が作った曲。

高校を卒業して、デザインの学校に入って、それでも頭の中でチラつく音楽をやりたい気持ちを抑えきれず、学校を辞め、バイトをしてお金を貯めて、音楽学校に入った。
そして、ギターを弾いて、初めて、初めて作った曲です。

かつて組んでいた前身のバンドでも、自分が作ったバンドってこともあり、この曲はやっていました。

その曲を今、改めてこのバンドで、レコーディングして、改めてこうして配信できることはすごい幸せです。

歌詞のことを話すと、
当時、やりたかった音楽の道を選び、がむしゃらに、闇雲に、手探りで自分の道を、自分の思うままに生きていた自分を、そのまま投影したような内容です。

音楽なんて本気でやって、将来大丈夫なの?
現実見た方がいいんじゃない?

学生の頃の友人に言われました。
うるせぇ、じゃあテメェの将来はなんで大丈夫だと思ってんだ。そう言って仲違いしました。
当時なりふり構っている余裕はなかったもんで、まぁとんがってたんですな。ツンツン。

安定や約束された未来なんてない。なら、自分がやりたいことをやろう。

世間は冷たかったですね。世間というか周りの人間は。
そこで一人になって、この雨はいつ止むのか、本当にがむしゃらにやっていました。

きっと分かり合えるやつに会える。
やまない雨はない。
そう信じて、ここまで、今でもやっています。

でも一時期、ライブでこの曲はやりたくないと思っていた時期もありました。
初めて作った曲だけど、この曲は果たして作っていきたいWILLENSAKTのバンド像にあっているのか、そんなことを考えてしまってました。
今ではそんなこと微塵も思ってませんが、
じゃあ、なぜまた改めてこの曲を愛せたかというと、

あるライブの時、この曲がセトリの最後でした。
MCで初めて作った曲というのを話したら、見に来てくれていた
ZERO FIELDのAKIRAくんって
素敵なボーカリストが
「初めて作った曲を今ああやってやれてるのすごい」って言ってくれました。

別の日も、DAYDREAMのhiroくんって
素敵なギタリストが
「歌のメロディとかすごい好き」そう言ってくれました。
聞いた話では俺がいないところでも口ずさんだりする模様。

そして、レコーディングすることになり、なんの曲をやるかと話し合っている際、
仲間から上がった曲が、
このSTAY FREEでした。
選ばれたのはSTAY FREEでした。

改めて、メロディや歌詞の見直しをして、考え深い気持ちになりましたね。
なんと言っても嬉しかったです。
改めて、この曲が好きになりました。

この気持ち忘れたくないなぁって、思って歌詞も最後のサビの部分を書き直しました。
なんというか、、最後のピースがハマったというか、、今までずーっと歌ってきたのに、最後変えたことによって、びっくりするくらい自分の中でしっくり来たんす。

早くまたライブでやりたいです。
音源もそうだけど、ぜひライブで聞いていただきたい。

ではでは、ぜひ聞いてみてね。

https://eggs.mu/artist/wa_rrb_1027

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