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可変抵抗器(ポテンショメータ)とは?

今回は、可変抵抗器(ポテンショメータ)をご紹介します。

電子工作でもよく使われるので、覚えておいて損はないです!


はじめに

今回はELEGOOのArduino用電子LearningキットE3に付属するポテンショメータを取り上げて、解説します。

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可変抵抗器(ポテンショメータ)とは

可変抵抗器とは、抵抗値を変化させられる抵抗器です。

一方、回転角度や移動の量を電圧へと変換するデバイスをポテンショメータと言いますが、抵抗値の変化を利用する仕組みなので、可変抵抗器をポテンショメーターと呼ぶことがあります。

ポテンショメーターは、もともと回転角や直線上の位置によって変化する抵抗値を電圧(電流)に変換するデバイスを指していますが、アナログ電圧や電流を調整する可変抵抗(ボリューム)や半固定抵抗(トリマー)もポテンショメーターの仲間として使われています。

https://www.macnica.co.jp/business/semiconductor/articles/analog_devices/115321/より引用

可変抵抗の使い方

可変抵抗器は、上のノブ部分を回転させると抵抗が変化します。

今回使用する可変抵抗の足は3つ。右上の図のような構造です。

またこの可変抵抗の側面には103の表記があります。これは10×10^3を意味する記号なので、最大10kΩまで変化するということです。

では実際にどのように抵抗が変化するのかを計測するため、👆のような回路を組みます。

左側の端子、真ん中の端子にそれぞれテスターの+と-を繋ぎました。

マイナスドライバーを挿しこみ、反時計回りに目いっぱい回します。(力の入れすぎには注意して)

すると抵抗は0Ω近い数値を示しました。

今度は逆に、時計回りに目いっぱい回します。(力の入れすぎには注意して)

すると今度は10kΩに近い値を示しました。これは103の表記と合致しますね。

このように可変抵抗器は、抵抗値を決められた範囲内で自由に変化させられます。

上手く使えば、例えばLEDの明るさを調節したり、抵抗の変化を電圧の変化としてマイコンに読み込ませる(AD変換)こともできますね。

いろいろと応用があって楽しいですよ。

おわりに

いかがだったでしょうか。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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