可変抵抗器(ポテンショメータ)とは?
今回は、可変抵抗器(ポテンショメータ)をご紹介します。
電子工作でもよく使われるので、覚えておいて損はないです!
はじめに
今回はELEGOOのArduino用電子LearningキットE3に付属するポテンショメータを取り上げて、解説します。
可変抵抗器(ポテンショメータ)とは
可変抵抗器とは、抵抗値を変化させられる抵抗器です。
一方、回転角度や移動の量を電圧へと変換するデバイスをポテンショメータと言いますが、抵抗値の変化を利用する仕組みなので、可変抵抗器をポテンショメーターと呼ぶことがあります。
可変抵抗の使い方
可変抵抗器は、上のノブ部分を回転させると抵抗が変化します。
今回使用する可変抵抗の足は3つ。右上の図のような構造です。
またこの可変抵抗の側面には103の表記があります。これは10×10^3を意味する記号なので、最大10kΩまで変化するということです。
では実際にどのように抵抗が変化するのかを計測するため、👆のような回路を組みます。
左側の端子、真ん中の端子にそれぞれテスターの+と-を繋ぎました。
マイナスドライバーを挿しこみ、反時計回りに目いっぱい回します。(力の入れすぎには注意して)
すると抵抗は0Ω近い数値を示しました。
今度は逆に、時計回りに目いっぱい回します。(力の入れすぎには注意して)
すると今度は10kΩに近い値を示しました。これは103の表記と合致しますね。
このように可変抵抗器は、抵抗値を決められた範囲内で自由に変化させられます。
上手く使えば、例えばLEDの明るさを調節したり、抵抗の変化を電圧の変化としてマイコンに読み込ませる(AD変換)こともできますね。
いろいろと応用があって楽しいですよ。
おわりに
いかがだったでしょうか。
もしこの記事がお役に立てたら、"スキ"をいただけると励みになります!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?