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2021.10.13.wed. マメに生きよう。

今日10月13日は「豆の日」だ。全国豆類振興会というところが決めたらしいが、豆好きな私にとってはちょっと嬉しい。

なんで今日なの?と思い、調べてみた。仲秋の月の十五夜(旧暦8月15日)に次いで旧暦の9月13日は十三夜。「ちょっと欠けてるけど、あれもまた風情があるんとちゃう?」「うん、ほんまきれいやな~♡ 」というので、またお月見やろう、となったらしい。平安の貴族たちは何でもきれいや~♡ と思ったのだな。後の月なんて呼んじゃってさ、そーとー暇だったんだな。

十五夜が芋名月なんて呼ばれるようになるのは、きっと江戸とかずっと下ってのことだと思うが、十三夜もそのころに収穫される豆や栗をお供えしたので、豆名月、あるいは栗名月と呼ばれるわけだ。じゃあ「栗の日」は? と気になるが、これはいまは置いておく。

で、旧暦というやつが、ほんとわからなくなるのだが、旧暦の十三夜は新暦だと毎年違う日になってしまうので、全国豆類振興会の人たちが、10月13日を「豆の日」に決めた。ということのようだ。

「栗の日」というのも調べてみると、9月9日がそれだった。ただし、正確には「栗きんとんの日」だけど。「重陽の宴」の「菊の節句」に栗を食べる習慣があったらしい。「栗節句」とも言われるって、ぜんぜん知らなかったわ。しかし、問題はそれじゃなくて、こっち。「栗よりうまい13里」ってやつ。ちょっと頭をかすめたのだが、まさかほんとうに「サツマイモの日」が13日だったとは。

「九里四里うまい十三里」駄洒落の最たるものだけど、それで13里と呼ばれるサツマイモだから、10月13日を埼玉県川越市の「川越いも友の会」というところが1987年に「サツマイモの日」にしたそーな。「豆の日」が決まったのは平成22年とあるから、ずいぶん前から13日は「サツマイモの日」だったんだな。

今日は、張り切って上の写真を豆にしたのだけれど、どうも尻つぼみな感じ。でも、豆も芋も栗もみんな好きだから、まあいっか。


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