見出し画像

2022.7.15.fri. 整理整頓の術。ニン!

つぎの制作に向け、『サランドバディ』関連のメモやイラスト類を
スケッチブック一冊にまとめた。

あっちこっちに描き散らかした人物や建物のスケッチやイメージでとっておいた写真、思いついた物語のメモなどがずいぶん溜まってしまっていた。
それでスケッチブックに人物ごとのページに分けて貼りつけ、いらないものは処分した。これで登場人物のイメージを作りやすくなるし、どこにメモしたかな、と探さずに済む。

ところで、今回の本でイラストにして紹介しているニシンダーイーさんというお婆さんがいる。歳をとってからのジョージア・オキーフのイメージ。
アメリカの画家で、花や牛の頭蓋骨なんかをモチーフにしているが、ぞくっとするような、美しくもグロテスクで、病んだ人の描いた絵だなあという作品を残している。作品はともかく、彼女の知性的で孤高の人という印象が、ニシンダーイーさんぽいな、と思い名前をメモしておいた。

ところが、今日になってじぶんで書いたそのメモを見て違和感を覚えた。
だってそこには “バージニア・ウルフ”と書かれていたのだ。
何かが違う気がする。あの人、バージニア・ウルフじゃないことはたしか。それでバージニア・ウルフを検索すると、イギリスの作家とあった。顔も違うぞ。あたりまえだ。じゃあ、あの人はだれだっけ? そうそう、ジョージア・オキーフだよ。

うーん、バージニア・ウルフとジョージア・オキーフ、似てるかも。まず、バージニアとジョージアで地名が名前になってるし、ウルフとオキーフ、どちらも「フ」で終わってる。
わたしからすると、双子まではいかないものの従姉妹くらいには似ているんじゃないかという感じ。活躍した年代も同じくらいだし、うっかり間違えても仕方ないかもねぇ。

と、こんなことがあったものの、絵にしたときにジョージア・オキーフだと
ちょっとかっこよすぎかなぁ、となり、結局わたしの祖母、りんさんをモデルにして落ち着いたのであった。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?