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【日商簿記2級 ネット試験】独学社会人のための攻略法まとめ

簿記2級ネタの最後の記事になります。

これまでふたつ記事を投稿しましたが、雑多な内容になっていますので合格のためのエッセンスをこちらの記事にまとめたいと思います。

独学者の方、頑張って。
私なんかでも合格できたから、あなたも絶対に大丈夫です。

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▼まずお伝えしたい最も大事なこと

ひとつ目。
まずは3級を取得すること。3級で簿記全体の流れや基本的な仕訳を理解できていないと2級取得は難しいと思います。3級自体はそれほど難しくありません。1か月程度で取得できると思います。

ふたつ目。
テキストは最新版を購入すること。簿記は毎年のように出題範囲が改訂されます。最新版を購入しないと、出題されないチャプターを学習することになったり、反対に新たに出題範囲になったところを学習できない可能性があります。

最後3つ目。
最近の日商簿記2級は難しい!偏差値58くらいだそうです(Fラン大の私には。。。)。同レベルの資格を一部挙げますと、宅建、TOEIC700点、社会福祉士、保育士など結構そうそうたる顔ぶれ。大学に例えるとMARCH弱くらいか!?

▼独学者の場合、勉強時間は250~350時間

毎日2時間勉強しても、125日、4か月もかかる。

長丁場。覚悟とモチベーションが必要です。


▼合格するための投資は惜しまない

独学者の孤独な闘いを支えてくれるリソースは最大限活用すること。

①スマホアプリ
いまは仕訳問題のアプリも出ています。1000円以下で購入できたと思いますので、勉強時間確保のためにも必要な方にはオススメします。

通勤時間を有効に使うなどして、できるだけ毎日勉強する。


②連結会計など難関分野はYouTube
ほとんどの独学者が見ているんじゃないかと思われる、ふくしままさゆきさんのYouTubeは独学者の拠りどころです。もう予備校の講義レベル。

すべての動画を視聴したわけではありませんが、連結会計の全10回の講義はすべて視聴し、テキストに書き込みをして理解を深めました。連結会計は2級の肝部分でありながら、テキストでの解説が100ページにもわたるため、ちょっとダラダラ学習しがちでしたが、ふくしまさんのおかげで乗り切れました。

オススメです。

▼アウトプットが大事です

インプットが終わったらすぐに問題集にあたり、本番を想定して問題集に取り掛かること。インプットと平行してアウトプットにあたってもいいと思います。仮に勉強期間が4か月だとすると、1か月はアウトプットに費やしたい。

テキストの内容が頭に入っていても問題が解けるとは限らない。本番では仕訳問題も出題されます。しかし、仕訳できるのがゴールではなく、仕訳をして財務諸表作成するのが簿記のゴールであり、本番でも財務諸表作成の問題がメインです。


▼受験前に模擬試験を受ける

パブロフだと問題集の購入特典で、ネット試験の模擬試験を受けることができます。そのほかの予備校でも予想問題的なものを公開しているようです。

本番そっくりに作ってあるので必ず受ける。

これで合格点を出せるようになると合格は近い。

▼問題集・模擬試験ができなくてもくじけない

大丈夫だ。問題ない。

はじめはみんな解けません。繰り返し同じ問題にあたっていれば、おのずとブレークスルーします。絶対に大丈夫。

▼ネット試験の場合、2回目の受験以降で合格率アップ!?

問題のレパートリーが少ないのか、ほぼ同じ問題が出題されているようです。

しかし、当然理解できていないといくら同じ問題が出たからと言って、問題は解けません。しっかりと学習を。

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以上です。

財務会計は私のメインスキルであり、簿記2級取得は私のスキルアップにおいていったんのゴールでした。

ツイッターではウェブ履歴書に簿記2級を記載したところ、企業からの面接オファーが増えたとのつぶやきを見たことがありました。

学習は大変ですが、それ以上に有用な資格だと思います。