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【退職済エントリ】アフリカへ行くギャルから、ジーズアカデミーでの2年半に寄せて

本投稿はジーズアカデミーの2023年アドベントカレンダー「G's ACADEMY 脳内アウトプットしてみた編 Advent Calendar 2023」に寄せた記事です!
表題の通り、2023年9月末をもってジーズアカデミー/デジタルハリウッドを退職して約3ヶ月が経ちました。

ジーズFounderの児玉さんやマネージャーのらんこさん、スタッフ陣には大変温かく送り出していただき、改めてジーズアカデミーっていい場所だったな、元ジーズスタッフとして胸を張って、次の場所でも頑張りたいなという気持ちでいっぱいです。
この記事はテックでも起業でもなんでもないですが、脳内に溢れる気持ちを年末のこの機会にアウトプットさせていただきます。


で、今なにやってるん?

「退職してから何してるん?」と聞かれることも多いのですが、実はJICA海外協力隊の派遣前訓練に参加していました。そしてつい先日無事語学訓練等を修了したため、来年1月下旬よりアフリカ南部のボツワナへ2年間派遣される予定です。

ボツワナの首都で、性暴力防止の啓蒙や被害者支援を行うNGOにてマーケティング隊員としてボランティア活動をします。

ボツワナの首都はGaborone(ハボローネ)

元々国際協力がしたかったの?井戸でも掘るの?等良く聞かれるのですが、
・昔から国際協力志望、というよりは社会福祉や海外移住への関心が強く、近い将来アクションを起こしたいと思っていた
・自分のキャリアに繋がる仕事(活動)をしたいと思っていた

という文脈から、協力隊に応募しました。

社会福祉に挑戦してみたかった

元々コロナ禍までフィリピンで働いていたり、海外生活が肌に合っていることもあり、20代のうちにもう一度海外で挑戦したいという思いがありました。
ただ、どこに・どのように行くかは未定。自分は何をやりたいのか?後悔しない選択とは何なのか?を模索する毎日でした。

そんな中で起きた2022年のウクライナ侵攻。
非常にショッキングでした。鮮明な映像で、ソーシャルメディアでリアルタイムに伝わる殺戮、嘆き、核の恐怖。この年齢になったからこそわかった、向き合ったことも多く、居ても立っても居られなくなりました。
正直少し参ってしまって、友人と電話したある日。
「明日死ぬなら何がしたい?」
と聞かれました。

なぜ瞬発的にそう思ったのかは定かではありませんが、
「協力隊をやりたい」
と答えたことを覚えています。少し前に電車の吊り広告で見たこと、また元々叔母が数十年前にスーダンに派遣されていたことが関係しているかもしれません。やっぱり海外に行きたいという思いからかも。
そこからは、ちょうど2週間後に次の募集が開始されることを知り、ちょうどドンピシャで応募したい要請を見つけ、散々悩んで応募して…と今に至ります。

ジーズアカデミーのGGAで、運営スタッフのみなさんと

また、ここまでのキャリアを社会人教育業界で過ごしてきた私の根幹には「誰かが挑戦することを手助けしたい」「誰かが少しでも生きやすくなるための応援をしたい」というものがありました。
これまで教育でその方法を模索して来ましたが、より直接的な、より生きづらさを抱えている人を支援する、社会福祉に関わるチャンスを得たかったことも理由の一つです。

キャリアに繋がる活動がしたい

アフリカでの活動というと井戸や小学校を建てるといった活動を思い浮かべる方が多いと思う(実際にそのように言われたこともある)のですが、発展目覚ましい発展途上国から協力隊への要請も多様化していて、
私の合格した要請も「SNSやイベントを活用したNGOの広報活動」という趣旨のものでした。
・・・意外ですよね?私も協力隊にSNSを活用する〜という案件があることに驚きました。
さすがにこのような要請はレアで、より専門技術的な内容が多いことは事実ですが、途上国事情も日々変化していると感じます。

活動終了後のキャリアはまだまだ模索中(むしろこれから)なのですが、大学でも学んでいたGender studiesを活かせる仕事に合格をいただけたことが大変嬉しいです。

変わろうとする人のエネルギー

元々国際協力志望だったわけでもない私がなぜ協力隊の応募に踏み切ったのかというと、毎日挑戦する人のエネルギーを浴びていたからというのは大きな理由の一つです。
ジーズアカデミーには、起業や転職、はたまた「何か生み出したいんだ!!」「社会にインパクトのある面白いことがしたい!!」のような昂るエネルギーを根底に持つ方が多く集まります。
現役生、卒業生を問わず、変わることを恐れない、貪欲な方が多いんです。

やりたいことを「やりたい」で終わらせない姿は、結果がどうであれすごくかっこよかった。私もそうでありたいと思いました。

イベントごとに全力なジーズアカデミー

実際に協力隊に合格して、承諾するかどうかを迷ったタイミングでもジーズ卒業生の方には大変相談に乗っていただきました。その節は背中を押していただきありがとうございました!
ギブの精神に溢れたみなさんには、いつか何かの形でお返ししたいと思っています。(少なくともアフリカ土産話は大量に持って帰ります!)

ありがとうジーズアカデミー

1年目にもらったみんなからの匿名メッセージ。ずっと支えになっています!

退職してからアドベントカレンダーを書きたくなる職場ってすごくないですか?
ジーズ在籍中にたくさんいただいた愛がまだまだ私の身体の中を巡っていて、次の場所に行く前にちゃんとその愛を私からもお伝えしたいと思いました。
本当は一人ひとりに直接お礼を言いたいのですが、これからもきっと続いていく縁だと思いますし、書き始めると超大作になってしまいそうなので、ここでは抑えておきます。

花火したい!と声をかけたらみんな休日に江ノ島へ集まってくれた

未熟なところだらけだった私のいいところを信じてたくさんのチャンスを与えてくれた児玉さん、ポジティブと自己嫌悪を行ったり来たりするめんどくさい私を見守ってくれたらんこさん、かっちょいい愛溢れる先輩でいてくれたかのみさん、大堀さん、毎日を楽しく愉快に一緒に走ってくれた大好きなスタッフのみなさん。私にジーズで頑張る意味を与えてくれた卒業生、現役生のみなさん。関わっていただいたすべての方。

2年半という長いようで短い時間でしたが、出会っていただいてありがとうございました!
これからもよろしくお願いいたします!


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