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映画「変な家」感想⚠ネタバレ

▶「変な家」の映画及び原作のネタバレを含みます❗❗❗

▶まずはじめに…ホラーじゃねぇかよ❗❗❗私はホラーがあまり得意じゃないので、わかってたら避けましたね…!心臓に悪すぎる。正直ビックリ演出がくるたびにまんまと驚いてしまうので客としては良い方ですね💢何だよも〜〜〜!!めっちゃびっくりした今日ねれないかもしれないでしょ〜〜!!!
▶まあそれはさておき、今回の映画は私的にはあんまりでしたね〜〜〜(良いと思ってる人ごめんやで)。原作の淡々と進む雰囲気は確かに本ならではですがあまりにもテイストが違ったなぁ…。映画は原作よりホラーに重きをおいてるようです。原作の人間の意図が絡まり合って順々にほどけていく日本的恐怖が好きだったので…。今回は残念でした…。個人的に何が引っかかったのかつらつら書いていきます。
▶ひとつは原作と違う動きが多発してることです。
▶ゆづきさんの母親がどうして家を知っておりどう侵入し幻覚剤を用いることができたのか。もうね、謎です。私にはわかりませんでした。片渕本家に脅されてやってるのでしょうか…?しかし雨男を守るような行動にも見られたので独断…?どういうことかわかりません。
▶また、片渕本家での侵入。これも確か原作にはなかったはずです。線引が曖昧な行動が引っかかりましたね…。元々の雨穴さんのイメージとはだいぶ離れた人物が起こす行動なので仕方ないとは思います。ただ、他人でありあくまでも間取りを中心として進む物語性が好きだったせいでしょうね。
▶雨男の人物像も雨穴さんとは離れていたように思います。雨穴さんの人間とは少し違ったような1つ線引してるはずなのにラインがずれてる不可思議な感じではなく、人間味が強く線引のない行動を起こす雨男…。第三者ではなく当事者として進んでいくのか…!!!!そ、そうか…そのSTYLEか…。…おっけー。
▶もうひとつはホラー中心だったことです。怖かった💢はさておき…原作では負傷がでませんでしたが映画ではバッチリ雨男も栗原さんも負傷しております。なんてことだ。私は原作の「本当にあり得るかもしれない」のギリギリラインで人間に恐怖や風習、気味悪さをじっとり見せてくれる世界観が好きだったので西洋的恐怖演出のたびにこれは非現実なんだ…と思ってしまいました。日常の片隅に溶け込んでしまっているナニか、を見せてくれる雨穴さん…❗❗❗❗❗まあ、平たく言えば解釈違いです。厄介オタクみたいなことを言ってしまって申し訳ない。
▶そんなこんなで、私は原作読み返そうかなって気分です。雨穴さん新作待ってます❗❗❗❗

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