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映画版「夜明けのすべて」感想 ⚠ネタバレ


⚠ネタバレを含みます!!!自衛して!!!

▶単身で見に行きましたよ、「夜明けのすべて」!高校の先生が原作の方を勧めてくださって、私は映画を見に行きました(本よめ)。いい感じに感想がかければいいですが無理そうなのでネタバレ含んでわちゃわちゃやっていきます。ざっとシーンをおさらいして感想を書きます。それではレッツゴー!!!!!
▶開始数秒からだめだった世界線の俺〜新社会人編〜を見せられる。思わず俺〜〜?!!?といいそうでしたが脳内に押し留めます。つらい。PMSの藤沢さん、鬱とうまく付き合えてない世界線の自分を見てるようで焦りました。現実を叩きつけるな。でも分かる。そして軽く希望見失いました。
▶藤沢さんと山添くん、衝突。互いのことをしらない二人は相手の事情にスポットライトがあたりません。自分で一杯で余裕がないのでしょう。そんなこともあります。
▶山添くんと藤沢さんお互いについて知り始める。優しい世界ですね…。自分で調べたことを活かして、それぞれが向き合ってみる。知ることで余裕が生まれるんですね〜。ひょんなことがきっかけではありますが、互いに歩み寄りだんだんと親密になります。きっと同じ「なにか」を抱えた仲間だからでしょう。いつの時代も人はあったけぇなぁ(泣)
▶山添くん、彼女との別れ。彼女の異国への移動により別れることに…。彼女もパニ障の恋人をおいてくのは不安だったのでしょうね。藤沢さんがいて安心してるとは思います。山添くん(泣)と思ったら藤沢さんとえらく親密になりました。お前!?…しかしながら持つべきは友なので良いことです。
▶二人はそれぞれ自分の進む道を見つけていきます。藤沢さんは地元へ帰り母の介護、山添くんは元の会社に戻らず働き続けることを決めます。お互いが少しずつ刺激を受けそれぞれ道を見つけました。自分が良いと思う方へ、歩みだす勇気は良いものですね〜。
▶さて、クライマックスは二人の共同プロジェクト!!!はじめこそよそよそしく空気の悪い二人でしたが、距離感を掴み程よく歩み寄った結果良いパートナーになったようです。自分のことも、周りのことも。コツコツ積み上げプロジェクトを成功させます。
▶異なる道を歩んだ二人、それぞれが良いと思う方へ歩み始めて幕引きです。
▶ここから感想書きます!良かったですね〜〜。夜明けのすべて!!!!世界は大きく変わらないし明日はかならず来る。何者でもない明日に抗いたくもなるし留まりたくもなる。それでも全く同じ朝も夜もない。瞬く星を希望に例えてみたりしつつ夜明けをまつ。夜明けが来たらそれはまた昨日に似たなにかだけど、ちょっと長く星がみれたりするから夜明けを待てる。
▶それは誰でも可能性を秘めてるけど誰でもできるわけじゃない。星が一度動くようなことで変わってくる。きっと二人は夜明けを待つ準備ができたんでしょう。もうあけるか、いまだあけぬか。どちらでも構わないくらいに。
▶些細だけど異なる星を見ながら夜明けをまちたいですね。いい話でした〜!ぜひぜひ映画館まで〜!!

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