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人はプリズム

どうして人は、少しずつ似てるんだろう。
全然合わない人同士でも、嫌いな物が同じだったり、性格的に嫉妬深かったり、花が好きだったり、どこかしら似ている。
人同士を「かがみ」だと例える人もいるけれど、私は、人は、本来一色に留まらない多面性のある集合意識のひとつであると思う。
細かい所、大雑把なところ。
のんびりなとき、素早いとき。
嫌悪感を抱くとき、同調するとき。

ひとりの人であっても、毎瞬毎瞬変わっていく。

まるでぼんやりと青空に浮かぶ雲のように。
まるで光に当たると色が変わるクリスタルのように。

人は一色では語れない。
世代や時代、年齢でも変わる。
周囲の環境でも変わる。

むしろ変わる事が美しい。

そして、色々な人がいて美しい。

人はプリズム。
人は虹色。

みんな必要な色。

そんな事を想った午後。


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