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夏の蹴上〜河原町を控えめにゆくなら

はじめに


自分は自他ともに認める京都ジャンキーである。この記事というかメモは、普段それほど京都にゆくわけではない両親がタイトルのエリアに行くらしいと聞き、おせっかいを焼くために考えたことを、この際そのまま記事にしてしまおうとするものである。


夏の京都にゆくうえで気をつけること

First of all,夏の京都は地獄である。以下を心がけた方が良い。

  • 移動は地下鉄>徒歩>タクシー。理想は地下鉄と徒歩の組み合わせ。

  • バスはおすすめしない。地獄のように混むため。地下鉄が最もオススメ。

  • 日中に徒歩移動を行う場合は日傘必須。盆地の暑さを舐めてはいけない。

河原町でいかように晩飯を食うか

酒飲みであれば色々と選択肢が広がるのだが、そうでない場合、いかように晩飯を食うか。かつくら本店とか雰囲気良くて個人的には好きなのだが、せっかく京都に行くのだからチェーン店で済ませてしまうのはもったいない。

以下は今回の条件に合わせた独断と偏見によるセレクトである。

京の鳥どころ八起庵 京都タカシマヤ店

手堅く百貨店のレストラン、かつ京都らしい店ということで好きなのがここ。鴨南蛮、九条ネギの親子丼が美味。


高島屋地下を探索する

高島屋は最近工事が終わり、地下のあたりが大きくリニューアルされた。ここを探索してみるのも面白そうだ。


東華菜館

河原町から南座を望むと、必然的に四条大橋を渡ることになる。その四条大橋で異様な存在感を醸している東華菜館だが、ここもいい。

ある日に見た東華菜館

シンプルに料理が美味なのだが、建物がレトロで雰囲気があり、テーマパークに来たようなワクワクさが有る。特にエレベーターは年代物で楽しい。

あとはアラカルトでもよければ、意外と予約なしでも入れたりする。上の階から見下ろす鴨川の風景はとても風情がある。

寺町京極商店街をゆく

少し歩く覚悟があれば、河原町から北に伸びる寺町京極商店街をゆくのもいい。店の選択肢が増える。

食事目的とは異なってくるかもしれないが、そのまま錦市場にゆくことも出来る。錦市場は、個人的には食事にいくというよりは、楽しそうにしているインバウンド観光客を眺めるほうが楽しいと思っている。トレバー・バウアーも来た。


番外:烏丸に足を伸ばす

正直なことを言えば、食事目的なら河原町よりも西、烏丸までのエリアのほうが選択肢も好きな店も多い。
根本的に飯食らいで定食好きの自分は「六角kitchen」がお気に入り。無限に米が食える。


京セラ美術館〜平安神宮周辺

京セラ美術館に行きたいらしいので、この周辺の話もしよう。

平安神宮周辺

クソデカ鳥居はインバウンド観光客を引き付ける力があるのか、このあたりは活気があって歩いていて楽しい。土日だと、よく岡崎公園ではフリマが行われている。

混雑していることも多いが、お洒落TSUTAYAとスタバも近くにある。

平安神宮の前のまっすぐした神宮通りもいい。ちょくちょく甘味所がある。「シュイロ」のミルクセーキが好き。

おまけ:蹴上

蹴上近くのショコラティエ

ここのケーキと最中は美味しい。

蹴上インクライン〜琵琶湖疏水

夏場に行くのはキツいが、蹴上の近くには蹴上インクラインと呼ばれる、かつて琵琶湖と京都を繋いでいた路線の廃線跡がある。このあたりを歩くと、かの南禅寺の水路閣につながる琵琶湖と京都のつながりを実感できる。

冬の蹴上インクライン
終端地点のあたり。

このあたりは疎水記念館に行くと歴史を知ることができる。

以上。

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