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ひとり呟きが多い日々の私の頭の中。短いエッセイまとめ。

SNSと私。

最近よくInstagramを見ていることに気がついた。
少しでも時間があればすぐに。さっき開いていたのに気が付けばまた開く。

SNSを見ることは悪いわけでは無いのだけれど、自分が埋められない欲求や日々の楽しさを誰かの投稿から貰おうとしている気がする。
でももちろん何も自分を満足してくれなくて。

むしろ何かを吸い取られている気がして。

どこかで見た青空

ここ最近少しでも出費をセーブしたくて、カフェで作業することすら拒んでいる。カフェに行けば、気分も変わり、いろんな発見や発想を得られるからメリットが沢山あることもわかっている。行ってみれば今日この決断をしてよかったと思うかもしれない。だけどなるべく部屋でできることをしたい。

でも今日は私のハンドメイドのポストカードを購入してくださった方がいて、徒歩圏内なのでお届けをしながら外を散歩をしてみた。

部屋の窓から見える青空と外で見る青空の違いに気が付いた。
少し涼しく、体に当たってくる風を直接に感じながら、心地よさを感じた。

気が付けば青空が広がり、太陽が見えた。今いる場所からずっと離れた言語も文化も違うあの街でよく見た空と全く同じだった。

書き留めたい衝動におかれる。

一字一句、その時にぴったりとしたものを私は書きたくなる。
数秒前に頭に浮かんだ言葉をメモする前に忘れると、「何かやろうとしたのになんだったっけ。思い出したいのに」となった時のもやもやのような感覚になる。それがよく起こるからなるべくすぐにそのままをiPhoneのメモや手帳に書きとめる。

新しい始まりの時。

インタビューを受けにとある場所へ向かう。
一度訪れたことのある場所だったけれど、早めについてカフェで時間を潰すことにした。そこへ向かう電車では意志とは逆に右足がずっと震えていた。

カフェについてからは「あまりに早く着き過ぎた」と考えながらも本を読んで時間を潰す。お昼の時間なのに緊張をしていておなかがすかなかった。

テラス席に座り本を読んでいると同じ小さな虫が何度払っても同じ位置に戻ってくる。もはや友達だと思い途中からそのままにしておいたら面接の場所までついてきた。会場につくと多くの人がいた。
インタビューはまさかの数分で終わり、実感のないまま会場をでる。

実は長いことこの日がどうなるか心配してきたが、その瞬間はあっという間に問題なく終わった。

これで決まった今後のこと。
もう一度夏から新しい生活を始めようと思う。

時間が限られているからこそ、よりその時間を大切に思う。

考えてみると私がいい思い出を作れた、学びがあったと思える生活は
全てそこに居られる時間に限りがあった。

生活が始まった時には既に残り何ヶ月、残り数週間など終わりが見えていた。後何年あるだろうと思うことはなかった。

だからことその残りの日々を大切にしようと、残りの期間がしっかり見えてくればくるほど、その思いが強まっていった。

もちろん全てがいい思い出であったわけでは無くて早く終われと思っていた生活もある。だけどその期間があったからこそ、この短期間にこんなことを感じられて、こんな事が学べたのだなと振り返るといい経験だったと思えることがある。

目標の達成のプランも立てやすいのかもしれない。
(もちろんその通りには上手くいかないけれど)

だからそれがたとえ1ヶ月でも2ヶ月でも普段の生活を離れて暮らすことは何かしらの刺激になるし、普段感じないことを考えさせてくれる機会になる。そしてその生活が終わるころになって、意義のある時間だったことに気づいていく。

でも逆にその時間の区切りがなく、先が見えないと不安になる

とてもめんどくさいことにその逆のシチュエーションも考え始めた私の脳。
一か月、数か月の期間であれば悔いのないように今をやり切ろう!という気分になれるものの、逆の状態だとどうなるか見えない未来の不安に圧倒されそうになる。

これはうまくいくのだろうか、あれはうまくいくのだろうか、結局やり始めて、振り返る期間にまで達した時に初めてその結果がわかるのだと思う。

行動に移したり、始まる前の瞬間は初めての想像もつかない挑戦に少し緊張する。でもそれを乗り越える方法はやるしかない、それだけなのだと思う。

プランを立てて、それに従って生活したい私とそうはいかせてくれない日々

私は何をやるにも何かしらのプランを立てておきたい派。
もちろんそれきっかり沿った現実を過ごすことの方が少ないけれど、何かを進めていくという点において目標やプランを作ることは長い長いこの先を考えると役に立つこともある。

私は一日単位でも、やりたいことが後回しになっているときや沢山あって何から手を付けていけばいいかわからない時はTo doリストを簡単に書く。
それが達成できて斜線を上から引けたときは少し気分がいい。

数か月から半年の期間でも達成しなければいけないことがある時には大まかな「この月にはこれをしていたい」という「希望」が大きく含まれたプランを立てたりする。

しかしもちろんそれ通りに進まなくて、逆に後ずさりしたように思うとき、大体は自分が頭の中で考えていた理想の計画と比較してうまくいかなかった…となる時がある。

その理想の計画はうまくいけばやり切った達成感、うまくいかなければ自分の作った計画にダメージを食らう。どれも自分が頭の中で作り上げた「未来のこれをやっていたい」という姿なのに。

でもやっぱり流れに身を任せるなのかもしれない

数年前から自分の中でテーマになっている流れに身を任せる、go with the flow。 海外で長く過ごしてみたときにそこでの人々の暮らしを見て学んだこと。

あまりに大きな学びで自分で絵を描き、販売をしているショップでもこの言葉を使ってステッカーなんかを作ったりした。いつもいつもこの心の持ち方を忘れてしまうからついに自分のパソコンの目立つところにもそのステッカーを貼った。

結局その「流れに身を任せる」が自然にできるのは数個前に書いた、「残りの期間が限られているとき」が多い気がする。もうあとこれしか残っていないのだから悔いのないように一度心配はどこかに流しておいて、自分も自分のもとへやってくる流れに身を任せてみる。

力を抜いて体を水面に浮かせるくらいに緩めてみる。
「流れに身を任せる」というありかたを常に自分はそんなもんだよって言う人もいるけれど、大事な局面でもその状態でいるってちょっと難しい。


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私の描くイラストで作ったポストカードやステッカーのお店。
言葉や文字、イラストで表現するのが好きな私が、イラストともにポストカードに書かれている言葉に加えて、手書きの暖かいメッセージを書いて手紙を送りあう楽しさと受け取った時のうれしさを感じてほしいと思い作り始めました。(現在ポストカードは15%OFFセールを開催中)↓

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