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【夢なんていらない⁉︎】自己実現迷子のための夢の描き方

こんにちは。
HUNTER×HUNTER 37巻の発売に思わず雄叫びをあげた、ゴンたちと共に成長してきたシンディです。
(信じてた。また会えるって🥺)
(サウナの水風呂でオーラを纏うイメージしてるのは僕だけでしょうか笑)
(お前は成長してんのか⁉︎)

さて、今日はメモ書きのテーマではなく、稲盛和夫さんの著書『心を高める、経営を伸ばす』の一節「夢を描き続ける」を考えてみたいと思います。

内容を簡単に要約すると、

夢を一生懸命描き続け、願望にまで高めれば、おのずと人生の素晴らしいチャンスに巡り合う事ができる。
心を高める、経営を伸ばす

というような内容です。詳しくはこの方のブログを参考に。

僕の勤める会社では稲盛さんの経営哲学を取り入れていて、経営理念浸透の目的でこの本を全社員で輪読して感想を述べ合う取り組みをしています。社員の多くはなんとなく忖度したようなコメントをする人が多いのですが、僕は感じたことを素直に言うようにしています。(言い方には気をつけますが😅)

なぜなら、
こうした哲学を本当の意味で理解しようとするなら、思考停止で崇拝するのではなく、様々な視点で考える必要があると思うからです。理念浸透する上で一番のタブーは”価値観を押し付ける”だと思います。押し付けた時点で理解や納得とは真逆の感情、反発から諦めへと変わっていきます。

なので、理念浸透には、忖度せず異なる考えも臆せず言うことができる心理的安全性と、「私はこう思うけどどうですか?」という余白のあるコミュニケーションが必要に思います。

おっと、話が外れてしまいました。。

「夢」というキラキラした概念に対し、敢えて少しネガティブな側面から夢の描き方を考えてみたいと思います。自分の夢が何かわからない人への道標となれば幸いですw

それでは、
いってみましょう!

正論だけでは響かない

まず稲盛さんがここで仰っていることは正論だと思います。自分の夢にどれだけコミットできるかで、普段なら見落としてしまうチャンスを見逃さずしっかりと掴む事ができる。世の中の成功者の多くはそうやってチャンスをものにした人だと思います。

ただ、若輩者の私が少し疑問を抱いてしまうのがこの部分。
夢を願望にまで高めるプロセスです。

その夢を直ちに実現しようとするわけではありません。ただ頭の中で一生懸命夢を描き続け、想像し続けるのです。頭の中でのシュミレーションを、来る日も来る日も続けるのです。そのようなプロセスを経て夢は願望となっていきます。

想像だけで夢を願望にまで昇華できる強烈な意志を持っている人間は、世の中にどれだけいるんだろうか、という点です。

子供の頃、必ず一度は聞かれたであろう
「あなたの夢はなんですか?」に即答できる大人は一体どれだけいるでしょうか?

僕の偏見かもしれませんが、答えられない人が実は結構多いんじゃないかなと思っています。

他人から否定されるのを恐れ、いつしか夢を諦めてしまった人。
誰かの正解を出すことが正義となり、自分の夢を忘れてしまった人。
自分の本当にやりたいことがよくわからない人。

そんな自己実現迷子の人は、
夢を描き続けろと言われてもその夢がなんなのかわからない、というのが本音なんじゃないかなと思ったりします。

ですのでそういう人のために、
「自己実現迷子のための夢の描き方」を考えてみたいと思います。

夢なんてなくていい⁉︎

身も蓋もないこと言うようですが、夢なんてなくていいですw

「夢」という概念は抽象度が高く、人によって捉え方が異なると思います。人によって、夢とは、自分がどうしても成し遂げたい事とか、何か立派な志しでないといけないとか、皆から賞賛されるものでなくてはいけないとか、そんな思い込みに縛られている人もいるような気がします。

そういう人にとっては無理に夢を持つ必要はない、というのが僕の考えです。もっとハードルを下げて「ちょっとやってみたい」「ちょっと興味ある」「もっとこうしたいな」ぐらいの”目標”とか”想い”でいいと思います。

もちろん、夢はあった方がいいし、あるならそれに越したことはありません。ただ、ないのであれば「ちょっとやってみようかな」とか「ちょっと頑張ってみよ」と前向きな気持ちが持てるものを「夢」と言い張ってしまえばいい。どうしても言いづらいなら夢と呼ばなくてもいい。

ただ、それに向かって行動を起こすことの方が何倍も大事な気がします。

自己実現迷子のための夢の描き方

自分の夢がわからない、自己実現迷子の子猫ちゃんのアクションプランは、

嫌じゃないことを何でもやってみる

です。

頭の中であれやこれやと悩んでるうちは現実何も変わりません。とにかく行動することです。行動して夢が見つかるかどうかはわかりません。ただ、明らかなことは、今立っている場所から動き出さない限り、新しい景色を見ることはできないということです。

自分の気持ちが少しでも動くことを”やってみる”。そうすることで初めて変化する事ができます。できなかった事ができるようになります。知らなかった事を知ることができます。そうして成長していくと人から「ありがとう」と感謝されるようになるかもしれません。

その喜びは「もっとできるようになりたい」とか「もっとうまくなりたい」とか、その想いをどんどん濃くしていくのではないでしょうか。そうなればそれはもう「夢」といってもいいじゃないかな、と思います。

さいごに

稲盛さんの著書に対してやや批判的な物の見方をして大変恐縮ですが、これが僕の感想です。生意気言ってすいません💦

ただ、著書の中で最も共感した一文があります。

目標を持たないうつろな目には、人生のどんな素晴らしいチャンスも見えることはありません。

仰る通りだと思います。

一度限りの掛け替えのない人生をうつろな目で過ごすことだけはしたくないと強く思います。

自分の人生を主体的に生きる。いつか人生の最期を迎えるとき、精一杯やったと胸の張りたい。そのために決して自分に嘘をつかない。というのが僕の願望だと思いました。

みなさんの夢はなんですか?
何を夢としますか?
全てはあなたの自由です。

どんな夢であってもそれはとても尊いモノだと思います。

それでは今日もここまでお読みいただきありがとうございました!

じゃ、またねw

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