シェア
聖刻PROJECT
2020年12月24日 17:44
生まれたときからフォン・グリードルは身近にあった。 父親が乗っていたからだ。 父は国の騎士団をあずかる人間だった。 小さく貧しい国だったので、保有している操兵の数はそう多くない。 むしろ、「一般人の協力」による操兵のほうが多いくらいだ。 この国には、なぜか操兵を持っている一般人がいる。 本来操兵というものは、国やそれに近い組織でなければ手に入れられないものなのだが。 この国の守りは