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今日は使っている機材について解説してみようと思います。

初めに

Twitterでフォローしている方がボードの解説をしていて、自分もどんなことをやっているのか興味を持ってもらえたらと思ったのでこの記事を書きました。

このエフェクターボードは一人で音楽をやるためにたくさんのルーパーを使ってその場で鳴らした音だけを重ねていき、
それを次々に展開していくことでライブ演奏をノンストップでやり抜くことを目的に考え組んだものです。
私のこだわりとして、ライブの時に事前に用意した音を鳴らしたり、シーケンサーで組んできたものを流すことは自分はしないと決めており、そうすると必然的にルーパーの数が増えます。
たくさんのルーパーというのが具体的に何個なのかというと、広義でルーパーの機能(マイクロルーパー含む)を持つものが8台。
トラック数で見るならトータル14トラック(やろうと思えばもっと)のルーパーが備わっています。
また、移動するときのことを考え無理のない範囲の規模に抑えるということも念頭に置いて組んでいます。


ではそれぞれの機材について、ギターの入力される順に解説します。

1) Animals pedal / 1972 Home run king comp

ギターがまず入力されるボードの入り口となっているのがコレ。
これはこのボードの中で一番普通なエフェクターです。
コンプレッサー。
ルーパーに音を重ねていくにあたって、ある程度音の粒が揃っていた方がやはり安定するのと、後述するEHXのSuperegoが弱目の音では反応し難いことがあるため、その対策も兼ねています。
出力先はKlein Bottleのinputへと繋がります。


2) VFE / Klein Bottle

音楽活動再開して色々調べていたら見つけた機材で、
そのときVFEはメーカーとしての活動を止めていた時期で在庫もなく入手困難でした。
しかしTwitterで検索してなんとか国内の所持者を発見し、お願いして譲っていただいき手に入れました。
これは自分がずっとやりたかっことを実現することができる機能を持っていて、このボードの核と言えるのではないでしょうか。
どういう機材かと言うと、3つのsend, returnを持ち、それぞれにバイパスフットスイッチがありオンにした箇所に音を流せるループスイッチャーです。
例えば、単純に全部並列で音を鳴らしたり、どれかのループのみを鳴らしたりすることもできるのですが、
input - Loop1 - Loop2
 └─ Loop3 ——┴—> output
のようにLoop1の音はLoop2も通った後に出力され、同時にLoop3も並列で流したり、
input -> Loop3 -> Loop1 -> Loop2 -> output
のように全てのループを直列にしたりすることもできます。
もちろんどのループも通さずにoutputすることも可能です。

これだけならBossのスイッチャーでも出来ます。
ではこれが他と違うところはどこでしょうか。
Klein Bottleが普通と違うのは、それぞれのループの音を別のループにツマミを使って調節しながら送ったりできるところにあります。
信号の順番を変えることが出来るものは最近増えてきている印象ですが、
ツマミを使い別のループへ送る量を調整することができるものはこれ以外にはあまり見たことがなく、
徐々に信号の送り先を変更することで可能になる音楽的な表現があるのが一番の強みです。
PladaskのMatriseのようなものもありますが、こちらはやはりそれぞれのLoopのバイパスのスイッチがあるのと、trailのトグルスイッチがあるのは大きいと思います。
ループを通りoutputされる音はEmpressのZOIAの右入力に入り、右出力からCusack MusickのPedal Crackerのreturnに入ります。

ここからはKlein Bottleの各ループに接続されたペダルを順に解説します。

■ループ1は以下の順で接続されています。

3つあるループの中で最も堅実にルーパーを使用した演奏をする時に通すループ。
→ Land devices / Passive mixer
  ├─ Electorograve / Beat happening
  └─ Cusack Music / Pedal Cracker
→ Empress / ZOIA
  ├─ Chase Bliss / Midibox
  └─ MXR / Tap tempo
→ Boomerang / Ⅲ phrase sampler
→ Electoro-Harmonix / Grand canyon
  └─ Electoro-Harmonix / Triple foot controller


3) Land devices / Passive mixer

これは電源を必要としない 3 in 1 out のミキサーで、
ボードの裏面に設置しており、
ギターとマイクと電子パーカッションの機材が接続されています。
これらの音をひとまとめにし、次のZoiaに繋ぎます。


4) Electorograve / Beat happening

電子パーカッション。
ボード内で数少ない国産の機材です。
パッドの部分を叩くと「チュウン」という感じの音が鳴り、
その音の表情をスライダーやツマミでいじることができます。
横のトグルスイッチをオンにするとオシレータにもなります。
ギターと歌の弾き語りをやるとリズムが弱くなりがちなのですが、そこを補ったりノイズ要素を入れたり、便利で使いやすいです。


5) Cusack Music / Pedal Cracker

マイクの入力をエフェクトループに送ることができるペダル。
ルーパーを使う人が声もループに入れたい場合、多くの場合普通に歌う用とループにいれる用の2本用意すると思うのですが、これを使うことでマイクを1本にすることが可能です。
このペダルはXLRの入出力と、TSフォンのsend,returnが備わっており、
オンにするとマイクの声がsendに流れ、オフの時はそのままXLRのoutputから出力されます。
sendから出力される音はLand Devicesのミキサーに繋がり、ギターや電子パーカッションの音とともにZOIAへと入力されます。
これによって、必要な時のみ声にエフェクトをかけたり、ループに乗せることができるようになります。
returnはエフェクター側から流れてくる音をこのペダルに入力し、
trailをオンにすることで、常にXLRのoutputから出力されるようにできます。
なのでこのボードの最終出力はこのペダルのXLRアウトプットにしてあります
私のボードは準備するのに必要な工数を極力減らせるようにしており、Pedal Crackerに繋ぐXLRの入出力とギターのインプット、後は電源用の一本の合計4本のケーブルを挿すだけで演奏が始められるようになっています。
やはり演奏するのに必要な準備は少ないに越したことはありません。


6) Empress / ZOIA

自分で欲しい機能を作れるすごいやつです。
これがあることによって自分のボードは大幅にサイズを小さくできていると思います。
ループ1ではLeft inputに入り、Left outputからBoomerangに繋がります。
パッチの切り替えはほぼすることはなく、
普段使用しているパッチでは以下のような機能を主に使っています。
・キーボードサウンドの出力。
  Gmajorのスケールが3オクターブ鳴らせます。
  私はGmajorを一番多用するので、そのスケールにしています。
・各種midi操作が可能な機材にmidi信号の送信。
  各ペダルの設定のプリセット呼び出しや、
  Eyesyという音に反応して映像を自動生成する機材の出力映像のプリセットの切り替えにも使用しています。
  ランダムにしたccやpcも送れるのはZOIAの強みです。
・ノイズゲート。
  右入力はKlein Bottleのアウトプットが入力され、このノイズゲートを通り、右出力からPedal CrackerのReturnに繋がれます。
  これによって何も弾いていない時のノイズをほぼなくしてくれて、結果的にノイズゲート単品のペダルを追加しなくてもいいのが非常にありがたいです。
・ルーパー。
  ルーパーはキーボードの音のみを入力させるようにしており、外部入力の音が入らないZOIA内で完結したものにしています。
  この音をコンプレッサーのサイドチェーンに入れることで、外部入力に対してダッキング効果を与えられるようにしています。
  ダッキング単体のペダルというのも存在しますが、Zoiaを使えば場所も電源も大幅削減です。
  ギターの音なども入れられるルーパーも設置しても良いのですが、他のルーパーがたくさんあるので、そこまで必要性を感じておらず、現状保留になっています。

これだけのことができてサイズもとても小さいのはすごいとしか言えません。
しかもまだCPU使用率に余裕があるので、もっと作り込むこともできるのですが、根気と時間が足りず、必要に応じて強化したいと思っています。

ZOIAを複数台持っていたらそれだけでとんでもなきシステムを組めるのではないかと思うくらいに可能性のあるペダルなので、持ってない人は難しそうと思わずに買ってみることをおすすめします。
それくらいにすごいです。

7) Chase Bliss / Midibox

ZOIAからMidi信号を各ペダルに送る中継点。
ボードの裏側に設置しているのですが、
MorningstarのMidiboxに変更を考えています。
Midi thruのないペダルが増えたことで、CBAのMidiboxでは足りなくなってきてしまったのです。


8) MXR / Tap tempo

Zoiaにタップテンポを送り、ここから各ペダルのタップテンポをまとめて設定できるようにしています。


9) Boomerang / Ⅲ phrase sampler

3トラックのルーパー。
ライブ演奏に特化した作りをしたルーパーで、3トラックのルーパーとしてはかなり小型のものだと思います。
機能面で見るとBossのRC600のほうがすごいと思うのですが、あのサイズをボードに入れるのが中々厳しいのと、
使い慣れた操作性というのはやはり大きく、これを使い続けています。
これがなかったらできない曲が沢山あります。


10) Electoro-Harmonix / Grand canyon

ディレイとルーパーの合いの子。
非常にコンパクトな中に使える機能が詰まっており、midi対応がないのは惜しいですが、サイズ対効果は高いと感じます。
ディレイの種類も豊富で、ルーパーとディレイのシームレスな移動ができるのが便利です。
ルーパーを使っていると重ねた音を止めるタイミングの自然な終わり方の処理をどうするかという課題にぶち当たる人はいると思うのですが、それをほぼ完璧にクリアしている機能を持つ稀有なペダルです。
最近のルーパーにはわりとDecayのツマミがあることが多く、これを使えば録音しながら古い音を段々減衰させていくことができるのですが、
あくまでも録音状態のため、これではこのペダルを新しい音が通った時にそれも録音されてしまいます。
しかしGrand canyonはループしている音を止める時のフェードアウトのスピードを最大にすることで、とても緩やかに音をフェードアウトさせることが可能です。
microcosmもフェードアウトできるのですが、あちらはフェードアウトの最大設定でもそこそこすぐにフェードアウトしてしまうし、何よりもフェードアウトの最後、小さくなったループの音の切り方が少し雑に感じます。
その点ではこれのフェードアウトはとても自然です。
そしてこのフェードアウトしていく間はギターの音はループに録音されず、
更にフェードアウトしていく間にモードをディレイにして、フェードアウトしながらディレイも使うという、非常に使い勝手の良い使い方ができます。
これができるだけで演奏の余裕がかなり生まれます。
出力はKlein Bottleのreturn1へ繋がります。


11) Electoro-Harmonix / Triple foot controller

Grand canyonの外部コントローラー。
足で操作できることが飛躍的に増えるので、Grand canyonを使うならあったほうが絶対いいです。
これがないとライブでの使い勝手がかなり悪くなります。


■ループ2は以下の順で接続されています。

ループの表情をどんどん変えていきたい時に通すループ。
→ Electoro-Harmonix / Superego
→ Chase Bliss / MOOD
→ Chase Bliss / blooper
→ Drolo / Stretch Weaver
→ Kinotone Audio / Ribbons


12) Electoro-Harmonix / Superego

エレハモのFreezeの上位互換。
さらに上位のSuperego+というのも存在するのですが、サイズの都合上これを使用しています。
主に弾いた音に反応してその音を伸ばせる設定にしていて、
これとblooperの組み合わせのサウンドはとても面白くまた使いやすくて好きです。


13) Chase Bliss / MOOD

blooperとHabitの兄弟機。アンビエント担当。
後ろで鳴る音として音の厚みを持たせるのに重宝します。
clockのツマミをいじることで思いもよらぬ効果を得られたりするのが面白いです。


14) Chase Bliss / blooper

MOODとHabitの兄弟機。おもしろルーパー担当。
重ねた音をどんどん変化させていける。
ルーパーは重ねていく以上の変化をつけることが苦手だったりするのですが、これはとにかくループしている音をどんどん変えていけるのが素晴らしいです。
これのおかげで展開をしていくバリュエーションが大幅に増えたと思います。
モディファイアを自分の好みに合わせてカスタムできるのも良いのですが、プリセットが録音した音の保存のみで設定を含まないのは惜しいです。
録音してきた音を使わない自分からするとプリセットは完全に死に機能となっています。
ちなみによく使うモディファイアはScramblerとSteped speedです。


15) Drolo / Stretch Weaver

二つの入力の音を相互に作用させエフェクトをかけることができる珍しいペダル。
Loop2とLoop3を相互に作用させるのに使っています。
お気に入りはRingmod、gate、repeat。
RingmodはVelvet Undergroundのようなノイズ塗れの音を作り出すことができます。
gateはEventideのPitchfactorのquadravoxとエレハモのsuperegoとを組み合わせると面白いことができます。
repeatはコントロールのツマミをいじることでいい感じの効果音を得ることができます。
また、両方の出力から両方の入力をMixしたものを同様に出力することもでき、この後に繋いでいるRibbonsでMixした音を録音したりと面白い使い方ができます。
ちなみにLoop3側の出力はKlein Bottleのreturn3に繋げています。


16) Kinotone Audio / Ribbons

ローファイ系ペダル。
以前はCooper fxのGeneration Loss v2を使っていたのですが、こちらに乗り換えました。
肝心の音も細かな設定までできとても良く、
操作感も慣れてしまえばとても直感的に操作できます。
非常に完成度の高いペダルではないでしょうか。
ちなみに乗り換えた一番の理由は4トラックのルーパー(!)が付いていたからです。
リリース当初は非同期だったものが最近のアップデートでMidi Clockでの同期も可能になりました。強い。
このペダルの何が好きかって製作者がアップデートに熱意を持っていることも大きいです。
製作者のJaakはUdemyで2年前にエフェクトのプログラミングを学びこのペダルを作ったとのことで、
元々エンジニアをしており基礎があるからこそ短期間で習得できたのだと思うのですが、
このレベルのプロダクトを個人で2年で実行し達成してしまう行動力には尊敬しかありません。
ちなみにここの出力はKlein Bottleのreturn2に繋がります。


■ループ3は以下の順で接続されています。

このループはピッチシフトしたり、強烈なエフェクトをかけたりなど、変則的なことがしたい時に通すループです。
MXRのTapによりタップテンポによる同期ができるようになっており、
このループで丸ごと一つのエフェクトのように機能することでできます。
→ Eventide / Pitchfactor
→ Hologram / Microcosm
→ Chase Bliss / Habit
→ Drolo /Stretch Weaver(先述しているので割愛)


16) Eventide / Pitchfactor

強力なピッチシフター。
特にQuadravoxという機能が好き。
これを使うと単音に4つまで任意の度数の音を任意のステップで付与することができ、他にもアルペジエイターやクリスタルといった便利な音も出せます。
EventideにはH9というツマミの数以外は完全上位互換の機種があるのですが、操作性と価格から二の足を踏んでいたところ、最近さらに上位機種のH90が発売されました。
こちらは操作性も向上しており、リプレイスをすればさらに音楽性の向上が可能だなと思っています。
また、ボードに残っているスペースはH90の操作感に応じて、MorningstarのMC6の導入の必要性の感じ方を見てから決める予定です。


17) Hologram / Microcosm

グラニュラー、グリッチ、アンビエントに特化したルーパー。
操作感はややわかりにくいところがあるのですが、とても面白い音が作れます。
ループに対してエフェクトのかかるタイミングなども任意のタイミングで変更できるので、ループの音を変化させていくこともできるのも良いです。
少し残念なのが、最近のルーパーによくあるDecayのツマミでループの音を減衰させ次第に入れ替えていくということはできません。
一応ループの停止をフェードアウトさせることはできるのですが、Grand canyonに比べるとフェードアウトまでの時間が短く、フェードアウトしきる前の最後あたりでまだ普通にメロディを認識できる程度の音量の段階でブツっと停止されてしまうのは改善して欲しいところです。
Repeatsのツマミでルーパーの減衰設定をできるようになるアップデートがきたら良いなと思っているのですが、あまり期待はできない気がします…。
とは言えとても面白い機材には違いないので主力ルーパーの1台として愛用しています。


18) Chase Bliss / Habit

MOODとblooperの兄弟機。ディレイ担当。
堅実なディレイとしてももちろん使えるのですが、このペダルの真骨頂は別にあります。
MOODとblooperの間のような存在で、かなり難解なペダルです。
正直Reverbの2022年ベストセールスと聞いても、しばらくしたら放流する人がたくさん出るのではないかと思えるくらいに人を選ぶペダルだとも思います。
このペダルの感じを言語化できるほどの理解度に達している気がしないので、あまり深入りできないですが、
Steve Reichのようなサウンドもお手の物で、曲と曲の繋ぎで即興をするのに重宝します。
Twitterでフォローしている方がDipスイッチをいじった使い方をしていたので自分も少しいじってみたのですが、このペダルはDipスイッチをいじってからが本番と感じるくらい面白い音が出せます。
まだまだ触れば触るほど奥の深さを感じるペダルなのでもっと向き合いたいと思いました。
出力はKlein Bottleのreturn3に繋がります。


その他について

エフェクター ボードはFender / Professional Pedal Board のLargeサイズ。
パワーサプライ はFender / Engine room lvl12 と lvl5。
Lvl12とlvl5はデイジーチェーンすることでコンセントのケーブルを一つだけにしています。
ちなみに元々付属していたデイジーチェーン用のケーブルはどういう設置を想定しているのかいまいちわからない方向にプラグがついているのと、
長さも中途半端だったため、二つのケーブルを切り、ハンダでくっつけ使っています。
Fenderさん、もし見てたらデイジーチェーン用のケーブルの見直しをするか、想定している使用状況を教えてください。
ボードとパワーサプライ をFenderの同時期に出たもので統一しているのに、既製品の状態でどう使えば良いのか困ってしまうものを同梱するのはいかがなものだろうかと思います。

ここまで見てくださった方の中にはお気づきの人もいるかもしれないが、私のボードには歪系のペダルは入っていません。
というかそもそも持っていないのです。
歪みに限らず、ただ音が変わるみたいなペダルにいまいち面白いという気持ちになれず、手に取るのはルーパーやディレイやピッチシフターなど、音の拡張をするようなペダルばかりです。
ときめくペダルはないかと探している時、歪系のペダルは非表示に出来たら良いのにとどれほど思ったことか。
その点CBAは歪系をほぼラインナップしていないので、安心して見れるので好きです。

以上、割と細かく組み方などの説明もしましたが、
手の内を明かしたとしても結局はそこから紡がれる音楽が大事なので、同じものを自分でない誰かが組んだとしても同じにはならないので良いのです。
ちなみにもし同じような志の人がいたら情報共有もし合いたいですし、仲良くしたいと思っているので、是非挙手して欲しいです。
面白いことのできる機材があったら教えてください。
ちなみにこんな機材を使ってどんな音楽をやっているんだろうと思った方は、サブスクで音源を聴けるので是非聴いてみてください。

サブスクリンク

ここで音源を聞くことができます。
 年内にまた録音して、新しい音源もリリースしたいと思っているので頑張ります。


先日のライブ動画がYouTubeにあります。

2022.12.17にココシバという本屋さんで演奏の機会をいただいた時の映像で、1時間と少しやった中からいくつか切り抜いたものです。
ちなみにDreaming of youという曲と、Clock soundという曲はサブスクに音源も上がっています。

実際のライブでは曲と曲の間を即興の演奏でつないでほぼノンストップでやるスタイルで大体やっています。先日は長尺だったのでそうでもなかったのですが、持ち時間が30分程度の時は大体そういうスタイルです。
ちなみにこの映像からはわからないですが、天井にEyesyで生成した映像をプロジェクターを使い投影しています。
この記事の一番上の画像はその投影された映像の写真です。


最後に

興味がある人はライブに来て欲しいですし(あまりライブ自体やっていないが…)、イベントへの出演依頼も気軽にして欲しいです。
いざとなったらポータブル電源もあるので、大自然の中でもフル装備の演奏ができます。もちろん純粋に弾き語りのアコースティックなライブもできます。
ライブハウスでもカフェでも本屋でもギャラリーでも、野外でもどこでもやろうと思えばできるので、是非お気軽にお声がけください。
プロジェクターがあるなら、Eyesyを持っていって映像もありのパフォーマンスもします。

こういう音楽をやっていると、事前説明をしないと元々録音してきたものを流していると思われることがよくあるのですが、
正直そんな説明を抜きにしても単純に音楽的に良いから何を使ってるとか関係ないよねと思われたいなと常日頃から思っています。
これだけ機材について長々と書きましたが、結局は聴こえてきた音が全てなのです。
是非聴こえてきた音に対してのフィードバックをください。
誰かに自分の音が届くということはそれだけで嬉しいことです。
感じ方は皆違います。自分とは違う視点を聞かせてください。
私にも曲げられないものはもちろんありますが、違う切り口からの見方は大切にしたいです。

とても長い記事を書いてしまいましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。
マイペースな活動ですが、温かい目で見守っていただけると嬉しいです。

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