中小企業診断士養成課程(MBA) 導入講義
養成課程の本格スタートは4月からですが、その前に中小企業庁で決められた導入講義も受講必須とのことで行ってきました。
これから2年間学ぶキャンパスに足を踏み入れる最初の日。
どんなところで、どんな人たちがいるのか。
とても緊張しました。
当時はつまらないと、無駄に時間を浪費していた大学生時代。
でも、時間がなくて窮屈な社会人になってからは、あの頃に戻りたいと何度も思いました。
それがようやく現実になるのです。
しかしキャンパスを目の前にして、僕に感動はありませんでした。
何度も見たことがあり入ったこともある、高層ビル商業複合施設の1フロアがキャンパスなのです。
専門職大学院は社会人向けだから仕方ありません。
アクセス重視です。
「こんにちは…」
少し早めに教室に入ったので、まだ5人ほどしかいませんでした。
席は一応一番前に座って、さり気なくやる気をアピール。
そして、時間になり全員が揃いました。
この大学院はいくつもプログラムがあって、養成課程もそのプログラムの1つになっています。
そして、今回揃った16人が診断士養成プログラムの受講生になります。
ぱっと見た感じでは、50代が一番多くて、次に30代。
20代と40代、60代は少ないと思います。
女性はかなり少ないです。
そこまで凄そうな人は多くないと、最初は思いました。
今回の講義としては、まず学校や診断士養成プログラム、中小企業診断士に関する色々なことを説明してもらいました。
最後は自己紹介タイム。
これで僕は自分のポジションを把握しました。
正直怪物だらけです。
経歴もプレゼン力も熱意も、みんな凄すぎでした。
これまでの僕の周りには全くいない、別世界の人たちです。
僕が最後の最後に補欠合格できたのは、本当に奇跡だったと改めて思いました。
講義終了後には、名刺交換タイムに入りました。
僕は名刺を持ってきておらず、いきなり出遅れました。
最初は話の輪に入っても行けず、事務局の人にどうでもいい質問をして様子をうかがう始末。
中盤以降、みんなの話のネタが尽きてきたのか、隙を見て意を決して輪の中にダイブしました。
色んな人の名刺をもらって軽く話をすることもできました。
何となく覚悟はしていましたが、
経歴とプレゼン力は自分がビリだと認識できたこと、
名刺をもらって話ができたこと、
この2つができたことで今回は合格にしたいと思います。
僕が受講生の中でビリだとすると、これ以上下はなく、上がり目しかないということになります。
怖いものはありません。
みんなに食らいついていけば、成長できるはず。