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HMJ

約1年近くぶりのnote
月3回イベント出店となると制作と睡眠以外の時間がほぼない状態でした。
テレビもゲームもない、鳥の声や風の音と共に生きるだけの我が家。そしてまるで奴隷のように作品を作り続ける毎日…(笑)
その日々が楽しいという、自分でも変わってるなと思う生活スタイルで過ごしていました。

先日の土日はHMJに出店していました

お越しくださった皆様、ありがとうございました!
今回のHMJ、いつにも増してお客様がたくさんご来場くださったように思います。

ビッグサイトのイベントの時はいつも来てくださるお客様、InstagramやTwitterを見てわざわざ足を運んでくださったお客様もいらっしゃり、たくさんの作家さんがいる中で真鍮工房Ramaのブースに立ち寄って頂けて感謝しかありません。

今回は細かい作業すぎてなかなか作らない麒麟さんも作っていました。

麒麟さんは茨城のイベント時から来てくださるお客様の元へ。

手が混んでいる分お値段も張るのですが、作品を見て作業工程を想像し「それだけの値打ちがありますよね」と言ってくださると努力も報われる思いです。
手作りの物が好きな方は見た目だけでは分からない丁寧な作業や工程などを、目の前の作品から読み取ろうとしてくださる場合が多く、作り手としてはとても嬉しくやりがいに繋がるのです。

そして麒麟さん、よくお問合せを頂くのですが納得いく子が出来なければ販売できないので、イベント限定のリングです。


こちらは「桜簪」
可愛い動物も作るけれどこういう写実的な物も作りますよ、という展示品のようなもの。

日本画を学んでいた頃から花鳥画や草虫図ばかり描いており、その後日本画修復師として9年ほど仏画・花鳥画と向き合い、日本画の基礎はおそらく私を形作るものとなって蓄積されていると思います。

私の動物リングのデザインは鳥獣戯画みたいで可愛いとよく言われますが、今までの経験が滲み出ているのでしょうね。
しかし、それを感じ取れるお客様の感性の鋭さが凄いですよね。

桜簪は毎年1本作り、毎回デザインを変えています。
来年はどんなデザインにしようか、1年かけてじっくり考えます。

こちらはメジェド様のリング

エジプトの壁画に描かれている謎の神様・メジェド。
死者の書には「打ち倒すもの」という意味の「メジェド」とだけ書かれており、目から閃光を放ち敵を片付けるのだそう。
エジプトの神様では、メジェドとバステトが見た目的に可愛くて好み。いつかバステトの何かも作りたいですね。

こちらはカメさんのリング

亀モチーフは2匹くっ付いている「仲良し親子の亀さんリング」のみでしたが、1匹だけのさりげなさも可愛いかなと追加で制作。
亀好きさんは意外と多く、キラキラとした目で亀さんリングを身につけてくださる姿を見ると、作って良かった…と思わずにはいられません。

そんなこんなでたくさんの作品を作っています


イベント中はネット販売もストップしていますが、イベント終了後からはネットショップも開店します。
イベントには行くつもりはない方も、ぜひぜひチェックしてみてください。

可愛い動物達と写実的な植物達をこれからもよろしくお願いします。

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