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私を紡ぐ線と点

ライフコーチをしております、しんちゃんです。
私は、TEHCOACH Academy インテグレーションコース(旧プロコース)でコーチングを、学んでいます。

このnoteは、そのTEHCOACH内のイベント、2023年夏のアドベントカレンダーに参加している私が、コーチの仲間の皆さんと共に、"星座〜人生の点と線〜"というテーマで綴っているものです。

とても良い機会をいただいたので、今回は、私のこれまでの人生とコーチングについて、書きたいと思います。
是非お読みいただけると、うれしいです。

※なお、トップの写真は、新婚旅行で行ったNZのデカポ湖の星空の写真です。空が全て星で埋め尽くされていて、本当にきれいでした…全人類にオススメのスポットです!!!

なお、アドベントカレンダーの詳細が気になる方は、以下noteこちらをご覧ください。皆さんのnoteはこちらに足跡として残っていきます。

無難だね、レールに乗っている、私の人生。

無難だね、レールに乗っている、そういわれることが多い人生。

ずっとそう言われるのが、嫌だったし、今でも嫌だ。

今思えば、なんとなく、その理由がわかる。レールから外れて、怒られたり、後ろ指をさされるのが怖いのだ。

ただ、私は、今もイマイチそこからの外れ方がわからない。そうやってしか、生きてこなかったから。

なぜ、無難だ、レールに乗っているといわれるのか、自分の生い立ちの中に、そのヒントがある気がしている。

私は、上場企業で役員になった父と、専業主婦の母、姉の四人家族の中で、末っ子として生まれた。

父は、自分に厳しく、エネルギーに溢れる、スーパー営業マンだ。
母は、非常に我慢強く、才能に溢れる人だ。
姉は、喜怒哀楽の激しい人で、私とは真逆な感じだ。

私は、姉を反面教師としながら、「優しいいい子であらねば」と感じて育ったと思っている。

私のストレングスファインダーの1位は「調和性」

思えば、家族のバランスをずっと取っていた。親の喧嘩にはいつも割って入ったし、みんなにもめてほしくなかった。

今も私はもめたくない。怒られたくもないし。失敗したくもない。

だけど、その為に頑張りすぎると疲れてくる。

だから、見えているところは怒られないように、間違わないように、「きっちり」やることが、私の当たり前になっていた。

私の実家は、いわゆる良いお家で、お金やモノにも恵まれ、キレイでチリ一つなく、おいしいごはんが出てくる。完ぺきなお家。

良い大学、会社に入れるよう、頑張ってレールに乗ることを、求められていた。今思えば息苦しかった。

正直意味なんと分からないまま、小さいころから、塾通い。勉強に身が入らない。学びは苦しいものとずっと思っていた。

でも、見えているところは頑張らないといけない。

隠れて漫画ばかり読んでいたけど、勉強しているフリをしていた。必要最低限の勉強だけして。

そんな不真面目な状況でも、レールから外れるのは怖かった。人生がおしまいになってしまうような恐怖を感じていた。

中学入試の時、最後の数ヶ月だけ猛勉強し、進学校に入学。レールから外れず、とても安堵した。

しかし、その後、見た目だけ取り繕う私は、勉強アスリートのみんなについていけず、中学高校は見事に落ちこぼれた。下から数えたほうが早い状況だった。

そして、また、大学受験同じことを繰り返し、最後の最後で数ヶ月猛勉強して、帳尻を合わせ、勉強し、なんとか大学に入学した。

私にとっては、見栄えだけきっちりした。そんな感覚。
またしても、レールから外れる恐怖で頑張った。頑張れた。


そして卒業した今、父親が勤めていた会社の親会社で会社員をしている。

新卒では入れず、中途ではいったのだが、求人票を見た瞬間に、指が動いて申し込んだ。

今思えば、親が期待する、レールに乗りたいと感じたんだと思う。

なんだか、おかしい、満たされない。

なんだかんだ、レールから落ちないように頑張ってきた。

レールに乗っていると、なんだか楽で、困らない。

見栄えだけ整える力は健在で、むしろ強化され、会社でもそこそこの結果は出す。仕事が早い、優秀だといわれることもある。

別に何の問題もないのに、なんだが、満たされない。

「自分の人生ってこれでよかったの?」という問いが表れてくる。

満たされないから、常に何かを自己啓発したり、本を読み漁ったり。

満たされない思いが強くなり、現状に不満ばかり覚えるようになる。

願って転職したのに、また転職したくなる。でもその勇気もない。

子育ての疲れがあいまって、疲弊してしまい、何も手につかなくなる。

「なんだか、おかしい。」

自分のやりたいことができていない感覚がある。でも、自分のやりたいことがわからない。

そんな時に、コーチングに出会った。

自分が生きたい人生って何?

出会うべきして、コーチングに出会ったと思う。

私は、コーチングを提供するのも好きだけど、受けるのはもっと好きだ。

コーチングで1年間、ずっと底にある共通のテーマは「自分が生きたい人生って何?」だ。

今よりも生きやすく、命を燃やすように、充実感を感じながら死にたい。

思えば、何年か前から、、、この答えをずっと探していた。

今は、道半ばだけど、少しずつ見えてきた。

マイコーチとのセッション

その答えの片鱗が見えたのは、マイコーチとのセッション。

セッションの中で。自分の中にある、「会社員として働く自分」「親としての自分」「両親からみた子供の自分」がでできた。

コーチが、「その3つの自分を、私がとったとして、しんちゃんはどうなりますか?」と問いかけてくれた。

急に背中が軽くなった。そして、自然と涙がでた。

ずっと自分を縛ってきたものから、ようやく解放された。そんな涙だった。

気が付いたのは、他人の期待を満たすために、我慢をしてきた自分だった

自分の中で、ずっと昔に押し殺して、置いてきてしまった、少年の自分が、「やっと気づいてくれた」 そう思っている気がした。

彼は、とてもおとなしい。

少年の自分に。「この世界で何がやりたいんだっけ?」と聞いてみても、やりたいことはわからない。

「なにがしてみたい?」と聞いてみると、昔できなかった、ミニ四駆がしたい、音楽会で挑戦できなかった鉄琴してみたい。そんな気持ちがわいてくる。

実際、20年越しにミニ四駆も作ったし、ヨーヨーも買ってみた。なんの意味があるのか、よくわからない。でも、できた瞬間は少年の自分が、心から笑っていた。

結構綺麗にできた。これ小学生には難しくないか?

人生をかけて、自分がしたいことって何だろう、いまだハッキリとはわからない。

妻子供もいて、家計も支えながら、自分は結局どんな人生を送れば、満たされるのか、今も考え中。

これから深く探求していく入り口だけど、このプロセスを経て、なんだか少し自分を受け入れられた気がする。

不思議と今の状況への不満が和らいだり、子供のふとした表情がよりかわいくなったり、しんどい状況でも不満が口をついてでなくなる、そんな自分を感じる。

これは、恐らく、

「自分の人生を、ようやく、自分で引き受ける覚悟ができた。」

そういうことだと理解している。

いままで、この人生のレールを歩いているのは、親のせいにしていた

お父さんとお母さんが、用意してくれたレールから降りるのが怖くて、

ずっと親のせいにして、もっと良い人生があるのでは、と思って、自分の人生を心の奥底で、悲観的に見ていた。

こんなことを、コーチングを学び、自分の変容に向き合い中でようやく気が付けた。

ようやく、本質的に、自分で人生の歩みを決めるようになれそうな感じがしている。

プロセスを振り返って、今したいこと

きっと、これまでの人生にもかけがえのない意味があるし、今のプロセスがあるからこそ、気が付けたことがある。

そう考えると、目まぐるしく過ぎる1日が、とても味がするようになった。

しんどいことはしんどいし、楽しいことは楽しいけど、今しか味わえない、かけがえのない味。

味を感じる中で、今やりたいと思うことは、人の人生をよりイキイキする活動がしたい。

特に仕事で物足りなさを感じてるので、そういう活動ができるように、力をつけていきたいと思う。これからも、沢山学びたい。

あと、極力我慢してやっていることはやりたくないな、と改めて思った。そう感じても良いし、TPOをわきまえれば、素直に感じたことを言っても良いと思う。

とにかく、自分に素直に、自由に生きたい。

そういう思いが湧いてくる。

必要としているものは、状況に応じて変わっていく。

今たまたま、コーチングなだけかもしれない。

これまで、配属ガチャがきっかけとなり、長年従事している人事の仕事も、どこかで必ず、線となって繋がってくると思う。

いのちを燃やせることは、その都度なんでもいい。

いのちを燃やしながら、これまで見ないように抑圧していた、ダメな自分も、自分に厳しい自分も受け入れて、ますます自分の人生の味をかみしめたい。

私が唯一、素の自分を出せる妻と、本当に命を投げ出せるくらい大切な存在のわが子との人生の、時には苦く、時には味わい深い、カラフルな味を楽しみたい。

その為に、今はコーチングの学びが、その味わいの意味を教えてくれると確信している。

その学びを人に還元したい。

それは私にとって、人や、私自身の人生の点と線を紡いでいくことになる。

私はそうやって、人生を全うしたいと今は思う。

私が感じたいカラフルな味のイメージ。空のカラフルな雲が綿菓子のように見える。

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お読みいただき、ありがとうございました。

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