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小説 その日のまえに の感想

重松清氏による連作短編小説集

その日のまえに

をオーディブルで聴きました。

めちゃくちゃ感動しました。
通勤途中 思いっきり泣きました。
すごくすごくおすすめの本です。

内容は 死について。そして 残されたものが進みだして行く。
というものです。
短編集なのですが どれも感動しました。

そんななか この本を聴いてる途中 数年前のある光景を思い出しました。
それは 僕がとある大学病院である四人家族を病院の玄関で見かけたときのことです。
その家族のお母さんを父と子供二人が玄関で手を振ってお別れをし 駐車場までのを3人で歩いて向かっていました。その途中 お父さんが小学生の高学年くらいだろうお姉ちゃんの肩を抱き寄せ 大丈夫。大丈夫。と言っているかのような後ろ姿で肩を抱き
暗がりだったこともあり その姿を目にし、思わず涙が流れてしまいました。

今回、この小説を聴いて あらためて 生きること 死ぬこと 残されること 前へ歩き出すこと

を考えるよい機会となりました。

過去を思い出し、遺影に向かってちょっと手をあわせようと思います。
そして、今 生きていることに感謝しつつ。

最後までお読み頂きありがとうございました。


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