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【れんてつ】ナイテクレ!考察【現4人体制〜20240503】

※前書き※
こちらは鉄道知識を教えてもらいたいアイドル、れんてつのナイテクレ!という楽曲が(というか歌詞が)素晴らしいという解釈記事というか呟きです。
一ファン(株主)の勝手な妄想ですし、筆者はれんてつさんと出会って日が浅いので、不愉快だったり無理な方はこんな狂ったことも考えられるのか程度に流すか、そっと閉じてください。すみません。
無論、れんてつさんとは無関係ですのでご了承ください。
なお、以下大変恐縮ですが、メンバーの名前は敬称略とさせて頂きます。
※前書き了※

冒頭、こまちとはやぶさの2人のパートで始まる。
この曲は全体として音楽で過去と未来と現在を繋ぐものだと思うのだが、ここではそれを最初に高らかに宣言するようであるとだけ述べておく。
【1番】
はやぶさの歌い出しで始まり、あさま、ハンナ、こまちと4人のパートが順番に流れる。はやぶさに始まりこまちに終わる流れが見て取れる。
歌詞を見ておくと、はやぶさとあさまのパートは現在や近い過去を示しているように思える。
次のハンナパートは目の前のファンを巻き込む趣向だが、「拳を掲げよう」はテツマスの拳を上げる落ちサビをハンナが担当していることが背景にあるか。そして、こまちパートの「今日も明日も」は近くの現在未来を思わせ、タイトルの「ナイテクレ!」と歌い上げて1番のサビに入る。
サビの振り付けは指を差すポーズが随所に採用されている。恋愛特急やはじまりの合図など、鉄道アイドルたるれんてつでは重要な、またならではと言える。
因みに1番のサビでは、ハンナとあさまがこまちとはやぶさをはさむポジショニングである。

【2番(と表現すべきかわからないが)】
冒頭から4人が所謂電車ごっこのようなパフォーマンスから入る。この時、向きとして車掌役ははやぶさで、運転士役はこまちで、ここでもあさまとハンナを挟むポジションになる。そして「しゅっぽっぽ」のパートになる。無論、れんてつの定番曲である「しゅっぽっぽ」へのオマージュであろうが、この曲は「僕らのせて」と続けて、「しゅっぽっぽ」も過程なのだと思わせる。
そして、あさまとハンナが「過去も未来も」という1番のこまちのパートより広い視野を提示して、2番のサビに入る。
因みにこの時のポジショニングは、はやぶさとこまちがハンナとあさまを挟むもので、1番と上手く入れ替わるようになっている。

【落ちサビ付近】
歌詞が本当に素晴らしいので引用させて頂きます。(だめでしたらご教示ください。すみません。)
ハンナ「旅を終えて尽きた星も忘れるものか」には、先頭で過去を全部背負うような覚悟や決意が感じられる。
こまち「どんなに遠く輝いてても今に見えるよ ほら 光が」は、ハンナパートで遠く過去に向けられた視点を今に引き寄せて光へ導くように思われる。
はやぶさ「このメロディーよ響け!夜空をまとった雲を消して」には、再びサビを思い出させ、暗闇をはらうような役割があるように思える。
あさま「暗い夜でもいつだって見えるだろう 僕の一番星」では、典型的な光の色たる黄色をまとい星を示すところのあさまの歌唱力が光るパートがあり、ラストのサビへと入る。

【ラスサビ】
歌詞の「このメロディーよ、響け!」も、「あの星まで届け」も、祈りである。
更に「世界をめぐって」、更には「宇宙」すらこえて、とはどういうことなのか。
それは世界や宇宙の空間も時間も関係なく、今現在まさしくここで、れんてつさんの、或いはれんてつさんとファンの、青春たる星のような煌めく何かが響くように、ということではないか。

また、「今もここにある」という、も、はれんてつさんの歴史を物語るものでもあろうが、それは置いてくるような過去ではない。
この曲の冒頭で、「また走り出した」とある歌詞はたゆまぬ過去からの継続を思わせるし、続けて「ココが僕の心の在処」と歌うところは今を重ねて星を目指す、或いは星そのものであるれんてつさんの姿をもあらわしているのではないか。
この楽曲を貫く銀河鉄道的な雰囲気や、随所にある星のモチーフについては、また別に考察が必要かもしれないが、そうした星の解釈はれんてつさんやファンのそれぞれの視点によって異なるだろうし、巡るものだと思う。
この巡るというキーフレーズは、きっと、これかられんてつさんがどれだけ壮大な舞台に立っても、(そしてもしかしたらあなたがれんてつさんから離れてしまっても、)このメロディーが、ナイテクレ!という楽曲が、「君のもと」にあるという強いメッセージをも含んでいるのではないか。
そう思うと、この曲を最後まで聞いても、また聞きかえしたくなる。


最後にこの曲が発表された時期的な観点から戯言を少し。
れんてつさんは2020年に現4人体制になったという。楽曲としては、2021年秋頃にテツマスが発表されて以来、このナイテクレ!が発表される2023年8月まで新曲がなかったのである。4人で走ってきた約2年を詰め込んだこのナイテクレ!は、4人のパートが見事にきれいに割り振られているし、歌詞もこれまでとこれからを、そして今を大切にする一曲で、ある種4人体制の頂点とも言えるように思う。(※個人の見解です)
(歌のパート割の良さは、次に発表されたFor Uにも言えるが、For Uについては気力があったら書きます)
因みにナイテクレ!初見時の私の感想は、明るい曲調と相まって、全肯定型だなというものだったのだが、気持ちを押し上げてくれるような印象は変わらない。
あのメロディーが響く限り、星の光を求めていたいと思う。


※れんてつさん公式YouTubeに、ナイテクレ!の大変えもいMVがありますので、宜しければ検索してみてください※

お読み頂き有難うございました。

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