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占星学と歴史の融合:理解すればおもしろいほど未来が見える!

今の日本の「国民病」とも言うべき、自分で物事を判断せず、マスコミや世間の同調圧力に流されているだけの人が多い現状。

そうなってしまう大きな理由が、「未来が見えない」からだと思います。確固たる未来が見えることによって、マスコミや世間の同調圧力に流されない、自分軸を持った生き方ができると思います。

では、未来を見るにはどうすればよいか?これから解説していきます。


未来を予測するには、歴史のパターンを知ろう!

結論を先に言えば、歴史のパターンとサイクルを知ることです。

歴史には決まったパターンがあり、一定のサイクルで同じパターンを繰り返します。例えば、60年サイクルや80年サイクルがあります。もっと長期のサイクルもありますが、とりあえず基本となるのは、上の2つです。


占星学の視点を組み合わせると、より精度の高い未来予測ができる

これだけだと、まだ漠然とした未来しか見えません。しかしここに、西洋占星学や東洋気学の視点も合わせて持ち込むことで、より精度の高い未来予測ができます。

例えば、2021年は「辛丑」で、古い草が枯れ、枯草の下から新しい芽が種の殻を破ろうとする年。

2022年は「壬寅」で、新しい芽が出て成長する年。

となれば、2021年の間に新しい時代の予兆が見えたら、それは2022年に表に出て大きな変化をもたらすと予測できます。


西洋占星学のエレメントと歴史のサイクル

歴史のサイクルは実は、西洋占星学のエレメントと深い関係があります。

①太陽エレメント:55~60年サイクル

太陽黒点の変動には55~60年のサイクルがあり、太陽変動によって地球上の気象条件も55~60年サイクルで変動する。

また太陽活動は大衆心理にも影響を及ぼし、人の行動パターンも55~60年サイクルで同じパターンを繰り返す。

興味深いのは、西洋占星学だけでなく東洋気学でも、十干十二支と言って60年サイクルがあること、人間のバイオリズムも約59年サイクルとなっていることです。

60年サイクルは、世界の歴史の基本を作っていると言ってもよいでしょう。


例1:真珠湾攻撃(1941年)と米国同時多発テロ(2001年)

どちらも、アメリカが戦争を始めるために仕組んだ「やらせ」です。同じパターンが60年の間隔で繰り返されています。

例2:ライト兄弟の初飛行(1903年)とガガーリンの宇宙初飛行(1961年)

58年間隔で、「初飛行」が繰り返されたほか、人類の活動領域が広がった点も共通しています。

興味深いのは、ガガーリンの初飛行から60年に当たる2021年、「空飛ぶ車」がアメリカで喧伝され大きく実用化に近づいた事でしょう。また、2020年に始まったコロナ禍はオンライン化を大きく促進しましたが、これも人類の活動領域の広がりと見なせます(人類は新たにサイバー空間を手にしました)。

例3:ベルリンの壁(1961年)とワクチンパスポート(2021年)

1961年にベルリンの壁が建設され、突然、人の移動が遮断されました。2021年のワクチンパスポートも、人の移動の遮断です。

(ちょっと嫌な流れですね、しかし後述しますが、ワクチンパスポートは長続きしませんので安心してください)


②天王星エレメント:71~84年サイクル

変革の星と言われる天王星は84年で太陽の周りを一周します。約80年サイクルで、社会の変革が起きます。

例1:明治維新(1868年)から第二次大戦終戦(1945年)まで77年。

例2:ロシア革命(1917年)からソ連崩壊(1991年)まで74年。

例3:アメリカ独立戦争(1775~1783年)→アメリカ南北戦争(1861~1865年)→日米戦争(1941~1945年)で、約80年サイクルでアメリカは大きな戦争+社会構造の変化が起きている。


60年サイクルと80年サイクルは、どちらも正しい

もう1つの重要なエレメントの話をする前に、少し注意してほしいことがあるので先に書きます。

歴史のサイクルの話をする人によって、60年サイクルを重視する人と80年サイクルを重視する人がいます。そのため、どちらが正しいか、時々議論になる時があります。

結論を言えば、どちらのサイクルも存在します。例えば現在、2020年代の社会は、

60年サイクルで予測される、1960年代の安保闘争や学生運動、ベトナム反戦運動と言った大規模な大衆市民運動と、

80年サイクルで予測される、1940年代の戦時体制の両方の側面が見られます。

実際にヨーロッパ各国やオーストラリアなどでは、戦時体制を連想する厳しいコロナ弾圧の中で、1960年代を連想するロックダウン・マスク強制・ワクチンパスポートに反対の大規模抗議運動が発生しています。


冥王星エレメントと革命の時代

60年サイクルと80年サイクルがあるのなら、60と80の最小公倍数は240なので、240年サイクルで、「同じ社会情勢+大衆心理」が繰り返されることになります。

興味深いのは、破壊と再生の星と言われる冥王星が247年で太陽の周りを一周している点。大雑把に言って240~300年で、天王星の示唆する「変革」よりももっと大きな、より根本的な大変革(革命)が起きるのです。

例1:江戸時代(1603~1867年)、264年

例2:清王朝(1616~1912年):296年

例3:ロシアロマノフ王朝(1613~1917年):304年

なお300年程度続いた清王朝とロマノフ王朝ですが、太平天国の乱(1851~1864年)以降の清王朝と、クリミア戦争(1853~1856年)以降のロマノフ王朝については、近代化を進めながら形式的に生き残ったにすぎず(日本の明治維新のように一気の変革まで進まなかった)、王朝がそれらしい姿で存在できたのは実質240年程度と考えてよいでしょう。

さて。


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