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「ゲストが主役の結婚式」の作りかた #2 - おもてなしどうする編 -

"余興なしの結婚式"をめっちゃ楽しいものにするためのnote、第2弾は「おもてなしどうする編」です。(まえがきはこちら

第1弾の「やってよかったこと編」で、”自分たちに光があたる演出は最小限にして、その分の時間や予算をおもてなしに回す”と書きました。

今回は、どんなおもてなしをしたのか?
についてまとめてみます。

自分だったら嬉しいと思うものをセレクト

基本的にはこの方針で決めていきました。

幅広い年齢層のゲストが来てくれるなかで、全員に120%満足してもらうことはさすがに難しい。なので、「自分だったら嬉しいかな」と思えることや、第1弾に書いた「過去の結婚式でよかったこと」を参考にしました。

おもてなしといっても大げさなことではなく、楽しく過ごしてほしい・感謝の気持ちを込めて、ささやかに散りばめていった感じです。

選んだ理由・込めた気持ちと合わせて紹介します。

<料理>

・コース料理が始まる前にフィンガーフードを用意

ゲストが披露宴の席に着いてから新郎新婦の入場までの間に、軽食的なおつまみを提供できるプランがありました。

厳かな雰囲気の挙式から切り替えて、少しでもリラックスしてもらえればというのと、写真撮影などで入場までの時間を待たせてしまうので、その代わりにおもてなしを、という想いを込めて取り入れました。

プランの有無は式場によると思うので、料理に限らず"空き時間に楽しんでもらえそうなおもてなし”を考えるのはひとつの手かもしれません。

・ドリンクプランのグレードアップ

料理やドリンクのプランは悩む人も多いのでは…ゲストからすると、種類が多かったりいいものを楽しめるのに越したことはないですよね。

私たちの場合、料理の満足度は特に重視していたのと、式場のある鎌倉のご当地ドリンク「鎌倉ビール」や「鎌倉サイダー」を振る舞える鎌倉ドリンクプランというものがあったので、それを選択しました。

遠方から来てくれる親族、また友人たちも都内近郊に住む人が多かったので、せっかくなら鎌倉という地を楽しんでほしいという想いがありました。

かなりの人が一杯目に鎌倉ビールを選んでいたようで、グレードアップした甲斐がありました(笑)

*余談:コース料理の締めである鯛茶漬けに、夫の実家で作っているお米を使う、というプチおもてなしもしました。
過去参加した結婚式でも、酒造の息子さんである新郎から日本酒が振る舞われたこともあったので、プランに関わらず食事シーンでおもてなしをするのも面白いなと個人的に思ったりしてます。

<引き出物>

最近はQRコードのついたカードだけ渡して手ぶらで帰れるスタイルが増えてますね。なので新郎新婦側が選ぶケースが減っているのかもしれないのですが、一応よかった引き出物を紹介します。

・名入れハンカチ

ゲストの名前を入れたオリジナルハンカチを作り、引き出物 兼 席札としてテーブルコーディネートに取り入れました。

名入りのオリジナルってちょっと重い!?という考えもよぎりつつ、他の結婚式などでも使える真っ白なものだったのでオーダーしてみたのですが、これが思ったより好評で。

男性陣がスーツの胸ポケットに名前が見えるように入れてくれたりと、早速使ってくれていて嬉しかったのを覚えています。

↓お願いしたところはこちら。

・とにかく小さくて軽いもの

友人の結婚式で、引き出物が重かったことがありました。
ありがたいお品物だったのですが帰るときになかなか大変だったので、「できるだけコンパクトで軽いものにしよう」と考えていました。

後日、「あれ美味しかった!」と何人かに感想をもらったのが「グランマーブル」のデニッシュ食パン

引き出物の定番といえばお出汁なんかも多いですが、あるあるだしこれまでもらったことのある人も多いだろうということで、定番を完全にスルー…

コンパクトで軽いのにちょっとリッチ感があるのと、味も美味しかったようなので、年齢や性別を問わずおすすめです!

その他、とにかく小さくて軽いものでいうと「夫婦箸」「熊野筆のメイクブラシ」など、”自分ではなかなか買わないけどちょっといいもの”"気負わず普段使いできるもの”といったことを考えながら選びました。

持ち帰ってもらう負担を完全に取ることはできませんでしたが、よくある大きな紙袋ではなく、サブバック的なサイズの紙袋に収めることができました。

カードギフトはなんとなく味気ないなぁ、と思う人は、大きさや軽さを工夫すればゲストの負担を軽くして、想いを込めて選ぶのがいいと思います!

おまけ

・お箸で食べるコース料理
式場のお料理はフレンチ和会席だったので、お箸で食べるコースでした。
ナイフとフォークも非日常感があって好きですが、使い慣れたお箸は安心できるかなと。
年配の方の席には事前にお箸を用意してもらったり、和テイストの料理が出る式場を選ぶ、というのもありかもしれません。

・プチギフトにも気持ちを込めて
これも選択肢が多すぎて迷いますね。。
私たちは最後まで鎌倉を楽しんでもらおうということで「鳩サブレー」にしました。

誰もが知ってるけどなかなか自分では買わないもの。「あ、鳩サブレーだ!」「これ好きなんだよね〜」といい反応をもらえてよかったです。

お見送りって一瞬ではあるけれど、面と向かって話せる最後のタイミングかつ手渡しできるので、結構いい時間(無下にできない)でした。

式場の場所や新郎新婦の地元などご当地のもの、2人が好きでおすすめしたいもの、などなどちょっとした工夫次第で喜んでもらえる度が上がるアイテムのひとつかなと思います。

***
以上、「おもてなしどうする編」でした。
少しでも式場選びや準備のヒントにしていただけることがあれば嬉しいです。

次は第3弾「自分たちのテンションをあげる編」に続きます!

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