見出し画像

「ゲストが主役の結婚式」の作りかた #3 - 自分たちのテンションをあげる編 -

"余興なしの結婚式”をめっちゃ楽しいものにするためのnote、ラストの第3弾は「自分たちのテンションをあげる編」です。

ここまで、ゲスト視点で考える準備のコツや結婚式の内容について書いてきました。

ただ、まえがきで書いた通り、結婚式の真の主役は新郎新婦の2人です。

私たちは元々「こっちを見て!」的な演出には興味がありませんでしたが、結婚式は一生に一度の、そしてたったの数時間しかない大切な時間。

自分の人生において、さらに今後夫婦として歩んでいくなかで、結婚式で感じたこと・得られたことはこの先もずっと残ります。

だからこそ、自分たちにとっても結婚式を最高の時間にするために、やってみてよかったことをまとめてみます。


1.撮ってほしい写真やアングルは事前にお願いしておく

いわゆる写真の指示書というものです。
当日はバタバタしているので、「会場のここで2ショットを撮りたい」とか「ゲストの表情をたくさん撮ってほしい」など、ぜひ前もってリクエストしておくことをおすすめします。

誰々との写真が少ないとか、あの場所で撮ってもらうの忘れた・・!とかが意外とあとで出てきたりします(涙)

同じ式場で挙げた卒花さんのインスタを参考にしたり、式場側に過去の写真を見せてもらったりするとイメージが湧きやすいです!

2.自分に光が当たるシーンのBGMはこだわる

結婚式の準備で地味に大変だったのがBGM。

私の場合、好きなアーティスト以外の曲の知識が乏しくかなり苦労しましたが、「こだわるポイント」とそれ以外で分けてみたら、選曲の作業が少し楽になりました。

「こだわるポイント」は、自分に光が当たる3シーン。せっかくなら自分たちのテンションが上がるのがいいなと思い、こんな曲を選びました。

<披露宴の入場>

DAISHI DANCE×吉田兄弟/Re...Japanesque
和装だったので和テイストの曲を探してみるも、静かな曲が多くてなかなか入場に合うものが見つからず・・
そんななかでコレだ!と思った一曲です。三味線のかっこよさにノッて堂々と入場できた気がしてます。

<中座>

嵐/愛を叫べ
中座では、夫と私それぞれでサプライズで友人を呼び、エスコートしてもらう形にしました。この選曲は完全に自分の趣味です。

その友人とは一緒に何度もライブに行ったことがあるのと、「いつか自分の結婚式でこの曲を流したい!」と思っていたので、自分のわがままを叶えやすい場面で採用しました。楽しかったなぁ(笑)

<お色直し後の入場>

椎名林檎とトータス松本/目抜き通り
中座に次いでテンションを上げられたのがこの曲。冒頭〜46秒までの間は司会者に話してもらい、曲が盛り上がる47秒のタイミングでカーテンを開けてもらって入場しました。

その時の私は一目惚れしたお気に入りのドレスに、めったに履かないヒールの姿。この曲のおかげで椎名林檎になった気分で(?)背筋がピンと伸び、高揚したのをよく覚えています。

そんなふうに気持ちを後押ししてくれるような選曲はおすすめです!

それ以外のシーンは、2人の思い出の曲から選んだり、アルバムを使いまわしたりしました。

↓重宝したアルバムはこちら

MAROON5:有名な曲が多くポップなので、明るい雰囲気にしたいシーンで使いやすかったです。

The Piano Guys:手紙などしっとりしたシーンで、歌がない曲を流したいときにかなり使えました。いろんなアルバムが出ているのでお好みの曲が入っているのを選ぶのがおすすめ。

3.衣装選びは自分の気持ちを大切に

これはもう、予算 VS 自分の気持ち でめちゃくちゃ迷うやつです(笑)
でも、結婚式で着られる衣装はもうこの先着る機会はありません。そして写真や動画に残り続けます。

なのでたくさん試着して、自分の気持ちや直感を大事にすることで、結果的に当日の満足度を高めることができると思います。

私の場合、「この価格はさすがに・・」というものは残念ながら諦めましたが、一目惚れしたものを即決したり、納得できるまで悩んだり、という感じで「これがベストだ!」と思える形に着地させました。

ヘアメイクも同じ。新婦はメイクリハがあると思いますが、それまでに好みのイメージを膨らませながら、悩みを隠せるようなメイクやヘアスタイルなど、相談してみると良いです。プロがなんとかしてくれます。
ちなみに夫も当日ファンデーションを塗ってもらって肌がキレイになり、嬉しそうでした(笑)

いくら目立ちたくなくても、ゲストたちはお構いなくパシャパシャと写真を撮ってくれるので、結婚式の1日くらいは思い切って「私たちイケてるでしょ!」というスタイルになっちゃいましょう。そのほうがきっと楽しいはず!


おまけ

・自分たちの料理は式後に楽しむ
私たちの式場では前菜以外は運ばれず、式後に控室で食べられる形式だったので、温かい状態でゆっくり楽しむことができました。
これはどんな式場でもできるのかわからないのですが、式の途中だとほとんど食べられないと思うので、もしできるならこの形がおすすめです。

ちなみに萬屋本店はレストランとして営業している日があり、記念日やクリスマスに食事ができる点も気に入っています。
スタッフの方がものすごく温かくて、第三の実家のような感じ。今でも連絡を取り合っています。帰ったときには「おかえりなさい!」といつでも出迎えてくれるのが嬉しい。

・カメラが好きなゲストには頼るべし
写真は多ければ多いほど思い出になるし、見返したときに楽しいものです。なので、カメラ好きや写真が得意なゲストがいたら、「いっぱい撮ってね」とお願いしておくのも良いと思います。

私は特にお願いはしていなかったのですが、いいカメラを持ってきてくれていた夫の友人がたくさん撮ってくれていました。ここぞとばかりに最接近してきてくれたり、私たちもリラックスした表情になっていたりして、カメラマンの写真とはいい意味で違う写真を残すことができて感謝しています。


***
以上、「自分たちのテンションをあげる編」でした。

"余興なしの結婚式”をめっちゃ楽しいものにするためのnote、一部でもお役に立てていたら嬉しいです。

一組でも多くの新郎新婦とそのゲストが「結婚式っていいな」と感じ、そして結婚式を通じてその先の人生が豊かなものになる。そうして結婚式の良さがもっともっと広まっていくことを願っています。


この記事が参加している募集

#結婚式の思い出

1,459件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?