【パン屋巡り】2022年本当に美味しかったパン屋10選〜東京・神奈川・福岡〜
子どもの頃から朝食はパン派だった我が家。以来ずっとパン好きで、数年前からはパン屋を巡ることが趣味になり、今年ついに訪れたパン屋の数が100軒に到達！
今年もたくさんのパン屋さんに行きました。「これは美味しい！」と特に印象に残ったパン屋を記録に残してみます。
ちなみに私はハード系やリュスティックなどパン生地をダイレクトに味わえるパンが好きなので、同じ志向の方には全力でおすすめしたいお店ばかりです。
まずは個人的・殿堂入りの4選から。
Comme’N TOKYO/九品仏
何度もリピートしたコムン。何を食べてもとにかく美味しいの一言に尽きます。一口目の感想は思わず出た「うま！！！」でした。
ハード系からスイーツ系まで、ずらっと数十種類が常に並んでいます。お店の人におすすめを聞きながら買うのも楽しくて、目移りしまくった結果いつも買いすぎてしまいます。
めちゃくちゃ美味しいのに、そんなに並ばないのも嬉しい。逆に不思議。
気になるパンがありすぎて、いつも買いきれないのでまた行かねば。
〜おすすめ〜
・さつまいもと大豆バターのリュスティック：外はカリッと、中はむちっと。大豆バターの芳醇な香りとさつまいもの甘味がたまらない一品。
・ほうじ茶と黒豆：ほうじ茶味が濃く、黒豆もたっぷりで食べごたえあり。
・りんごとくるみ：インスタによると店長が1番好きなパンらしい。水を使わずアーモンドミルクだけを使うというこだわり。名前は普通だけど、食べたらびっくりします。
ダンディゾン/吉祥寺
ここも同じく、何を食べても絶対に裏切らない美味しさです。とにかく美味しいので説明不要ですが、生地がほんのり甘いのが特徴的かも。
今年久しぶりに行って、変わらぬ美味しさに大感激しました。家の前に欲しい。
ダンディゾンのファンならおわかりいただけるであろうこの階段。いい香りが漂う階段を下っていく瞬間が毎度ウキウキするのです・・！
〜おすすめ〜
・食パン：原材料の配合の違いで3種類ほどからお好みの味を選べる小さめの食パン。絶対買いましょう。
・蔵出しもちもちパン：甘酒、豆乳、はちみつからなるほんのりした甘さともちもち感がたまりません。
・ブルーベリースコーン：ザクザクした食感とたっぷりのブルーベリーで満たされます。普通のスコーンとはちょっと違う。
通販もあるので遠方の方もぜひ。
nichinichi/新百合ヶ丘
パン屋巡りが趣味となるきっかけになったパン屋です。「何を食べてもこんなに美味しいパン屋があるのか！？」と衝撃を受けました。
ここも生地がほんのり甘め。何より素材が優しい。すべてのパンが国産小麦100%で、バターはカルピスバターが使われています。パン通ではない夫も「美味しい！」と言うほどの美味しさなので、どなたにでもおすすめしたい。
今年はrebakeというサービスで注文しました。あらゆる種類のパンが箱いっぱいに届きます。ほくほく。
〜おすすめ〜
・nichinichi食パン：看板メニューのふわふわ食パン。絶対買いましょう。
・ホットドックなど食事系パン：なんでだかわからないけれど美味しすぎるので食べてください。
ル・プチメック/日比谷
発祥の地・京都のお店に訪れたときにあまりの美味しさに一目惚れ（？）したものの、京都にしかないのか・・と落胆していたら、なんと日比谷にあることを発見。以降、行きつけになりました。
何に惚れたかというと、サンドイッチ。中の具が主役になりそうなところをもちもちなパンが存在感をしっかり出していて、すごく美味しいです。
日比谷店はイートインスペースもあるので、その場で食べるのもおすすめ！
〜おすすめ〜
・渋皮つき栗と柚子のパン：必ず買って帰る一品。ハードめの生地に、栗と柚子のピールが入っていて、甘く爽やかな味わいがたまらない！
・チョコレート系のパン：チョコを使ったパンが多いなと思って買ってみたら、なんと美味しいこと。甘ったるくなく上品なチョコレートです。
続いて、今後リピートしたい！と新たな発見をしたお店たちを。
エムサイズ/学芸大学
今年食べログの100名店にも選ばれた、小さな可愛らしいパン屋さんです。
13種類の自家製酵母を使っているというこだわりで、もちもち＆しっとりとした独特の食感がとっても気に入ってしまって、2週連続で行きました。
季節や曜日によって、ラインナップが変わるのも楽しい。シンプルだけど、ちょっと凝った個性豊かなパンたちの虜になること間違いなしです！
マルイチベーグル/白金高輪
かつてニューヨークで生地がぎゅっっっと詰まったベーグルを食べて以来、普通のベーグルでは物足りなくなってしまい、本場の味を求めて行ってみました。
ベーグルの名前が「PLAIN」「SESAMI」「EVERYTHING」などとニューヨークのお店で見たものそのままで、店先でテンションが上がります。
見てください、この断面。まさに求めていた理想のぎゅっっっと感！！
弾力がすごくて食べごたえ200%。他にも有名なベーグルのお店に行ったことはあるけれど、ここまで本場に近いものは初めてだったかも。
ベーグルの種類はもちろん、ベーグルに挟む具材もめちゃくちゃ豊富で、好きな組み合わせを楽しめるのも醍醐味です。
ご近所さんがうらやましい〜。
メゾンクロス/用賀
2021年にオープンしてずっと気になっていた、メゾンクロスさん。
「次世代の子供たちにも安心して食べてほしい」というシェフの想いから、
無農薬、低農薬の材料を使った身体に優しいパン作りをされているとのこと。
「雲」という名の湯種製法で作った食パン、京都にある老舗の製餡所「山梨製餡」と共同開発した和三盆餡子のあんぱん、しらすと九条ネギの醤油バターを購入。
シェフのこだわり通り、何かがものすごく主張してくるわけではなく、とっても優しい味わいでどれも美味しかったです。
特にあんぱんは、ほわほわとした柔らかいパンに、これまた優しすぎる甘さの餡が包まれていて、なんだか温泉に浸かったときのような、ほっこりした気分になりました。
食事系のパンも種類が豊富だったので、また絶対行きたい！
PANIFICIO VIVIANI/永福町
マリトッツォの次に流行るのではと言われたイタリアの揚げパン「ボンボローニ」をはじめとした、イタリアのパンが味わえるちょっと珍しいパン屋さん。
このお店を推したい理由は、ボンボローニが美味しかったのはもちろん、フォカッチャがとっても美味しかったから。
よくあるフォカッチャよりも生地がきめ細やかで、ややもちっとした食感。小麦の味もしっかり感じました。
ちなみにボンボローニは、クリームやチョコレートが入っていますがまったくしつこくなく、軽い口当たりでぺろっと食べられます。「もう1個食べたい・・」となるので2つ以上買ったほうがいいです。
カーラ・アウレリア/東京
Googleマップで「パン屋」と調べるのが地味〜な趣味なんですが、口コミ評価がやたら高い店があることに気づき、行ってみました。
これは買えと口コミに書いてあった「大麦高加水ブレッド」をまず一口。
・・・！？！？高加水すぎる！！一瞬、口からなくなったかと思った。
記憶の限りでは、人生で食べたパンのなかで最ももちもち感がすごかったです。たとえるなら、大福の皮レベル。
一番人気の「プレミアムラムレーズンブール」も、バゲット系も、表面はカリッとしているのに中身はしっとりしていて、食感も生地の美味しさも贅沢に味わえました。ハード系がお好みの人にはほんとにおすすめしたい！！
※追記：残念ながら2023年1月で閉店してしまったとのこと（涙）でも2023年に清澄白河でベーカリーレストランを開店するそうなので期待・・！
ブレッドサーカス/湯河原
続いてもハード系がおすすめのパン屋さん。湯河原方面へ旅行したついでに、人気のパン屋があるということで行ってみました。
休日だったので30分くらい並びましたが、並んでよかった。狭い店内だったので写真は控えましたが、とにかくハード系のパンの種類がこれでもかと並んでいて、天国！選べない！ひいぃ！ってなりました。（嬉しい悲鳴）
全粒粉のパン、ちょうどよく酸味が効いていて美味しかったなぁ。不定期でオンラインショップが開くらしいので狙い中です。
パンストック/博多
急に首都圏から場所が飛びますが、ライブの遠征ついでに博多で人気のパン屋へ。博多に住む知り合いのお墨付きもあって期待していたところ・・
ほんっっっっとに美味しかった。何を食べても美味しいパン屋、まだあった・・！ってなりました。
一番人気のめんたいフランス、やばいです。
「いうて明太子とフランスパンだよねぇ」と思っていたけれど食べてみて猛省しました。これは人生で一度は食べるべきパンです。
このお店が東京にあったらどれだけ並ぶんだろう・・と無駄な心配をするほど全部美味しかった。通販もあるけれど、ここに行くためにまた博多行きたい。
・・・
超個人的な好みのラインナップにお付き合いいただきありがとうございました。
たくさんの美味しいパンに出会わせてくれた職人さんたちには本当に感謝です。
今回書いたパン屋はGoogleマップのリストにまとめたので、よかったら使ってください。
まだまだ紹介したいお店がいっぱいあるので、次は京都編を書こうかなと思ってます！
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