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『孟子』尽心上220ー孟子の言葉(88)王者の民
◆全訳はこちら↓
孟子は言った
「覇者の民は、嬉しそうにハシャいで、楽しんでいる。
王者の民は、悠然として、落ち着いている。
王者の民は、王者が民を殺すことがあっても怨まない。
それに、王者が民に利益をあたえても、その功績を称えることはない。
王者の民は、日に日に善を行うようになっていくが、しかしながら、誰がそうさせているのか気づかない。
さて、君子が、とおり過ぎた場所にいる者は、感化されてしまう。
そして、君子が存在した場所は、もはや神がやどる。
上も下も、天地と流れが一体となっていく。
どうして、覇者のような小さな隙間を埋める者たちと、同列に語れようか。」
*以上、『孟子』尽心上220ー孟子の言葉(88)王者の民
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