『孟子』万章下１５３ー孟子の言葉（５３） 孔子のこと
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＊これは孟子の言葉です。
「孔子が斉を去ろうとしたときのことだ。
孔子は、まだ水に漬けたままの米をすくい上げて、あわてて出発した。
ところが…、
孔子が魯を去ろうとしたときは、このように言っている。
〈ゆっくりゆっくり私は行くよ。〉
この孔子の魯からの立ち去り方は、父母の国を去る場合の道である。
速やかに去るべきときは速やかに、ゆっくりすべきときにはゆっくりと、じっと待つべきときには待ちつづけ、仕えるべきときには仕える。
これが孔子である。」
＊以上、『孟子』万章下１５３ー孟子の言葉（５３） 孔子のこと
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