『孟子』万章下152ー孟子の言葉(52) 柳下恵のこと
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*これは孟子の言葉です。
「柳下恵(りゅうかけい)は、腐敗した君主に仕えることを恥とせず、低い官職でも辞退しなかった。
表舞台に進み出て、自分の賢さを隠そうともせず、必ず自分の道をつらぬいた。
見捨てられても怨むことなく、困窮しても悩まなかった。
郷里の人々と一緒にいても、悠々としてその場から去ることを潔しとしなかった。
〈おまえはおまえ、私は私。私の前で、半裸になろうと裸になろうと、おまえがどうして、私を汚すことなどできようか。〉
それ故に柳下恵の気風を聞いた者は、度量の狭い男であっても寛容になり、薄情な男でも人情味が厚くなったのである。」
*以上、『孟子』万章下152ー孟子の言葉(52) 柳下恵のこと
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