『孟子』離婁下１１８ー孟子の言葉（３５）ただ学びたい
孟子は言った。
「君子が、道（みち）について造詣を深めていくのは、自分自身のちからで会得したいと思っているからである。
さて、自らのちからで道を会得できれば、道にしたがって安定する。
道にしたがって安定していれば、道からさまざまなことを学び取っても、まだまだ深い。
道からさまざまなことを学び取っても、左右にまだまだ広い。
だからこそ君子は、自ら道を会得したいと思うのである。」
孟子は言った。
「ひろく学んで、学んだことを詳細に説明する。
それが、かえって学んだ物事の本質を説明しようとすることになるのだ。」
＊以上、『孟子』離婁下１１８ー孟子の言葉（３５）ただ学びたい
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