挫折の中で見つけた一筋の光明
2010年、当時勤めていた会社で、降格という挫折を味わいました。
精神的にかなりの苦痛をともなった経験でした。
降格に至る途中、上司からこんなことを言われます。
「お前の脳は死んでる。」
要は、「お前は頭が悪い。」と言われたわけです。
これはかなり傷ついたし、一瞬で自尊心を削り取られる言葉でした。
余談ですが、最近当時同じ会社にいた後輩からとても嬉しいことを聞きました。
「あの時、shinさんが降格したとは誰も思ってなかったですよ。あたった上司が悪かったです。皆そう言ってました。」
さて、「お前の脳は死んでる。」と言われ、降格して心がぼろぼろになった中で見つけたのが「頭がよくなるマインドマップ」というムック本でした。
「え?頭がよくなるの?」と、藁をもつかむ思いでその本を手にしました。
その後、決して安くはない料金を払ってマインドマップの講座に参加。
あわせて、マインドマップを開発したイギリスのトニー・ブザン博士が来日して直接指導してくれるマインドマップのインストラクター養成講座を受講。
この講座も相応の費用を払いましたが、何枚も何枚もマインドマップを書く中で、情報を整理する力が向上しました。
マインドマップは、横向きに置いた用紙の中心に、セントラルイメージ(何について考えるか)を書き出し、そこから放射状に枝を伸ばして言葉を書き出していきます。
セントラルイメージから最初に伸びる枝をメインブランチと呼び、情報の整理軸となります。
ここでいかに言葉のレベルを合わせられるかが重要となるのですが、何枚も何枚も書く中で、情報を整理する力が向上していきました。
そして感じたことが、「書き出すってすごい」ということでした。
これがビジュアルシンキングとの出会いでした。
次回は、情報の整理力を並行して高めてくれた、ロジカルシンキングについてお話できればと思います。
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