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昨日の米国重要経済指標発表の影響

昨日22:30に発表されたアメリカ五つ星経済指標である12月のアメリカ雇用統計は以下の数値となりました。

  • 非農業部門雇用者数:+21.6万人(予想:+17.5万人、11月:+17.3万人←+19.9万人)

  • 失業率:3.7%(予想:3.8%、11月:3.7%)

  • 平均時給:前年比+4.1%(予想:+3.9%、11月:+4.0%)

これらの結果として米国労働市場は依然強いという証拠となり、米国市場では利下げ観測が後退し、米国債相場は急落しました。10年債利回りは4.04%から4.097%まで上昇し、ドル買いも強まってドル円為替は145円05銭から145円97銭まで急伸しました。

しかしながらその後、12月ISM非製造業景況指数が予想以上に悪化したため、利下げ観測が再燃し金利低下に連れてドル売りに転じ、ドル円は143円81銭まで下落し144円67銭で引ける荒い展開となりました。

また米国株式市場は小幅高となり、ダウ平均は25.77ドル高の37,466.11ドル、ナスダックは13.77ポイント高の14,524.07で取引を終了しました。

まだまだアメリカ経済は強いようですね!

 日本市場は来週から1月相場が本格スタートすることになりますが、新NISA開始による個人資金流入によって、株式市場は堅調に推移することが期待されているようです。

 ただし昨年同様にアメリカ金利や為替の動向に左右される展開も十分想定されますので、11日発表の米国12月消費者物価指数(CPI)などアメリカ経済指標に十分に注意していきましょう。

 なお来週の国内重要イベントとしては、1月11日に発表される11月景気動向指
12日のオプションSQ算出が注目されます。


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