見出し画像

3月俳句

主宰者の病気など色々重なり開催が危ぶまれたが、様々な協力により無事今月も開催された。新メンバーも入った。

家中の紙をかき分け納税期 地選2
古宿のレタスばかりのサラダバー 天選1
宛書きのバランス悪し新社員 天選1人選2
→宛書きが少し曲がって新社員
→宛書きも浮つき気味な新社員
→宛書きに努力の跡の新社員
→宛書きも声も上ずる新社員
→宛書きが末広がりに新社員
→宛書きの数字が震え新社員
バレンタイン並べて眺む愛の数 
→愛の数並べてバレンタインかな
二ン月が一日増える悪戯だ 人選1
→二ン月が一日増えるイリュージョン

たくさんお褒めを頂きたくさん直しを入れた。充実句会だ。「納税期」「二ン月」は新しめで俗な季語なので、許容される句会とそうでない句会がある(議論がある)。自分はもっと俳句は自由であるべきと思っているのでドンドン使います。結局短歌ほど人口に膾炙していないのは使わなきゃいけない季語が古臭いせいだとおもっているので...。
「新社員」は評価が高い上にポテンシャルもある句で、もっと具体性を持たせた方が良いという評価を受けたためたくさん推敲した。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?