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フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終わるのか

フィンランドに住んでいた日本人による本。

フィンランドは幸福度1位の国であると言われる。
人口は500万人ぐらいであるし、先進国ではあるもののとびぬけて裕福な国であるというわけではない。
さらには、冬は厳しいことで知られる。

フィンランドといって一般に思い浮かぶのは、サウナぐらいだろうか。
(ちなみに、IKEAはフィンランドではなくスウェーデン)

幸福度1位にはちゃんとした理由がある。
仕事に対してのルールだったり法律が整っており、人々もワークライフバランスを整えようという自発的な意識がある。

日本で生まれ育っていると、何でも用意されることを当たり前に思い、用意がきちんとなされていないと不満をもち環境のせいにすることもある。

しかし、フィンランドの人は何事にも自発的、自主的な意識があるように感じた。

また、フィンランドでは自然が身近にあることもプラスに働いている。
フィンランドでは当たり前のように平日の仕事後でも散歩や運動を楽しむ。
他人の敷地であっても自然があれば入っていいという日本では考えられないような法律もある。

休みをとることや効率良く仕事をしてリフレッシュすることを大事にしており、仕事=人生ではなく、仕事はあくまでも人生の一部ととらえており全体で考えている。

仕事というものを人生を充実させるための一つの手段として見れば自ずと自己のスキルアップに努め、自発的になり、効率良い働き方になるのではと思う。





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