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公募の戦歴を振り返ってみた #ラノベ公募戦歴

先日、ツイ……エックス、Xでみなさまにおたずねした結果、公募の戦歴が興味あるとお声をいただきました!
(139名と想像以上に多くの方が回答いただきました! それがもうめちゃめちゃうれしかったです! あざまます!)


というわけで、今までの公募の戦歴ということで、どんな作品で結果どうだったのか、並べていきたいと思います。
ただ、刊行中の「かけ恋」に関する戦歴は自己判断でナイショです。ごめんなさい。
(その他、なにぶん情報が多いので、間違ったこと書いていたらごめんなさい)

2011年

・第18回電撃小説大賞
 初投稿。生まれてはじめて書いた長編小説を投稿しました! 色が見えなくなった高校生画家が女の子と出会い色が見えるようになる青春小説で、もちろん一次落選でした(笑)
 この頃の電撃小説大賞は、「印刷して右上に穴を開けてひもを通して郵便で送付」でして、うお~文豪っぽい! って四月上旬にテンション上げて応募したことを覚えています。

2012年

・第19回電撃小説大賞
 この年も1作投稿していました。第18回で落選した作品を書き直したもの。改稿というより、一から全て書き直していました。この年も印刷して穴を開けてひもを通して送付しました。結果は一次落選でした!

2013年

・第20回電撃小説大賞
 2作投稿していました。
 1作はギャル系ヒロインが魔法少女になってバトルするもの。ついに画家もの以外の作品を書いたようです。えらいぞ僕。
 そしてもう1作は、まさかの画家ものを三度書き直した作品でした。しつこいぞ僕。もう諦めなさい、と言ってやりたい。
 結果は両方とも一次落選でした。

 このころまだ電撃大賞の応募は紙送付で、郵便局の職員さんから、「小説家なんですか?」と聞かれ「い、いまはまだでして・・・・・・」と答えたことを覚えています。めちゃめちゃ恥ずかしかった(笑)

2014年

・第21回電撃小説大賞
 この年も2作投稿していました。
 1作は新作の花火師の話。もう1作も新作の金持ちボンボンの主人公が女の子をペットとして買う話。
 ようやくはじめて書いた画家の話に見切りをつけたようです(笑)
 んで、なんだ女の子をペットで買う話って。大丈夫か僕。このときの精神状態が知りたい・・・・・・。たぶん尖りたかった時期なのかもしれないです。
 結果は両方とも一次落選でした。

2015年

・第22回電撃小説大賞
 この年も2作投稿していました。
 1作は幼い少女が出てくるラブコメ。言葉を濁さずに言うとロリものですね。こちらは一次落選。
 もう1作は前年の花火師の話を書き直しました。そしてこちらははじめて一次選考を突破しました!(すぐ二次選考で落選)
 5回目のチャレンジでようやく一次突破。自分でいうのもアレですが、これだけ結果が出なくてよく書くことを嫌いにならなかったと思います。ただ、ぜんぜんそんな気持ちはなく、もっと上手くなりたいってずっと思っていた気がします。

2016年

・第23回電撃小説大賞
 前年落ちたロリラブコメを書き直して投稿していました。あれですね。気に入った題材を何度も書き直す傾向があるんですね。今振り返ると、次々と違う作品を書いた方が良かったと思います。結果は一次落選。

2017年

・第24回電撃小説大賞
 この年はなぜか長編が書けていなくって、短編を2本出しています。
 1作はわちゃわちゃしたラブコメ。
 もう1作は書簡体小説。
 わちゃわちゃしたラブコメは一次落ちだったのですが、なんと書簡体小説の方が一次選考を突破します。短編でも通るんだと驚いた記憶があります。結局、二次選考で落ちました。

 こちらの書簡体小説はカクヨムにアップしています。気になる方はぜひ。
 ⇒恋愛神様の代筆


2018年

・第25回電撃小説大賞
 これでダメならやめようって、美少女スポーツものを書きました。
 結果は四次落選。たしか、4000分の70くらいに残って、やめるにはもったいなくなっちゃいました。
 この年にSNSをはじめました。また、「賞金でお肉を奢りたい」の会の面々をはじめ、現在も仲がいい友人たちと知り合って、オフ会などでつながりを持ちました。
 そのオフ会で、2023年にガガガ文庫で激エモ小説を出版した詠井晴佳さんから、ガンガンいろんなところに出していこうぜ的なアドバイスをもらって、ずっと電撃文庫に絞っていた応募をやめにすることにしました。
 世界が広がった年ですね。
 ※ちなみに、アドバイスくれた詠井晴佳が書いた「いつキャラ」は激オススメなので未読の方はぜひ


2019年

・第26回電撃小説大賞
 前年四次まで残ったので、調子に乗っていたら楽勝で一次落ちしました。

・講談社マンガ脚本大賞&第14回小学館ライトノベル大賞
 両賞に、時期をずらして電撃で四次選考まで残った美少女スポーツものを出しました。講談社はかすりもしませんでしたが、小学館では二次選考落選と、一次選考を突破しました。

・第12回GA文庫大賞
 はじめて書いた小説を送ってみました。ふつうに一次落ちでした。

2020年

・第27回電撃小説大賞
 新作の「デブ専のヒロインたちが主人公を太らせようとしてくるラブコメ」で挑みましたが、ふつうに一次落ちでした。

・第13回GA文庫大賞&第12回講談社ラノベ文庫新人賞
 各賞で好評だった美少女スポーツものを出して、GAは最終落ち、講談社は3次落選でした。

2021年

・第28回電撃小説大賞
 新作の「e-Sportsもの」を出します。結果は二次選考落選。

・第14回GA文庫大賞
 時期をずらして上記e-Sportsものを出します。二次選考落選。
 過去作のロリものを出します。一次選考落選。
 新作の「重めの青春もの」を出します。一次選考落選。

・第18回MF文庫Jライトノベル新人賞
 過去作を3作出していました。
 デブ専ヒロインのラブコメ→一次選考落選。
 各賞で好評だった美少女スポーツもの→二次落選。
 各賞で一次落選が続いたロリもの→三次落選。
 ロリものが残るとは思わなかったので、・・・・・ロ、ロリが好きなのか? と意外な結果に驚きました。

2022年

・第29回電撃小説大賞
 GA文庫大賞で一次落ちだった重めの青春ものを改稿して出します。結果は四次選考落選でした。

・第36回ファンタジア大賞&第28回スニーカー大賞
 傾向を知りたく、時期をずらして両賞に過去作を出します。
 デブ専ヒロインのラブコメ→スニーカー:一次落選、ファンタジア:三次落選。
 ロリもの→両賞で一次選考落選。
 どこでも通らなかったデブ専ヒロインがファンタジスタを起こすのかとドキドキしました。

・第15回GA文庫大賞
東京夜花(改題:「透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。」)にて入賞しました。長かった-!!!!

その他

上記以外にも長編や短編をWEB系の公募に出したりしていました。思い出深いのは、カラフルパレットさまの青春シナリオの公募にパパ活女子が足を洗うことを青春と定義したカテエラも甚だしい話をぶち込んだりしていました(笑)
まだまだいろいろ活動しているのですが、ある程度まとめて上記な感じです!


まとめ

こうやってふりかえってあたらめて思ったことは、「あきらめがわるんだなあ」につきます。そのあきらめのわるさが今につながっているのかなと。これからも、あきらめわるく、踏ん張って小説家を続けたいと思います。

今後もいい小説が書けたらと思いますので、応援いただけると幸いです。

あと、上記であがったe-Sportsものと、重めの青春ものは以下で読めます。
ご興味ある方はぜひ。

・ゲーミングハウスへようこそ!


・モノクロームの海、極彩色の雨上がり



志馬なにがし

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