見出し画像

自己紹介&機械設計からAndroidエンジニアを目指した理由

はじめに

自己紹介がてら、機械設計からAndroidエンジニアを目指した理由を書いて見ようと思います。
半年ほどの学習期間を経て、現在は受託会社にてネイティブアプリの仕事にアルバイトとして携わっている。4ヶ月ほど経ち、テストや簡単な実装、修正をしている。Androidはkotlinで、iOSはSwiftで書いている。

※機械設計について、意見を述べているが全ての機械設計に当てはまるものではなく、自分が経験した環境での事となります。自動車や家電の量産型で、コンシューマー向けとは違いますので悪しからず。
自分が経験した設計は個産品(一点もの)となります。

理由

機械設計からAndroidエンジニアを目指した理由を簡単にまとめると下記になります。

・クリエイティブなものづくりができる。
→アイディアやデザインも重要な要素となる。

・裁量を持ちやすい。
→少人数で開発が出来るので、一人一人の裁量が大きい。

・働き方の自由度が高い。
→リモートワークとの相性がGood!家族との時間を確保し易い。

・将来性がある。
→求人倍率を見るとかなり高く、これからも需要が続くと思われる。世界に向けてアプリをリリース出来る。

画像1

学歴と職歴

1988年生まれ。
地方の国立工学部を卒業。専攻は機械と情報と電気を満遍なく学ぶ少し変わった学科でした。

機械設計として3社経験

・1社目
生産設備の受託メーカーに。工作機メーカーや、自動車、液晶関連メーカーがお客様。
→50人ほどと少ない会社だが、設計から製造まで一貫して請け負うのでスキルは一番向上した。機械設計として現場が近いのはかなりのメリット。また大手メーカーの図面を描けるのも良き。

・2社目
火力発電で使用される、熱交換器を設計、製造する外資メーカー
→独占企業で、安定していた。また外資(独)だったので、割と自由な雰囲気は良かった。自分の何十倍もの大きさがある設計は、怖いものを感じるが完成すると、ものづくりの凄さに感動する。

・3社目
大手電機メーカーの子会社
→親会社の専属で設計を担当する会社。様々な製品がある中、エンドユーザーが国とお固めな設計に携わる。正直、一番面白くない設計だった。。。

機械設計の良い点

ものづくりは楽しい、但し旨味は狭し
→機械設計は高校ぐらいの時からなりたく、実際に設計し、図面を描くのは面白かった。同じ設計者や現場と相談してものづくりをする事はやりがいに通じると感じる。但し、旨味は狭かった。(悪い点で詳細を書きます)

安定している
→機械のものづぐりは、技術はもちろん、土地や生産設備が必要となり新規参入は難しく、歴史ある会社が多く安定していると思われる。

良くも悪くも年功序列
→実力より、年齢で評価され易い環境。長く勤める又は年配者はメリットが大きい。

給料は良い方
→年齢X20万が年収。50代で1000万は難しくない。

機械設計の悪い点

失敗が出来ない。
→設計をミスる(強度不足や意図しない動き)人の命に関わる。
また、製品が出来るまで、時間(3ヶ月から1年)と関わる人(調達、加工者、組み立て、検査など)が多く失敗出来ない。その為、ルールやチェックが多くなり、クリエイティブさが失われがち。極論、誰が設計をしても同じ設計になってしまう。
これらが、旨味が狭くなる一番の要因だと考える。

スキルを生かせる場所が狭い
→スキルを身につけても、その業界でしか通用しない事が多い。機械設計は守秘性が高く、その会社独自の規格や業界特有のルールがある為、他の製品で戦力になりにくい。例えば、プラント設計を10年やっていた人が家電の製品では全く通用しない。逆もしかりで、家電の設計者がプラントの設計は全く通用しない。

残業が多い
→3社勤めて来たがどの会社でも、月45hは残業していた。
設計、作図、図面チェック、指示だし、現場対応、他部署からの問い合わせ対応、間接業務等、多岐に渡る為。月80hだった時は、感情が無くなる。

なぜAndroidエンジニアなのか?

・スマホは手で触って操作するので、ガジェット感があって好き。
・スマホアプリは一人でリリース出来、個人として活動し易い。制約がある仕事でのものづくりを個人開発で発散出来る!
・Androidは端末の種類が多い。カメラが駆動したり折り畳みもあり、ハードウェアの可能性が高い。
・ランチェスター戦略の一点突破
Androidエンジニアが少ないと聞く事が多く希少性が高い。

画像2

まとめ

機械設計をしている時、もっとクリエイティブな仕事がしたい!
裁量を持って働きたい!家族との時間を大切にしたい!
と思う日々を過ごしていた自分にとって、Androidエンジニアはとても魅力的に感じた。
現在は、見習いアプリエンジニアなので学習とアプトプットを頑張って、理想のエンジニアライフを送りたい。
3年後に、Androidエンジニアが思い描いていたものだったか答え合わせがしたいな。

※この記事を書いた、約4ヶ月後無事にAndroidエンジニアになれました!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?