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#Article6. 【"いわく無し心霊スポット──?《R寺》残された記録と置き去りにされた過去──。"の公開について】

 2024年4月28日に《いわく無し心霊スポット──?《R寺》残された記録と置き去りにされた過去──。》がアップされる予定です。

 今回行った場所は、地元の方の話しでは「いわくなんてない」「お寺が使われなくなったから次第に朽ちていっただけ」とのことですが、ネット情報だと老翁ろうおうの霊の目撃情報が多いとのこと。

 信憑性が高いのは現地に長く住んでいる人の話しだということは間違いないのですが、我々シン・コワは実際に足を運んで、目で見て、身体で感じなければ真実は分からないよね、というスタンスなので現地調査へ。

 事前にスタッフの渡邉と下見をしたのですが、その時に齊藤は頭痛。渡邉からは不審な物音を聞いたと報告を受けました。
 頭痛に関してはおそらく仕事終わりの眠い状態だったからじゃないかな、と自分の中で結論付けました。なんでも心霊に繋げるのは良くないですからね。
 不審な物音は、スタッフ渡邉がそもそも不審な人なので、不審者が不審を引き寄せたということにしておきましょう・・・。

 3月23日に本編の撮影を行いまして、無事に撮影完了。

 予告編を見ていただいた方は分かる内容ですが、メインの佐古がブチ切れることとなった今回の調査。
検証と謳っておきながら、実際にはただの恐怖体験をしてもらったという内容です。
 本編には佐古が見た恐ろしいものの一部を公開してますのでお楽しみに。

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 さて、今回の《R寺》についてです。
「神仏は地に還っていく」という考えのもと、廃寺はいじや廃神社などが残されたままになるという話しを聞いたことあるのですが、今回行った"R寺"はあまりにも色々なものが残っていて、霊が彷徨っていてもおかしくない雰囲気はありました。
 さらに言えば、残された多くの物が色々なことを勘繰らせてしまう場所でした。

残されていたもの一覧
・戒名の書かれた位牌
・当時のノート
・破壊された神棚のようなもの?(本編ではカットしてます)
・行事で使われるような飾り関係
・仏壇

 そういう教えがあるということで廃墟化したお寺が残されたままになるのは納得は出来るのですが、亡くなった方を祀る役割のある位牌がそのままなのは疑問が残ります。

 僕ら部外者には分からない事情や、しがらみが位牌を残してしまう原因になっているとは思いますが、果たしてその真相は・・・。

 ここから先はYouTubeに動画が公開されたあと、無料公開します。(ネタバレ含むため)
Xでリポストしてくださった方は無料で先読みすることはできます。

 以下より有料記事でしたが、無料公開にしました。

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【龍善寺】

恐怖レベル:☆☆☆★★ 2.9
囁かれる噂:真言宗の廃寺。地元民によると50年前に使われなくなって廃墟と化したらしい。噂されている心霊現象は老翁ろうおうの霊の目撃談が多数。その霊は周辺に埋葬された無縁仏の霊ではないかと言われている。

コメント:前提として、廃寺のすぐ裏に八幡神社がある。地元の方が言うには、八幡神社で行事が行われるようになったから龍善寺が次第に使われなくなったとのことだった。
 それが本当だとしても、龍善寺にはあまりにも多くの物が残されていることがどうにも解せない。
 もしかしたら心霊以前に、何かしらの語られることのない人怖の話しが裏に隠されている可能性があるのではなかろうか・・・。
 また、廃寺のすぐそばにある八幡神社に無縁仏のお墓と思わしきものが乱雑に並べられていた。調べてみると、複数のタイプのお墓であることが判明した。

1.自然石しぜんせき

 江戸時代の墓。大型で立派なものは裕福な家庭が建立させたもの。小ぶりのものはいわゆる一般庶民の墓。

2. 笠塔婆かさとうば

江戸時代の墓。柱の上にかさのような屋根が載った形をしている。このお墓に眠る人は分限者ぶげんしゃ(=お金持ち)であった可能性が高い。

3.方柱塔ほうちゅうとう

 明治以降の墓。夫婦でひとつという形式が多いのが特徴。その見た目も、特徴も現在のお墓と同じである。

 これらを踏まえ、さらなる考察をシン・コワメンバー内で話していき、後日記事にまとめます。

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