Shin(モスクワ在住の流浪人)

2013年からロシア在住【大学院生活(2年)、輸入通関業務(7年)、ロシア人と結婚(2…

Shin(モスクワ在住の流浪人)

2013年からロシア在住【大学院生活(2年)、輸入通関業務(7年)、ロシア人と結婚(2017年)】 妻(カーチャ)との私生活をYoutubeで配信中。 ノートではYouTubeで伝えきれない「ロシア」「特殊な経験」を現地に居続ける日本人視点で、深堀りした内容で配信します。

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自己紹介【モスクワ在住の】

はじめまして、シンと申します。 表紙にも書きました通り、 リアルなモスクワ生活のVlogを YouTubeで配信している日本人です。 この度、動画だけでなく文章でも皆さんに 情報発信していくことにしました。 初めに、簡単な自己紹介をさせてください。 モスクワ生活も、 かれこれ今年で9年目になります。 自分で書いていても、 「一般的な人生ではないな」と つくづく思います。笑 (今後、ノートでも過去のエピソードを 詳しく述べていく予定です。) さて、話を本題に戻しますが、

    • ”世界で一番嫌われる国”で生きる(答えなんて、無くてもいい)

      皆さん、お久しぶりです。 今年、日記を一回も書かずに半年以上過ぎてしまいました。 3年ぶりに日本へ帰国し、あっという間に夏のダーチャシーズンが来てしまいました。 さて、今回僕が久しぶりに日記を書こうと思った理由は、 ・ちょうど今月(7月)が本業を失って丸一年になるタイミング ・つい先日、YouTubeチャンネルの登録者が3万人突破 の2点です。 本当に、沢山の方々に関心を持っていただき、応援いただけるだけで幸せなことです。 思い返せば2021年9月、僕とカーチャ(妻)は

      • ”人生の終わり”を身近に感じた2022年

        みなさん、今日もお疲れ様です。 今年も残りあとわずかになりました。 年末年始のお祝いムードに包まれている中、物騒なテーマを書いてしまいすみません。笑 ただ今年は、僕の人生で最大の分岐点になったと言っても過言ではない大事な一年になりました。 2022年最後の日記ということで、手短にこの一年を振り返ってみたいと思います。 題名の通り、僕は今年、人生で初めて2つの”終わり”を覚悟しました。 一つ目は、一般的な生活スタイルの終わり。 ロシアに居住している時点で、最初から一般的な

        • 大都会モスクワ→郊外の古家(ダーチャ)に引っ越した本当の理由

          皆さん、今日もお疲れ様です。 日本もそろそろ、クリスマスシーズンに突入し始めた頃でしょうか? もう年末に東京にいたことが何年もないので、冬の日本はとても懐かしいですね。 引っ越し作業や陶芸展示会などで、全く日記もかけていない状況でした。。 今回は、Youtubeにて僕のロシア人家族総出でお送りしてきたシリーズ、「ダーチャ改造編」についてです。多くの方々がご視聴くださり、沢山の”いいね”やコメントを頂いてすごく感謝しております。 YouTubeのコンテンツを見て下さっている

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        自己紹介【モスクワ在住の】

          ロシアで発令された「予備役令」の衝撃と現地の緊迫感

          皆さん、今日もお疲れ様です。 なかなかブログの方を更新できずにおりました。。 それもこれも、9月21日に発令され、ロシア国内で大きな恐怖と不安を巻き起こしている「予備役令」がきっかけです。 昨日、モスクワ市長により部分的動員の完了がニュースになり、今後の状況変化に多少なりとも影響を与える可能性があります。 今回は、そんな部分動員令で実際に起きたこと、それに伴う自分の感情の変化について綴っていきたいと思います。 最初に、動画でもお伝えしました通り、今のところ家族はみ

          ロシアで発令された「予備役令」の衝撃と現地の緊迫感

          世界の常識とかけ離れた、ロシア人たちの「心の中」

          皆さん、今日も一日お疲れ様です。 今日のテーマは、あまり今まで触れてこなかったディープなテーマです。 モスクワ生活で僕が感じるロシア人の「中身」「核心」について少し綴ってみたいと思います。 あえて「心の中」と書きましたが、今回は「悪い特徴」も含めて、本音で綴ってみたいと思いますのでお付き合いくださいw ※この記事はロシア人の特徴を断定するものではなく、あくまで一個人の見解ですので、ご了承ください。 知られざるロシア人の良いところ さっそく、ロシア人の「良いところ」

          世界の常識とかけ離れた、ロシア人たちの「心の中」

          ロシアには、うつ病患者が多い?

          皆さん、今日もお疲れ様です。 今日はちょっと重いテーマ、「うつ病」についてです。 何でこのテーマを書こうと思ったかというと、自分がうつ病に苦しんでいるというわけではなく、僕の周りにうつ病で苦しんでいる人が結構いるからです。 2020年のコロナ渦による自己隔離によって、世界中でうつ病患者が25%も増えたと言われているそうです。 去年の統計データでは、全世界に2億6000万人の患者がいて、毎年80万人が命を落としているそうです。。。しかし、正確なデータはどこの機関も出せていな

          ロシアには、うつ病患者が多い?

          ロシア第二の都市、サンクトペテルブルグで再確認したこと

          皆さん、今日もお疲れ様です。 日本は再びコロナ感染のニュースが絶えない印象ですが、皆さんくれぐれもご自愛ください。 さて、今回はYoutube動画でも公開している「ペテルブルグ 出張編」で、僕が感じたことをつづっていこうと思います。 ちなみにペテルブルグは、人口約538万人で、モスクワに次ぐ大都市です。(モスクワは約1260万人)また、1917年までロシア帝国の首都でした。 モスクワーペテルブルグ間を車で走破した様子は、こちらになります。 今回、5日間の滞在のメイン

          ロシア第二の都市、サンクトペテルブルグで再確認したこと

          ロシアで失業した僕が、今思うこと

          みなさん、今日もお疲れ様です。モスクワ在住のシンです。 昨日、YouTubeでアップロードした通り、  僕は6月30日に本職である輸入業の仕事を退職しました。 実は、このことを告げられたのは3月に入ってすぐのことでした。 でも、友人や知り合いはもちろん、家族にも一切報告は しませんでした・・・。 その理由は2つで、 変に情報を流して会社に迷惑をかけれない 家族に心配をかけたくない 特に会社に関しては、 外資系企業がどんどん撤退や売却を黙々と進める中、 僕が色んな会

          ロシアで失業した僕が、今思うこと

          一生忘れない、ロシア人との合同挙式

          付き合い始めて3年がたった2017年秋、 カーチャと家族、親戚、友達の総勢13人が日本にやってきました。 彼ら全員のビザ申請書、2週間分の滞在予定表作成には かなりの時間を割いたが、無事に全員分を入手。 9月末、モスクワのドモデジェヴォ空港から JAL便エコノミークラスで出発。 約9時間半後に成田空港に到着し、 そのまま結婚式会場のホテルへ。 場所は、神奈川県三浦市油壷にある「風工房」という リゾートクラフト施設。 僕の家族が以前からゆかりのある場所でした。 結婚式当

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          ロシアの税関事情(やっぱり賄賂はある?)

          みなさん、今日もお疲れ様です。 前回の記事で書いた通り、 今回は僕が長年関わってきた ロシア輸入ビジネスに関するお話しを したいと思います。 そもそも、貿易実務と聞くと どんなイメージをお持ちでしょうか? 僕がこの仕事を始める前に持っていた印象は、 「書類が複雑そうだな・・・」 「外国人とのコミュニケーション大丈夫かな・・・」 「ロシアの通関業務って特殊なのかな・・・」 「どんなコストが掛かるんだろう・・・」 周りはみんなロシア人を中心とした外国人従業員という中で、

          ロシアの税関事情(やっぱり賄賂はある?)

          ロシア人と仕事するって、やっぱり大変?

          僕は、2015年の終わりごろから 今年のウクライナ軍事介入が始まるまで、 日本食品の輸入業務全般を担当していました。 主な仕事内容を上げると、 ・在庫管理(数か月後の在庫調整) ・PO発行(輸出者との生産・出港スケジュール調整) ・ロシア語ラベル作成 ・輸入通関必須の書類作成 ・ロシア会計システムへの入力 ・倉庫従業員とのコミュニケーション ・現地通関ブローカーとの連携(税関対策) ・出張者の対応や商談での通訳 etc…. 僕が担当していた国は日本、アメリカ、中国で、 1

          ロシア人と仕事するって、やっぱり大変?

          ロシアで直接、就職活動

          モスクワでの学生時代、 僕はある日本食を専門に輸入している 卸業者でバイトを始めた。 そこは、小さなオフィスで10人ほどが 働いていた小さな会社だった。 厳密にいえば、当時学生ビザで バイトをするのもダメだった(笑) でも、生活費を賄うためにやるしかなかった。 バイトを始めて半年ほどたった時、 日本人の出張者が頻繁に来るようになった。 食品展示会の同行や、資料の翻訳などを まかされた。 そしてさらに数か月後、急に社名も変わった・・・ その社名ロゴには、 大手日本調味料

          ロシアで直接、就職活動

          エカテリーナとの出会い

          奥さんに直接言ったことがあるかは 正直覚えていないのだが、(笑) 僕の単独モスクワ留学で一番幸運な出来事は、 間違いなくエカテリーナ(通称:カーチャ)との出会い。 それは、大学院1年生が終わろうとしていた2014年5月末、 数少ない知り合いの日本人からの誘いからだった。 「日ロの学生が集うサークルがあって、みんなで今週末にピクニックをするから行かない?」 僕はもともと、海外で日本人と過ごすのが 好きではなかった。というか、嫌いだった。 特に日本人の学生とは・・・。 それ

          エカテリーナとの出会い

          留学で大事なことは、成績じゃない?

          さて、学生寮での生活はさておき、 実際の授業はどのようなものだったか・・・? 学部は国際経済とビジネスが専攻だったので 日本と同じような経済理論を深堀りしたり、 各テーマ(貿易実務、経理処理など)で 5-6回のセッションがあり、最後に 宿題やプレゼンなど課題を出される。 結論から正直に言うと・・・ 8‐9年前のことなので 習った内容は何も覚えていないし、 その後の仕事で役に立ったことは 一つもなかったと思う。(笑) これは、授業内容を否定しているわけではない。 むしろ

          留学で大事なことは、成績じゃない?

          ロシアに来る外国人留学生は変な人が多い?

          2013年9月末、 ついに学生生活がスタート。 まず、学費に関しては、 当時1年間で40万RUBくらい。 (2年間で約80万RUB=当時120万前後) 寮費は1年間で3万RUBくらいだった。 寮は基本的にすべて相部屋で、 一部屋に二人ずつ住んでいる。 16階建てで、その建物だけでも 500~600人くらい住んでいた。 もちろんほとんどがロシア人で、 極東やシベリアを含め、地方出身の 学生が大勢いた。 外国人は、 アゼルバイジャン、アルメニアなど 中央アジア出身の学生ば

          ロシアに来る外国人留学生は変な人が多い?