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未来学者には未来が正確に見える 出来過ぎたシナリオ編①

未来学者という職業があるそうです。悲惨な事故や事件を正確無比になぜ予測することができるのか。有能だから出来過ぎたシナリオができるのか、はたまた出来レースなのか。
結論を言ってしまえば、立てた計画通りに実行しているから予測が当たったように見えるだけです。シナリオライターは実行力のある者とツーカーです。
 
出来過ぎたシナリオ編を通して、ワクチン人口削減計画の入り口を敗戦国ドイツとすれば、出口は敗戦国日本だというシナリオが存在すること示したいと思います。
 
▽映画『ディープインパクト』(1998年、監督ミミ・レダー、主演モーガン・フリーマン)
巨大隕石が地球に衝突し、大津波で甚大な被害が世界中を襲う。さらに大きな隕石が衝突する危機を目前に核兵器を搭載した決死の宇宙船が突っ込んで隕石は粉々になり、人類滅亡は免れる。
 
▽映画『マイノリティ・リポート』(2002年、監督スティーブン・スピルバーグ、主演トム・クルーズ)
犯罪を予知して未然に防ぐ思想警察が現実化する近未来。犯罪予知部門の刑事自身が容疑者になる。「犯罪はなくなるが自由は侵されない」というが、街中は虹彩認証にあふれ、逃げ場はない。殺人なき社会のために殺人が起こり2048年(※ジョージ・オーウェルの1984から100年後というのが意味深)に始まった監視システムは6年で廃止される。
 
この二つの映画は未来学者のピーター・シュワルツ氏がコンサルタントとして加わりました。
 


ピーター・シュワルツ氏 ウィキメディア・コモンズより


シュワルツ氏は、東アジアの安全保障を仕切っている米国務省副長官のカート・キャンベル氏が創設したシンクタンク新アメリカ安全保障センターで理事を務める人物です。東アジアの安全保障にも関与していますから、日本人は無関心ではおられない人物です。
 
このシュワルツ氏は卓越した未来予知者です。
具体例が
ロバート・ケネディ・ジュニア著「真実のアンソニー・ファウチ」の【ロックステップ シミュレーション 2010】に書かれています。
 
<2010年、WHOはバイオセキュリティが世界的なリスクを管理するアプローチの中心であると発表した。同月、ビル・ゲイツが国連で「ワクチンの10年」の演説を行ったとき、すでにバイオセキュリティ、つまり微生物との戦いは、安全保障国家カルテルの優先推進者として「イスラム・テロリズムとの戦い」を追い越していた。数日後、ピーター・シュワルツは、ロックフェラー財団から資金提供を受けて、「テクノロジーと国際開発の未来のためのシナリオ」というタイトルのシナリオ報告書を執筆した。「ロックステップ」と呼ばれるセクションは、厳格な世界的専制政治が感染症に対する解毒剤であるという、急速に広まりつつある正統性を強化した。>
 
<パンデミックの間、世界中の国家指導者は自らの権限を曲げ、マスク着用の義務化から駅やスーパーマーケットなどの共用スペースの入り口での体温検査に至るまで、厳重な規則や制限を課した。パンデミックが沈静化した後も、市民とその活動に対するこのより権威主義的な管理と監視は定着し、さらに強化された。…シュワルツ氏のぞっとするような文書は、細菌と画策されたプロパガンダに怯える国民が公民権と憲法上の権利を進んで放棄すると予測している。シュワルツ氏は、国民は、10年以上は新たな専制政治や権威主義的な鎮圧に対して反乱を始めることはないだろうと予測している。>
 
これは庶民だけが知らなかったことですが、未来学者の正確なシナリオはずっと前から大企業に不可欠でした。
 
<シュワルツ氏の履歴書には、「ロックステップ」シナリオを執筆する前後のスパイ機関との複数の接触点が記録されている。1972 年、シュワルツはコンピューターテクノロジーと人工知能の初期のパイオニアであるスタンフォード研究所 (後の SRI インターナショナル) に入社した。シュワルツ氏は、SRI の戦略環境センターの運営に就任した。当時、SRI は CIA の悪名高い MKウルトラ プログラムを主催し、社会を粉砕し集中管理を課すためのプロパガンダ、拷問、精神科化学薬品の高度な使用を含む心理戦を積極的に研究していた。シュワルツ氏は退職し、ロイヤル・ダッチ・シェル社のシナリオ・プランニング責任者に就任した。その後、1987 年に、インテリジェンスの分析と「未来思考」戦略を専門とする企業コンサルタントとして、グローバル・ビジネス・ネットワーク (GBN) を設立した。シェル石油はGBNの最も収益の高い顧客だった。>
 
<シュワルツの顧客であるシェル・オイルは、ナイジェリアのオゴニ地域に広範な石油を保有している。1995年、ナイジェリア政府はオゴニの環境指導者、作家、テレビプロデューサーのケン・サロ=ウィワ氏と他の8人の環境活動家を「暴力を扇動した」という容疑で処刑した。サロ=ウィワの逮捕、軍事法廷での裁判、そしてその後の処刑は、彼と他のオゴニの環境指導者に対する嫌がらせキャンペーンの後に行われた。>
 
本書は、シュワルツ氏に限らず、CIAなど諜報機関出身者がパンデミックシミュレーションのシナリオライターになっていることを指摘しています。
 
シュワルツ氏の最も正確な未来予知はこれに尽きるでしょう。
<2000年、上院委員会の研究の一環として、シュワルツ氏は「テロリストが飛行機で世界貿易センターに突っ込む恐ろしい可能性」を予言した。>
 
しかし、これ以上に恐ろしいのは、人間とロボットの融合トランスヒューマニストを目指すオピニオン雑誌にシュワルツ氏が関わり、トランスヒューマニズムを中核にしてワクチン企業、IT長者、未来学者が強固に結びついたことです。
 
出来過ぎたシナリオ②に続きます。

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