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「医学の世界から排除されるべき論文」~理由なしに統計から多数除外、論文執筆者の6割超がファイザー社員 日本発のコロナ疑惑告発㊤ 

ロバート・ケネディ・ジュニアによるワクチン最終臨床試験での心臓への重い副作用

など「コロナワクチンの致命的欠陥」の告発も衝撃的ですが、日本発のコロナ疑惑告発も劣らぬ説得力があります。こんなものを体に入れるべきではないという直感は正しかったようです。
 
がんもどき理論でがんの早期診断、早期治療の疑問を呈し続け、コロナ渦中の 一昨年急逝された医師近藤誠さんは、「ワクチンが流行を終息させた感染症はない」とワクチンの副作用にも警鐘を鳴らし、著作で発信し続けました。
 
ファイザー製ワクチンの第三相臨床試験について指摘した重大事実はまずこれです。
 

ファイザー製ワクチン第三相試験で、試験対象者が理由を明かさないまま多数除外


「新型コロナワクチン 副作用が出る人、出ない人」(2021年小学館)では、ファイザー製ワクチン第三相試験において、試験対象者が理由を明かさないまま多数除外となっていることを突き止めました。
近藤先生の言うファイザーから米国食品医薬品局FDAへの提出資料を見てみると、さりげなく、小事かのように重大なことが書かれています。


さりげなく盛り込まれた重大事


「2度の接種後、偽薬(生理食塩水、プラセボ)群では61人を、ワクチン群では311人を最終解析から除外した」という文章です。
 
その問題点を近藤先生はこう指摘しました。
「規定の回数を打てば試験は実質終了で、あとは被験者の経過を観察するだけ」なのに、
▽実質試験終了後に372人もの大量除外
▽除外者はワクチン群が250人も多く、生理食塩水群での新型コロナ発症数の162人を上回る
▽除外理由を明かしていない
 
「つまり、事後にデータを操作して、ワクチン群に生じた発症ケースを隠してしまった可能性があるわけです」
試験結果は、権威ある医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に論文掲載されているものの、「多数のケース除外」とは記されていないそうで、「FDAへの提出文書と合わせて二重の隠蔽行為なのでしょう」と述べています。
 
さらにもう一点です。
 

執筆者29人中18人がファイザー社員、そんな論文ふつう信じられません


「新型コロナとワクチンのひみつ」(2021年ビジネス社)では、第三相試験について「ワクチンの実地接種は(開発段階の)第三相試験と異なり、比較対象となるプラセボ群が存在せず、有効率が高いのか低いのかなど、重要な点がいっさい不明に終わる」から「科学的に信頼できる第三相試験が最重要視される」と前置きします。
 
つまり、最重要視される第三相試験が信頼できるものかどうかが重要になりますが、なんと
「29人の共同著者中、会社の社員が18人(62%)(前掲N Engl J Med)。『医療倫理』の観点からは、『利益相反』に当たるので、形式的にも実質的にも(医学の世界から)排除されるべき論文です」
「しかも試験では、会社と深い(金銭的)関係にある医師らに依頼して被験者を集めており、ワクチン候補を打った後の副作用が強烈なため、だれが打たれたかがわかってしまう(データ操作の可能性)。会社に集められたデータも、どう操作・計算されたのかは永遠にわからない」
 
お手盛りの意欲満々の態勢で臨む第三相試験です。せっかく集めて2回も打った被験者を372人も除外した理由は何なのか。特にワクチン接種群は未接種群の5倍も除外しています。理由を明かさない以上、控えめに言っても発症か重大な副作用を除外したんだろうと言うほかありません。
 
権威ある医学雑誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」がこの論文をあっさり掲載していることが、医学界の深い闇です。
 

 

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