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米映画に見るLGBTへの贖罪意識(日本は無縁!)~LGBT推進判事全員✖の掲示板つくりたい⑤

▽「心は女なのになぜ女子風呂に入ったらいけないのか全く理解できません」温泉施設の女性用浴場に侵入した男逮捕
11/14(火) 1:44配信 CBCテレビ
三重県桑名市の温泉施設で
 
▽「生理用品を見るのが好きだった」女装して女性用トイレに侵入か 使用済み生理用品盗む目的で
11/12(日) 5:37配信 TBSテレビ
栃木県の高速道路のサービスエリアにある女性用トイレで
 
最高裁が事実上性自認を認めたことで変態を世に放った感があります。全国で相次いでいると思われますが、LGBT法案を岸田政権に寄り添って通したマスコミは、今後もローカル放送にとどめて、大々的には報道しないでしょう。
 
そもそも日本は、戦国武将が戦地に少年を帯同させたような性嗜好に寛容な歴史を持つ、最もLGBT法を必要としない国です。岸田政権に強圧をかけてきたエマニュエル駐日大使は、そんな歴史を知りもせず、欧米のLGBT弾圧の歴史と贖罪意識を押し付けてきました。
 
環境や食糧に集約されるSDGs17項目に潜り込ませた異質な1項目が「ジェンダー平等の実現」だとしたら、LGBTという性嗜好に潜り込ませた異質な1つがTトランスジェンダーという性自認です。異質というより価値観を混乱させる共産活動をむき出しの先兵と言えるかもしれません。日本社会の価値観では、性嗜好には陰でやる分には勝手にしたらいいと寛容でしたが、性自認は社会に大きな混乱をもたらすと考えるのです。
私も映画をそれほど見ているわけではありませんが、主に同性愛嗜好を描いた米映画を紹介して、欧米に必要でも日本に必要ないものを考えたいと思います。
 
▽「ブロークバック・マウンテン」(2006年日本公開)出稼ぎの羊番のためブロークバック・マウンテンという山で男性カウボーイ二人ジャックとイネスが出会い、同性愛に目覚める。地元で家庭を持つが、再会するや妻子を顧みなくなって互いに夢中になる。その後、ジャックは同性愛者であることを理由に暴行を受け、死亡。イネスがジャックの面影を探す。
監督はアン・リーという台湾人ですが、中国でこの映画は上映されませんでした。同性愛を禁じるイスラム教圏の中東の大半でも上映禁止になったそうです。
 
▽「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」(2015年日本公開)
映画は第二次世界大戦中に難攻不落のドイツの暗号エニグマの解読に取り組み、のちに同性愛で訴追されたイギリスの数学者アラン・チューリングを描く。
「すでに廃止された性犯罪法で有罪となったまま亡くなった数千人の同性愛男性について、赦免すると発表」という2016年のBBCニュースが見つかりました。それによると、同措置は「アラン・チューリング法」と呼ばれました。チューリングは訴追され、「同性愛治療の化学療法」を処分として受け入れましたが、結局自殺。その後59年たった2013年に赦免されました。この例をその他の人にも拡大した格好です。当事者が「私は何も悪いことはしていない。謝罪してもらえれば、赦免はいらない」と語っています。ホモを罰する米テキサス州法が連邦最高裁で違憲とされたのも2003年です。欧米では、同性愛がごく最近まで有罪で、謝罪を求める強い声があることを示しています。
 
もう一つ、
▽「グリーンブック(2019年日本公開)」
黒人のジャズピアニスト、ドン・シャーリーが1960年代、イタリア系のトニー・リップを運転主兼用心棒に雇い、黒人用旅行ガイドブック(グリーンブック)に載っているホテルに泊まりながら、米国の南部を演奏旅行するという話。この中で、ドンが同性愛の疑いで拘束され、トニーの機転で逮捕は免れるという場面が出てくる。
 
振り返って日本は、今や、いわゆるおねぇが人気ナンバーワンのタレントです。冒頭にも触れた通り、男色の戦国武将を数え上げればきりがありません。江戸時代後期、十返舎一九の人気滑稽本「東海道中膝栗毛」の主人公喜多さんはもともと弥次さんなじみの陰間(男娼)です。江戸の庶民も性嗜好におおらかだったことがわかります。
そんなわが国に対して「LGBTについて理解を増進しよう」と言う国会議員(稲田、新藤、古屋)は日本の歴史に無知な保守の皮を被った利権政治家ですし、自国の弾圧の歴史と贖罪意識は棚に置いて、「理解を増進しろ」と強要する大使は浅はかにもほどがあります。

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