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「ヘイ、キシダ!」 昨年10月赤坂迎賓館で夕飯をおごってくれたラリーの上司スティーブンが1年ぶりにやってきた!

米投資ファンドの親玉が3月29日首相官邸を訪問しました。岸田首相の新NISAへの取り組みを叱咤激励しにきただけでしょうか。考えるだに恐ろしいお客様です。
 
お客様は、ブラックストーン・グループの最高経営責任者のスティーブン・シュワルツマン氏です。
 

金持ちの相手ばかりでは庶民は思いやれませんよね


ブラックストーン・グループは、先日の記事で指摘した米投資会社ブラックロックの元親会社に当たります。

 
ウィキペディア英語版ブラックストーン・グループを抜粋すると、
<リーマン・ブラザーズを退職したピーター・G・ピーターソンとスティーブン・シュワルツマンによって1985年に設立された。…最も大きな上場株投資会社の一つである。>
※リーマン・ブラザーズ時代の上司でブラックストーン・グループの共同創業者ピーター・G・ピーターソン氏は外交問題評議会(CFR)会長も務めました。
<CEOのスティーブン・シュワルツマンの個人資産は2020年には、210億ドル(約2兆1700億円)となった。
創業者でCEOのスティーブ・シュワルツマンは中華人民共和国の清華大学に3億ドルを寄付して経済管理学院顧問委員会に名を連ねて自らの名のついたカレッジも設立している親中家…>
<名前の類似する資産運用会社ブラックロックはブラックストーンの債券運用部門として設立されたが、1995年に売却されている。>
<総資産2兆6269億ドル(2020年第4四半期)>
 
ウィキペディア英語版スティーブン・シュワルツマンを抜粋すると、
<イェール大学に通い、そこでシニア団体スカル・アンド・ボーンズの会員となり、…ビジネススクールを卒業した後、シュワルツマン氏は投資銀行リーマン・ブラザーズで働き、31歳で常務取締役となり、その後取締役社長に就任しました。…1985年、シュワルツマンと彼の上司ピーター・ピーターソンは、当初は合併と買収に重点を置いたブラックストーン・グループを設立した。ブラックストーンは事業買収、不動産、直接融資、代替資産に事業を展開し、現在約 5000 億ドルの資産を管理しています。>
 
※最も気になるのはスカル・アンド・ボーンズ会員です。

髑髏団のロゴ


プレスコット・ブッシュ、父ブッシュ、子ブッシュとブッシュ家3代が入会したエール大の秘密結社がスカル・アンド・ボーンズです。
 
「知られざる世界権力の秘密」(ユースタス・マリンズ著、2017年成甲書房)によれば、
<ダニエル・コイト・ギルマンが…秘密結社の髑髏団(どくろだん)[スカル&ボーンズのこと。1832年に創立されたドイツのドクロ団の支部としてウィリアム・H・ラッセルにより1833年に創立]に資金を提供するため、1856年にエール大学にラッセル信託協会を設立したからである。
髑髏団のメンバーはアメリカでロスチャイルドの隠れ蓑を務める中心人物となっている。W・アヴェリル・ハリマンやジョージ・ブッシュ…が典型的なメンバーである。
…肩を叩かれて髑髏団へ入らないかと勧誘されたなら、その後の人生で成功への心配は無用となるということは、エール大学では有名な話だった。>
 
※スティーブン・シュワルツマン氏もブラック・ロックのラリー・フィンク氏が今月21日に首相官邸を訪れたときと同じく、岸田首相は金融庁長官ら3幹部同席(※8日前と違って秋葉国家安全保障局長も加わりました)のもと応対しました。成功の階段を駆け上がった個人資産2兆円超の大物が赤坂迎賓館に呼びつけずにわざわざ首相官邸に足を運んだわけですから、今度はどんなお土産を用意したのでしょうか。
 

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