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【AI】生成AIの法的リスクと対策
本年10月5日に日経 BPから「生成AIの法的リスクと対策」という本を刊行します。
この本では、題名からわかるとおり生成AIの法的リスクを取り上げます。
生成AIにはどのような法的リスクがあるのでしょうか。
主なものとして、
①著作権などの知的財産権の侵害・帰属
②人格的権利・利益の侵害
③個人情報の不適切利用
④秘密情報の漏洩
⑤誤情報の利用
⑥バイアスによる差別や不公平な取り扱い
⑦フェイクニュースの流布やマルウェアの作成等の不適切利用
⑧各種業法の違反等が挙げられます。
これらのリスクには法的リスクと社会的・倫理的リスク(あるいは社会的批判を浴びるリスク)がありますが、本書では、法的リスクを中心に解説します。
生成 AIの法的リスクをまとめたのが下の【図表1】です。
![](https://assets.st-note.com/img/1695728397110-tyvGkib8M3.png?width=1200)
世間的には、著作権侵害が話題になることが多いですが、企業では、秘密情報の漏えい、個人情報の取り扱い、ハルシネーション(誤情報)もよく問題となります。しかし、それ以外にも、バイアスや偽情報といった問題もあります。
出版を記念して(?)、これから何回かに分けて、これらを解説したり、世間で話題となった出来事を題材に何かを書いていきたいと思います。
「生成AIの法的リスクと対策」は以下で(予約)購入可能です。
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