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211、シン・若林純一元市議のブログコメント欄でのやり取り②

続きです。「匿名」さんからの回答を以下に紹介する。今回も長いですからね。

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●「匿名」さん
ハテナが多かったように見受けられますが時間の都合もあり全てには回答できないかもしれません。

とりあえず「非常に気になっていることがある」ところから回答しますね。
〉私が意図的に「ワクチン」というワードを避けているような気がする」

この板はマスクを題材にしたものなので、あえてワクチンを話題にする必要がありませんでした。感染症の基本的な対策としてあげられるのは、手洗いと咳エチケットが主流だと認識しており厚生労働省でも公開される感染症対策の大筋はそれでしょう。
インフルエンザや新型コロナで推奨されるワクチン接種は私の主観では特殊と言えます。ですので、感染症対策の大筋を避けてまでワクチン接種を口に出す必要がなかったとの回答になります。

〉あなたのワクチン観を教えていただけいないでしょうか?

今回のmRNAワクチンに限らず、ワクチンには主作用と副作用があります。
もっと言えば薬は概ねそのようなものがあると言えます。
またワクチンには作用の部分が体感しにくく、副作用の部分が目立ってしまう性質があります。
これが私のワクチン観です。

さてワクチン観ついでにmRNAワクチンって新型コロナウィルスに対して効果があったのか?なかったのか?の話をすると、私はあったと考えます。
ワクチン接種後感染予防に充分な抗体がつく数日後から3ヶ月間の中和抗体は高い値を示しており、6ヶ月頃には10分の1になるとの結果です(従来株での話)。
中和抗体は新型コロナウィルスを構成するSタンパク質に取り付き、細胞(ACE2受容体との結合)への侵入を防ぎ、ウィルスの増殖を抑える働きをします。これを中和作用と言います。中和作用の期待できる期間は予防効果があると言えます。
じゃあワクチン接種しているのに感染するのは何故かと言うと、概ね中和抗体の減少によるものだと考えます。
またワクチン接種により抗原提示を受けて活性化した細胞性免疫の働きも無視はできません。これは重症化予防に繋がります。
詳しい話をすると何ページにもなりそうなので、今日はこのへんで失礼します。
肝心のマスクについては明日以降時間がある時にも

●〉あなたは感染対策としてのマスクの妥当性を疑っていないよう

マスクの妥当性を信じるとか疑うではなく、マスクの効果はマスクに批判的な人達が実証してくれていると思います。
とある動画では、マスクをしている男性が寒い土地で息を吐いた時の白く光る空気により、これだけマスクから空気がもれているんだぞ!と主張する動画があります。
動画ではマスクの隙間から漏れる息の凄まじさはみてとれるんですが、前方向へは空気が流れていないことが示されています。これは富岳でも同じような実験をされていましたよね。
マスクの漏れ率はマスクを正しく着用できるかどうかで大きく変わります。しかしながら、そんなの面倒だし隙間など気にしないで装着している人がほとんどなのでは?
漏れ率?これは漏れると言う表現からマスクから漏れる空気を連想させますが、マスクの外側から内側へ侵入する粉塵の侵入率のことを言います。
空気中に漂ってるものがあればマスクの隙間から侵入するでしょう。ではマスクに意味はないの?と言うとそうではありません。内側から吐き出された飛沫はマスクの内側に沢山こびり付き、前方向への拡散を防止、さらに多くの飛沫をキャッチすることにより、拡散するはずだっただろう飛沫のエアロゾル化を減少させます。
空気中に存在するコロナウイルス量を減少させるだけでも感染リスクは低下すると言えるでしょう。
マスクの妥当性という話一つでこれほど長文になるとは。。。

〉「マスク会食」を徹底し、マスクを外している際はもちろん「黙食」を徹底し、家庭でも終始マスクを着用する等、何かしらの感染対策を講じているのでしょうか?

私はコロナウイルスに感染しないことを目的に生活しているわけではありません。
マスク会食を義務付けされる場所では、それに従います。黙食を義務付けられる飲食店にはこれまで遭遇したことがありません。しかしながら店側がそういうルールをかしているなら従うでしょうね。まぁあえてその店は選ばないと思いますが。。
家庭では外から帰ってきたら手を洗いましょうねと話をする程度で、絶対的なルールとはしていません。もちろん家の中ではマスクをしませんし、外を歩いている際、人が少ない場合はマスクを外していることもあります。
再度言いますが私はコロナウイルスに感染しないことを目的に生活を送っているわけではありません。なので感染しちゃったら仕方ないなぁくらいにしか考えていません。

折角なので私からも質問をさせて頂きます。
以前も会話した内容ですが、私は26万人の感染者数はよく抑えている方だと言いました。
2021年12月30日アメリカでは1日で59万人の感染者数を記録しています。
さらに1月3日には100万人と記録した感染者数を大きく上回る数字を叩き出しています。
これをマスクと絡めた場合、アメリカのマスク着用率は、日本よりかなり低く最大でも69%だったと思います。
「これだけの感染者数を記録したのはマスクの着用率が低いからだ!」とならないのは何故でしょうか?
日本はマスク着用率が高いのに26万人の感染者数を出している。
アメリカは日本よりマスク着用率が低く、日本より感染者数が約4倍と高く1日だけで100万人も感染しているわけです。
他の方が書き込まれていたようマスクの有効性だけで感染者数を評価した時に、この現象はどう見えるんでしょうか。

――――――

「天乃川シン」
●ワクチン、そしてマスクに関するご返答ありがとうございます。

それぞれについてお話しする前にまずお聞きしたいのですが、私が日本のマスク着用率を「ほぼ100%」と表現したことに対する説明はご理解いただけたのでしょうか? また、90%という上限値を89%と表現なさっていた件について、何かおっしゃりたいことはありませんか?

それと、あなたがおっしゃったオミクロン株の基本再生産数32という数字ですね? この数字は何処から引っ張ってこられたのかという私の指摘についていかがお考えになっているのか?

これらについて何も触れることなく先に進んで行かれるのはいかがなものかと思います。何か都合が悪くなったから触れずにスルーしたのかと勘繰ってしまいますよ?

あなたのワクチン観については色々と意見したいことや指摘したいことがありますので、もうしばらくお待ちいただけたらと思います。マスクに関してはさらにその後の返答になるかと思います。筆不精をお許しください。

蛇足になりますが、「なんだよ、ダブルスタンダードかよ」というツッコミが浮かびながらも、しかし全く同感だなと思ったのでフライング気味に触れちゃいますが

>私はコロナウイルスに感染しないことを目的に生活を送っているわけではありません。なので感染しちゃったら仕方ないなぁくらいにしか考えていません。

……これについては私も同じ考えです。私はコロナを脅威だなんて思っちゃいないので同じように思っています。あなたもそうだということですよね?

それではnさん、失礼致します。

●それでは返答します。

>この板はマスクを題材にしたものなので、あえてワクチンを話題にする必要がありませんでした。感染症の基本的な対策としてあげられるのは、手洗いと咳エチケットが主流だと認識しており厚生労働省でも公開される感染症対策の大筋はそれでしょう。
インフルエンザや新型コロナで推奨されるワクチン接種は私の主観では特殊と言えます。ですので、感染症対策の大筋を避けてまでワクチン接種を口に出す必要がなかったとの回答になります。

➡厚労省が「感染拡大防止へのご協力をお願いします」――として挙げている基本的な感染対策は

①マスクの適切な着脱
②手洗い
③3密回避
④換気

となっていますが、これに加えて

「ワクチン接種を検討いただくとともに、接種後も感染対策にご協力ください」

このように記載されています。
感染拡大防止へのご協力をお願いいたします!|厚生労働省 (mhlw.go.jp)

厚労省は基本的な感染対策+α的な位置にワクチン接種を置いているようですが、多くの国民の認識としては、ワクチン接種は基本的な感染対策にあたるという認識だと思いますがいかがでしょうか?(私は全くそうは思っていませんけどね?)。

2021年の東京都のある「インターネット」調査によると、コロナのワクチンを「必ず接種する」「おそらく接種する」と答えた人は85%以上。
別紙 (tokyo.lg.jp)

また、地域SNS「ピアッザ」の「インターネット」調査によると、ワクチンを接種したいと考えている人は63%。そして、その理由の83%が「コロナに感染したくない」といったものでした。
新型コロナワクチン接種に関する意識調査、年代別接種希望者50代以上が74%でトップ、30代が58%で最下位|PIAZZAのプレスリリース (prtimes.jp)

これらの結果から見ても、国民の多くはワクチン接種を基本的な感染対策として考えているのではないかと思われ、実際にワクチンを接種した人にこのような質問をしたら、ワクチン接種を基本的な感染対策として認めるような発言をすると思います。

政府にしても同様の見解だと思いますよ? 

2022年5月頃のテレビコマーシャルで、若者に3回目のワクチン接種を勧める理由として岸田総理は以下のような発言をしていました。

「3回目接種をすることで、感染そのものを防ぐ効果、感染した際の重症化を防ぐ効果があります。自分を守り、家族や友人を守るために、ワクチンは種類よりスピード、3回目接種をご検討ください」
新型コロナウイルス対策「若者のワクチン接種」篇|政府インターネットテレビ (gov-online.go.jp)

「種類よりスピード」という発言に失笑と怒りを禁じ得ないのですが、一国の総理大臣がテレビという発信力のある媒体において連日このような発言をしていたのです。ワクチン接種は基本的な感染対策というのが若者を含めた国民一般の認識と言っても差し支えないでしょう。

そんな状況のなかで、「ワクチン接種は私の主観では特殊と言えます」――というあなたの考え方は相当にレアなケースだと思いますがいかがでしょうか?(いや、私も近しい感覚ですがね?)。

いや、別にそのような考え方を抱くのは自由ですし批判するつもりはさらさらありません。しかし、あなたは

>mRNAワクチンって新型コロナウィルスに対して効果があったのか?なかったのか?の話をすると、私はあったと考えます。

➡このように発言してもいます。重症化予防にも繋がるだろうという認識もお持ちのようですが、なぜそう思っていらっしゃるのにワクチン接種を「特殊」だと言えてしまうのか、私には非常に不思議に思えてしまいます。だいぶ珍しいスタンスだと思いますが、そのあたりいかがでしょうか?

ちなみに、あなたはワクチンを接種しているのでしょうか? 接種しているのなら何回接種しているのでしょうか? 参考までにお聞かせいただければと思います(私は一度も接種していません)。


※次回へ続く。

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