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143、ワクチンのm-RNAはDNAに逆転写する!ルンド大学の論文より。

スウェーデンのルンド大学が注目すべき論文を発表している。

肝癌由来細胞=Huh7細胞にファイザーのm-RNAワクチンを暴露させたところ、核を含む細胞内でLINE-1(long interspersed nuclear element-1)という逆転写酵素が高レベルで発生し、ファイザーのワクチンを暴露させてから6時間という短時間でm-RNAがHuh7細胞のDNAに逆転写されることが分かったというのだ。



※逆転写に関しての説明はこちら。


さて、今回紹介する論文は肝癌由来細胞における人工的な実験結果ではあるけれども、これはm-RNAワクチンの安全性を考えるうえで非常に大事な情報だ。

――というか、この研究結果によってm-RNAワクチンの安全性についてさらにさらに大きな懸念が生じたと言っても良いだろう。もし、m-RNAが容易に細胞内の核に逆転写されてしまいDNAを改変してしまうのだとしたら、半永久的に体内でm-RNAが産生されてしまう可能性があり、人体にどのような影響が起こるか分かったもんじゃないからだ。

日本の厚労省や「こびナビ」、そして前ワクチン担当相の河野太郎はm-RNAワクチンの安全性を語るうえで、「m-RNAは逆転写しません」と謳ってきたのだが、その説明は大嘘だったということになる。


とりあえず、以下に論文で気になった部分を簡単に紹介しておこう。


●BNT162b2(ファイザーのワクチン)は試験したすべての濃度で、細胞全体領域と核の両方でLINE-1タンパク質レベルを増加させた。

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※一番左のCtrl=コントロール群に比べてワクチンに暴露した細胞はLINE-1が多く発現している。


●LINE-1が上昇したときにBNT162b2が DNAに逆転写されるかどうかを調べるために、0.5μg/mLのBNT162b2で6、24、48時間処理したHuh7細胞からゲノムDNAを精製し、RNaseで処理してRNAを除去し、図に示すようにBNT162b2標的プライマーでPCR処理を施したところ、図に示すように、BNT162b2が逆転写されることがわかった。

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●BNT162b2 mRNAは、BNT162b2曝露後6時間という速さで、細胞内でDNAに逆転写される。逆転写のメカニズムとして、内因性の逆転写酵素であるLINE-1を介する可能性があり、LINE-1の核内タンパク質分布はBNT162b2によって上昇する。

●肝細胞にもワクチン由来のSARS-CoV-2スパイクタンパク質が存在し、あらかじめプライミングされたスパイクタンパク質反応性細胞傷害性T細胞のターゲットとなる可能性があるため、検討に値すると思われる。自己免疫性肝炎を発症した人の症例報告もある

BNT162b2 の毒性報告では、遺伝毒性試験および発がん性試験は行われていない。我々の研究は、BNT162b2が肝細胞株Huh7でDNAに逆転写されることを示しており、これは、BNT162b2由来のDNAが宿主ゲノムに統合されてゲノムDNAの完全性に影響を与え、それが遺伝毒性副作用を媒介する可能性があるのではないかという懸念を生じさせる可能性があります。


――とりあえず、こんなところにしておこう。駆け足になってしまっているので細かく嚙み砕いて説明できていないことを許してほしいのだが、やっぱりワクチンって警戒したほうが良いね。





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