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【音楽】[青春時代を思い出して]Dir en greyが実は海外ですごいことになっていた!?

マンタです。普段はスタートアップ企業で働き、週末は音楽や趣味を探求し新しい生活様式を模索しています。
普段はJAZZをメインに聞いていますが、実はアニソンからメタルまでかなり雑多に音楽を聴いています。今回は本当に20数年ぶりに昔注目していたビジュアル系バンドを偶然Apple Musicで見つけて調べてみたらすごいことになっていたのでまとめてみたいと思います。

Dir en greyとは

Dir en greyとは日本で結成されたビジュアル系バンドでデビューは1997年なので今からもう24年も前のことです。

私が知ったのはインディーズバンドの頃で1997年、まさに香港にいた時でした。
ちょうどバンドブームでもあり、かなりビジュアル系が全盛期でしたね。また自分もバンドをやっていたことからかなり注目していた記憶があります。
オフィシャルサイトもビジュアル系らしさを強く残した構成になっており、バンドとしての根っこはやはり変化していないんだなぁとある意味安心しました。

中学生という多感な年頃にて、かなり強烈なインパクトのサウンド、ビジュアルが印象的だったのと、確か当時ミュージックステーションで過激すぎてクレームが殺到したというエピソードをうっすらと覚えています。

正直最近のヒットチャートは終えていませんが、ビジュアル系というジャンルもどこかへ影を潜めてしまっていたのかなと思ってはいたのですが、実はずっと続いていたことにびっくりしました。

なんとアメリカのビルボードでチャート1位をとっていた!?

Dir en greyはインディーズ当初よりかなり刺激的なサウンドで有名でしたが、こういうのは海外の方が受けがいいんじゃないかなと思っていました。
昔からOzzyやマリリン・マンソンに始まり、デスメタルなんてジャンルもあり、アメリカやヨーロッパのロック・メタルシーンは特にこういうジャンルが幅広いのです。
そう思っていたらやはり受け入れられていたようです。

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2018年発売の7作目アルバム「UROBOROS」は世界17カ国で同時発売され、アメリカのビルボードでチャート1位を記録しています。ライブ活動もこれまでに30カ国で行われています。

やはり海外で受け入れられるバンドだったようですね。こういうバンドが日本から生まれ海外で受け入れられて行くのは嬉しい限りです。
変な話ジャニーズや他のバンドもアジア圏ではかなり受け入れられている様に思えますが、アメリカ、ヨーロッパで受け入れられている日本の音楽は多くない思っています。

改めてDir en greyを調べたきっかけとなったアルバム「Vestige of Scratches」

今回改めてDir en greyの活動を知ったきっかけはこのアルバムが新作として目に止まったからです。

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初期インデーズ時代の名曲「I'll」から最新曲まで入ったベストアルバムです。
さらに特に刺激が強い「残」や「羅刹国」などは初期のバージョンではなく、リマスター(?)によりデスボイスによる内容にて再収録されています。

個人的には残や羅刹国は元の京の歌い方の方が刺激的で好きなのですが、これは海外にて適応するためのバンドの進化なんだなと思って聴いています。なおこれはこれでかなりしっかりしたデスボイスなので、デスメタル好きにも気に入っていただけるのではないかと。

ちなみにこちらが旧PVで

こちらが新PVです。かなりデス寄りになっていますね。

またすごく個人的ですが、「太陽の碧」がこんなにいい曲だっけなと結構しみじみ聴いています。人生経験が当時よりも色々増えたことで、感じ方も変わったのかもしれないですね。今聞くとさらに歌詞の意味をより深く理解できるように思えます。

いかがでしたでしょうか。
「Japan Culture」として日本のバンドが世界で受け入れられている点はやはり日本人として誇らしいとともに、えてしてそういう人ほど日本国内では受け入れられないなぁと実感します。そのあたりなんとかしていかないと、この先どんどんと世界に通用する人材が海外に流出していってしまうのではないかと危惧しています。

これはビジネスの業界も同じかなぁと思います。
この辺りは別の投稿として一度整理して発信できたらなと思っています。

今回は青春時代を懐かしみながらDir en greyについて語ってみました。
しかし先日紹介したAJICOに続き、やはりあの頃の音楽は非常にクオリティが高いなぁと思う一方、最近の音楽とのギャップを感じますね。この辺りはやはりおっさん化なのかなと。

ブログでもAJICOについて語っていますのでよかったら見てみていただけると幸いです。

本日もご拝読ありがとうございました。


平日はスタートアップ企業の社員、土日はたまにミュージシャン。読書や芸術、ITネタからガジェットまで興味は尽きない変人。