「非日常」が「日常」になる瞬間。

在宅勤務になってから、早1ヶ月が経とうとしてる。

あれだけ、毎日家にいることに対して、
違和感を覚えていたのに。
気付いたら、それが私にとっての「日常」となっていた。

思い返せば、
「非日常」が「日常」になる瞬間なんて、
わたしたちは過去に何度も経験している。

学校に入学するとき。
全力投球してきた部活を引退するとき。
新しい街に住んでみたとき。
はじめてお世話になった職場を退職するとき。

いつだって、その、
はじめの「ソワソワとした感覚」が、
いつのまにか「日常」に溶け込んでいくのだ。

人間は、たくましい。

それは「慣れ」といわれれば否定できないのだけど、
どこか私たち自身が、その「非日常」を、
自ら吸収していっているような、
そんな、自発的な、力強さが、
実はあるんじゃないかな、と、
ひそかに思ったりするのです。

今、全世界規模で、ほぼ同時に、
「非日常」が「日常」になりかけている。
だけど、そんな中で、自発的にこの状況を「吸収」しようとしている人がたくさんいる。

特に、この1週間は、
そのエネルギーをひしひしと感じる。

何もできてないと、焦る必要もない。
でも、わたしは、この「新たな日常」と、
ちゃんと向き合っていきたい。

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