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2020年阪神タイガース選手紹介 投手ver①

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背番号 名前
写真
①出身地
②生年月日(カッコ内は開幕日2020/6/19時点での年齢)
③投打
④経歴(カッコ内は阪神在籍年度、ドラフト順位)
⑤昨年の成績
⑥今季の登場曲(カッコ内は歌手名)
選手紹介、寸評

14 能見篤史(のうみ・あつし)

①兵庫県出石郡(現 豊岡市)
②1979年5月28日(41歳)
③左投左打
④鳥取城北高→大阪ガス→阪神(2005〜、ドラフト自由枠)
⑤51試合 1勝2敗18H 防御率4.30
⑥刹那(GReeeeN)

昨年は40代の投手としての最多登板記録を達成したものの防御率は悪化し、左のセットアッパーとしての立ち位置も岩崎、島本に譲るなど不完全燃焼のシーズンとなった。チーム最年長投手として、また貴重な中継ぎ左腕として今季もチームを支える。

15 西純矢(にし・じゅんや)

①広島県廿日市市
②2001年9月13日(18歳)
③右投右打
④創志学園高→阪神(2020〜、ドラフト1位)
⑤――
⑥カゼニフカレテ(清水翔太)

高校時代に打者を打ち取る度に見せたガッツポーズで甲子園を沸かせた剛腕。しかし、そのガッツポーズは急逝した父への思いから始めたもの。父に見せたかった憧れの甲子園をプロでは本拠地とし、西純矢の新たなストーリーが幕を開ける。

16 西勇輝(にし・ゆうき)

①三重県三重郡菰野町
②1990年11月10日(29歳)
③右投右打
④菰野高→オリックス→阪神(2019〜)
⑤26試合 10勝8敗 防御率2.92 1完封 ゴールデングラブ賞
⑥Always(光永亮太)、Tomorrow never knows(Mr.Children)

昨年オリックスから阪神に移籍しいきなり2桁勝利を挙げた先発の柱。球速こそ速くはないが、多彩な変化球とコースを丁寧に突く投球で試合をきっちり作る。移籍2年目の今季は開幕投手を託されるなど名実ともに阪神のエースとなり、チームを引っ張る存在に。ちなみに西純矢とは遠い親戚である。

17 岩貞祐太(いわさだ・ゆうた)

①熊本県熊本市
②1991年9月5日(28歳)
③左投左打
④必由館高→横浜商科大→阪神(2014〜、ドラフト1位)
⑤8試合 2勝4敗 防御率4.02
⑥Dream(平井大)

2016年には2桁勝利を挙げた左腕だが、それ以降は負けが先行するシーズンが続いている。今季は中継ぎに配置転換される予定だったが、開幕が遅れたことにより先発に戻ってのスタートとなる。今季こそは1年間一軍で投げきり、首脳陣の信頼を勝ち取りたい。

18 馬場皐輔(ばば・こうすけ)

①宮城県塩竈市
②1995年5月18日(25歳)
③右投右打
④仙台育英高→仙台大→阪神(2018〜、ドラフト1位)
⑤2試合 0勝0敗 防御率10.80
⑥20センチュリー・ボーイ(T.レックス)

昨年は二軍では1年間先発ローテを守り、奪三振王のタイトルも獲得するなど成績を向上させた。しかし一軍ではプロ入り後未だに勝ち星なしとドラフト1位の期待に応えられずにいる。今季は課題のストレートを磨き、武器である変化球とのコンビネーションで一軍の投手陣に割って入りたい。

19 藤浪晋太郎(ふじなみ・しんたろう)

①大阪府堺市
②1994年4月12日(26歳)
③右投右打
④大阪桐蔭高→阪神(2013〜、ドラフト1位)
⑤1試合 0勝0敗 防御率2.08
⑥終わりなき旅(Mr.Children)、HANABI(Mr.Children)

誰もが羨む体格、誰もが認める実績、誰もが憧れる才能を持つ選ばれし野球選手。しかし、ここ数年は歯車が嚙み合わず、昨年はプロ入り後初の0勝に終わってしまった。再起をかけて臨んだ今季は練習試合で好投しながらもウイルスや遅刻、ケガにより足止め。このままでは終われない、まだ26歳の天才は必ず一軍に返り咲く。

20 中田賢一(なかた・けんいち)

①福岡県北九州市
②1982年5月11日(38歳)
③右投右打
④八幡高→北九州市立大→中日→ソフトバンク→阪神(2020〜)
⑤1試合 0勝0敗 防御率1.93
⑥板の上の魔物(Creepy Nuts)、よふかしのうた(Creepy Nuts)

今季ソフトバンクから加入したベテラン右腕。プロ通算15年間で優勝6回・日本一6回を経験し、反対にBクラスは1回しか経験していないという優勝請負人でもある。プロ通算100勝を達成している経験豊富なベテランが力を発揮する時、自身7度目の優勝と日本一が見えてくるだろう。かつての「虎キラー」が虎を救う。

21 岩田稔(いわた・みのる)

①大阪府守口市
②1983年10月31日(36歳)
③左投左打
④大阪桐蔭高→関西大→阪神(2006〜、希望入団枠)
⑤14試合 3勝4敗 防御率3.33
⑥ベリーグッド(ベリーグッドマン)

12球団の投手でトップクラスに多くゴロを打たせるのが特徴のベテラン左腕。低めを丁寧に突く投球でチームを支え、チームが先発に困るといつも岩田の名前が浮上する。また、現役プロ野球選手で唯一の一型糖尿病患者であり、闘病を続けながらマウンドに上がる一方で同じ糖尿病患者への支援や寄付、糖尿病研究への助成といった活動も続けている。

22 藤川球児(ふじかわ・きゅうじ)

①高知県高知市
②1980年7月21日(39歳)
③右投左打
④高知商業高→阪神(1999〜2012、ドラフト1位)→MLB→四国IL・高知→阪神(2016〜)
⑤56試合 4勝1敗23H16S 防御率1.77
⑥every little thing every precious thing(リンドバーグ)

昨年途中に7年ぶりに虎の守護神に返り咲き、今季も守護神を務めることが決まっている球史に残るクローザー。最大の武器であるストレートはまるで浮き上がっているかのように見えることから”火の玉”と形容される。40歳を迎える今季も今なお燃え盛る”火の玉”で通算250セーブも優勝も掴み取る。

26 呂彦青(ル・イェンチン)

①台湾
②1996年3月10日(24歳)
③左投左打
④国立台湾体育運動大学→阪神(2018〜)
⑤(二軍)22試合 1勝7敗 防御率4.76
⑥Dance Monkey(Tones And I)

才能を見込まれ台湾の大学を卒業後直接阪神入り。しかし過去2年は二軍でもあまり良い成績は残せず、一軍登板もなし。3年契約3年目となる今季は外国人が計8人とライバルが一気に増えたが、外国人枠も4から5に拡大されている。二軍でしっかりアピールし、一軍昇格のチャンスを窺いたい。

27 尾仲祐哉(おなか・ゆうや)

①福岡県北九州市
②1995年1月31日(25歳)
③右投左打
④広島経済大→横浜DeNA→阪神(2018〜)
⑤5試合 0勝0敗 防御率6.35
⑥We Own It(2 Chainz & Wiz Khalifa)

素質の高さに惚れ込んだ阪神が大和の人的補償としてDeNAから獲得した中継ぎ投手。テンポのいい投球から繰り出されるストレートとスライダーの組み合わせで三振を多く奪うのが特徴だが、なかなか一軍のリリーフに定着できずにいる。その間にライバルは着々と増えているため、ここで立ち止まってはいられない。

28 小野泰己(おの・たいき)

①福岡県北九州市
②1994年5月30日(26歳)
③右投右打
④折尾愛真高→富士大→阪神(2017〜、ドラフト2位)
⑤14試合 0勝1敗5H 防御率2.31
⑥Beautiful Now(Zedd)

細身の体と柔らかい投球フォームから150キロのストレートを繰り出す右腕。その投球には前監督の金本も惚れ込み、結果が出ない時期が続いても一軍で先発として使い続けた。昨年はケガもあって一軍では14試合、全て中継ぎとしての登板だった。今季は先発に復帰し、課題のコントロールを向上させ一軍定着を狙う。

29 高橋遥人(たかはし・はると)

①静岡県静岡市
②1995年11月7日(24歳)
③左投左打
④常葉橘高→亜細亜大→阪神(2018〜、ドラフト2位)
⑤19試合 3勝9敗1H 防御率3.78
⑥Fly away(小山翔吾)、違うそうじゃない(鈴木雅之)

ストレートの球速、変化球の質ともにプロ野球でも屈指の数値を弾き出す将来のエース候補。アマチュア時代にはコントロールが課題だったが、プロ入り後にそれを克服し一軍で好投を続けている。現在の弱点はケガしがちな点であり、今季も開幕ローテ確実と見られながらもケガにより出遅れる形となった。

30 高野圭佑(たかの・けいすけ)

①広島県呉市
②1991年12月28日(28歳)
③右投右打
④呉工業高→四国学院大→JR西日本→ロッテ→阪神(2019〜)
⑤6試合 0勝0敗1H 防御率6.43
⑥ワタリドリ([Alexandros])

昨年途中にロッテとのトレードで移籍してきた右腕。元々はストレートとフォークで相手をねじ伏せる投球スタイルだったが、移籍後はカットボールに磨きをかけ、相手を上手くかわす投球も見せている。一軍で通用するだけの球は投げているが、一度打たれ始めると止まらないのがロッテ時代からの難点。

34 谷川昌希(たにがわ・まさき)

①福岡県八女市
②1992年10月6日(27歳)
③右投右打
④筑陽学園高→東京農業大→九州三菱自動車→阪神(2018〜、ドラフト5位)
⑤4試合 0勝0敗 防御率3.68
⑥Pallet(THE REMAIN)

シュートやスライダーといった横の変化球を得意とし、これらをコーナーに投げ込むことで投球を組み立てるスタイルだったが、オフにフォークを習得したことで縦の変化も使えるようになり投球の幅が広がった。その結果、キャンプから一軍で好投を続け、評価は急上昇。今季の阪神リリーフ覚醒枠はこの男だ。

35 才木浩人(さいき・ひろと)

①兵庫県神戸市
②1998年11月7日(21歳)
③右投右打
④須磨翔風高→阪神(2017〜、ドラフト3位)
⑤3試合 2勝1敗 防御率4.70
⑥Good Time(OWL CITY)

中3の冬、地元で行われた野球教室で阪神・能見から褒められた少年は3年後、その能見とチームメートになった。長い手足、大きな体を目一杯使って投げるダイナミックなフォームが特徴で、ストレートも150キロをマークする。昨年はシーズン途中にケガで離脱、そのまま最後までマウンドに帰れないという悔しさを味わった。今季は1年間投げ抜く。

36 浜地真澄(はまち・ますみ)

①福岡県福岡市
②1998年5月25日(22歳)
③右投右打
④福岡大大濠高→阪神(2017〜、ドラフト4位)
⑤21試合 2勝1敗 防御率6.11
⑥This is me(Keala Settle & The Greatest Showman Ensemble)

150年続く老舗酒造が実家の若手右腕。矢野監督からの期待は非常に高く、昨年は開幕ローテも勝ち取った。しかし、プロ初先発となった試合では結果を残せず、以降は中継ぎに。その後、中継ぎとして20試合に登板、プロ初勝利を含む2勝をマークするなど飛躍の1年となった。今季はさらに一軍登板を増やしていきたい。

37 及川雅貴(およかわ・まさき)

①千葉県匝瑳市
②2001年4月18日(19歳)
③左投左打
④横浜高→阪神(2020〜、ドラフト3位)
⑤――
⑥ひまわり(遊助)

中学時代からその名が知られ、高校は名門・横浜に進学し甲子園にも出場。しかし、高校時代はコントロールに苦しみ、期待されたほどの結果を残すことはできなかった。悔しい思い出の多い甲子園を、プロの舞台では良いイメージに変えてみせる。

40 福永春吾(ふくなが・しゅんご)

①大阪府高槻市
②1994年5月14日(26歳)
③右投左打
④金光大阪高→クラーク記念国際高→06BULLS→四国IL・徳島→阪神(2017〜、ドラフト6位)
⑤3試合 0勝0敗 防御率22.50
⑥good life(Gイージー&ケラーニー)

ケガで一度は野球を諦め高校中退も経験したが、その後野球への思いが再燃し、独立リーグでプレーする中で実力をつけてプロ入り。プロでは初登板初先発の試合で6失点をしても負け投手にならないなど日頃の行いの良さ(自称)から来る運を見せつけた。今季は実力でプロ初勝利を掴む。

42 ジョン・エドワーズ

①アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ
②1988年1月8日(32歳)
③右投右打
④MLB(CLE)→阪神(2020〜)
⑤(MLB)9試合 2勝0敗 防御率2.25
⑥BIG BAD JOHN(JIMMY DEAN)

昨年セットアッパーとして大活躍し、今季からMLBに復帰するジョンソンに代わる新たなセットアッパー候補として獲得された右腕。150キロを超える速球に鋭く曲がるスライダーやカーブ、カットボールを操る。かつて精巣がんを患いながらもそれを乗り越えてきた不屈の助っ人が新たな8回の男となる。

43 守屋功輝(もりや・こうき)

①岡山県倉敷市
②1993年11月25日(26歳)
③右投右打
④倉敷工業高→HONDA鈴鹿→阪神(2015〜、ドラフト4位)
⑤57試合 2勝2敗7H 防御率3.00
⑥アゲイン(WANIMA)

昨年一気にブレイクしたリリーフ右腕。どんな強打者に対しても強気にインコースを攻め、それを布石にアウトコースのストレートやスライダーで打ち取る投球を得意とする。今季も練習試合やオープン戦で安定した投球を続けており、昨年以上の好成績が期待される。

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