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2020年阪神タイガース選手紹介 投手ver②

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背番号 名前
写真
①出身地
②生年月日(カッコ内は開幕日2020/6/19時点での年齢)
③投打
④経歴(カッコ内は阪神在籍年度、ドラフト順位)
⑤昨年の成績
⑥今季の登場曲(カッコ内は歌手名)
選手紹介、寸評

46 秋山拓巳(あきやま・たくみ)

①香川県丸亀市
②1991年4月26日(29歳)
③右投左打
④西条高→阪神(2010〜、ドラフト4位)
⑤10試合 4勝3敗 防御率4.26
⑥MAKE A MIRACLE(EXILE ATSUSHI)

剛速球を投げるわけではないが、正確無比なコントロールでコーナーを突き打者を抑えていく先発投手。また、投手でありながら打撃力にも定評があり、プロでも通算2本塁打を放っている。2017年には自身初の2桁勝利をマークしたが、それ以降は満足のいく成績は残せていない。練習試合で結果を残し続けて掴んだローテの座を今季は守り抜く。

47 川原陸(かわはら・りく)

①長崎県長崎市
②2000年12月12日(19歳)
③左投左打
④創成館高→阪神(2019〜、ドラフト5位)
⑤――
⑥オレメカ(THE HIGH-LOWS)

藤原(現ロッテ)や根尾(現中日)らを擁し春夏連覇を成し遂げるなど最強と言われた年の大阪桐蔭高に唯一投げ勝ったピッチャー。しかしプロ入り後ルーキーイヤーだった昨年はケガに悩まされ登板なしに終わった。1年遅れのスタートを切った左腕がここから巻き返す。ちなみに、高校時代には俳優の岡田健史とバッテリーを組んでいた。

48 齋藤友貴哉(さいとう・ゆきや)

①山形県東根市
②1995年1月5日(25歳)
③右投左打
④山形中央高→桐蔭横浜大→HONDA→阪神(2019〜、ドラフト4位)
⑤1試合 0勝0敗 防御率0.00
⑥End of the day(Mr.Children)

柔らかくかつダイナミックな投球フォームで最速150キロ超えのストレートを投げ込む剛腕。ルーキーイヤーだった昨年は主に二軍で勝ちパターンを務め、一軍登板も1試合経験した。力むとコントロールが大きく乱れがちなのが課題。

49 ジョー・ガンケル

①アメリカ合衆国フロリダ州
②1991年12月30日(28歳)
③右投右打
④MLB(MIAマイナー)→阪神(2020〜)
⑤――
⑥Nobody's Home(ONE OK ROCK)

変則気味のフォームとそこから投じられる微妙に動くツーシーム、そして高い制球力が武器の新外国人。メジャー昇格の経験がない全くの無名投手だったが、素材に惚れ込んだ阪神が獲得した。春季キャンプではいきなり好投を連発するなど矢野監督から高い評価を受けている。

50 青柳晃洋(あおやぎ・こうよう)

①神奈川県横浜市
②1993年12月11日(26歳)
③右投右打
④川崎工科高→帝京大→阪神(2016〜、ドラフト5位)
⑤25試合 9勝9敗 防御率3.14 1完封
⑥サムライソウル(ウルフルズ)

下投げに近い横投げで投球する変則右腕。制球力が大きな課題だったが昨年はその課題を解消したことで飛躍、先発ローテに入って1年間投げ9勝をマークした。一方、もう1つの課題である守備は現状あまり改善されていない。チームメイトで同期の高山と仲が良く、TwitterやInstagramで絡む様子が度々目撃されている。また、大の漫画好きである。

56 飯田優也(いいだ・ゆうや)

①兵庫県神戸市
②1990年11月27日(29歳)
③左投左打
④神戸弘陵高→東農大オホーツク→ソフトバンク→阪神(2018途〜)
⑤3試合 1勝0敗 防御率10.80
⑥ドラゴンクエスト『序曲』

2018年途中にソフトバンクとのトレードで加入した左腕。先発も中継ぎもできる。阪神淡路大震災では猫に起こされたことで難を逃れ、プロ入り後にはヤフオクドーム(現ペイペイドーム)で見つけた捨て猫を拾うなど猫にまつわるエピソードが多いが、本人は猫アレルギーである。今季の登場曲であるドラクエのテーマが甲子園に響き渡った際にはチームメイトが大笑い。

61 望月惇志(もちづき・あつし)

①神奈川県横浜市
②1997年8月2日(22歳)
③右投右打
④横浜創学館高→阪神(2016〜、ドラフト4位)
⑤8試合 1勝1敗 防御率4.02
⑥ライオン(ベリーグッドマン)

150キロをゆうに超える速球で打者を圧倒する若手右腕。2018年には中継ぎとして37試合登板、昨年は先発でプロ初勝利を挙げCSファイナルの初戦の先発も任されるなど球団からの期待は非常に高い。変化球の精度とコントロールを改善しその高い期待に応えたい。

64 桑原謙太朗(くわはら・けんたろう)

①三重県名張市
②1985年10月29日(34歳)
③右投右打
④津田学園高→奈良産業大→横浜→オリックス→阪神(2015〜)
⑤7試合 2勝0敗3H 防御率9.00
⑥No.005(Unknown Kun)

2017年に最優秀中継ぎに輝くなどかつての阪神最強リリーバーの一角を担ったが、登板過多もあって昨年はケガに苦しんだ。今季は開幕直前に実戦復帰し、以前と変わらぬ「真っスラ」と曲がりの大きいスライダーを見せた。勝ちパターンへの復帰を目指す。

65 湯浅京己(ゆあさ・あつき)

①三重県尾鷲市
②1999年7月17日(20歳)
③右投右打
④聖光学院高→BC・富山→阪神(2019〜、ドラフト6位)
⑤(二軍)5試合 1勝2敗1S 防御率4.26
⑥Show Time(E-girls)

独立リーグ出身の若手投手。これまでの野球人生はケガに泣かされてきたことが多かったが、BCリーグ富山サンダーバーズから初めて支配下指名を受けた選手であり、そのポテンシャルは本物。最速150キロを超えるストレートと多彩な変化球で一軍昇格を目指す。

66 小川一平(おがわ・いっぺい)

①神奈川県逗子市
②1997年6月3日(23歳)
③右投右打
④横須賀工業高→東海大学九州キャンパス→阪神(2020〜、ドラフト6位)
⑤――
⑥ハレルヤ!!!!(GReeeeN)

昨年阪神からドラフト支配下指名を受けた選手で唯一の大卒選手。大学時代は熊本地震による被災や自身のケガ、他部員の不祥事などによって満足に野球をプレーすることができなかったが、それでもプロからの指名を勝ち取った苦労人。最速152キロのストレートと”パワーチェンジ”などを武器に一軍で好投を続け、矢野監督の評価は日々上昇している。

67 岩崎優(いわざき・すぐる)

①静岡県清水市(現静岡県静岡市)
②1991年6月19日(29歳)
③左投左打
④清水東高→国士舘大→阪神(2014〜、ドラフト6位)
⑤48試合 3勝0敗26H 防御率1.01
⑥アイキャントライ(河野万里奈)

元々5人でドラフト指名を終える予定だった2013年の阪神が急遽予定を変更し最後の6番目で指名した選手。そこから毎年一軍で登板し、昨年はキャリアハイとなる脅威の防御率1.01、シーズン途中からはセットアッパーを任されるまでになった。低く沈み込むようなフォームから投じられるノビのある速球が持ち味で、150キロは投げられなくても相手打者をどんどん力で押し込む。

69 島本浩也(しまもと・ひろや)

①奈良県大和高田市
②1993年2月14日(27歳)
③左投左打
④福知山済美高→阪神(2011〜、育成ドラフト2位)
⑤63試合 4勝0敗11H1S 防御率1.67
⑥Snatch away(SKY-HI)

昨年阪神で最もブレイクを果たした選手と言えるだろう。過去8年で通算42登板だったのが昨年1年だけで63登板、さらには防御率1.67の好成績。どんなに大きなピンチを迎えようとも強気にインコースを突く投球で打者をねじ伏せ、チームの貴重な左の中継ぎとしてフル回転した。昨年のシーズン終了後に手術をした関係で今季は開幕一軍とはならなかったが、優勝には絶対に欠かせない投手だ。

75 ロベルト・スアレス

①ベネズエラ
②1991年3月1日(29歳)
③右投右打
④メキシカンリーグ→ソフトバンク→阪神(2020〜)
⑤9試合 0勝4敗 防御率5.74
⑥Muévelo(Nicky Jam & Daddy Yankee)

今季ソフトバンクから移籍してきた外国人投手。155キロ前後を安定して計測するくらいとにかく速いストレートで打者をねじ伏せる。先発も中継ぎもできるのが特徴ではあるが、今季は練習試合で投げていく中で中継ぎで結果を残したこともあり中継ぎ、それも守護神藤川の前に投げるセットアッパーとして開幕を迎える。ちなみに、兄が東京ヤクルトでプレーしている。

77 オネルキ・ガルシア

①キューバ
②1989年8月2日(30歳)
③左投左打
④MLB(KC)→中日→阪神(2019〜)
⑤21試合 6勝8敗 防御率4.69 1完封
⑥パプリカ(Foorin)

昨年シーズン終盤の快進撃を中継ぎとして支えたが、今季は再び先発に戻る。春季キャンプで調整が遅れ開幕に間に合わない予定だったが、開幕が3ヶ月遅れたことで間に合い、開幕カードの先発登板も決定した。底抜けに陽気な性格であり、いつも歌って踊ってチームを盛り上げている。今季の登場曲には自身も娘も大好きなパプリカをセレクトした。

92 伊藤和雄(いとう・かずお)

①埼玉県比企郡
②1989年12月13日(30歳)
③右投右打
④坂戸西高→東京国際大→阪神(2012〜、ドラフト4位)
⑤(二軍)2試合 1勝0敗1S 防御率3.00
⑥風の日(ELLEGARDEN)

球速こそ速くないものの質のいいストレートと鋭く落ちるチェンジアップを武器とする中継ぎ投手。プロ入り以降8シーズンのうち2シーズンしかケガなく終えられたシーズンがなく、今季も春季キャンプでケガをするなど故障がちな点、が最大の弱点。しかし、ケガをしなかったその2シーズンはいずれも二軍で防御率1点台を記録するなどポテンシャルは高い。

115 横山雄哉(よこやま・ゆうや)

①山形県東村山郡
②1994年2月21日(26歳)
③左投左打
④山形中央高→新日鐵住金鹿島→阪神(2015〜、ドラフト1位)
⑤(二軍)8試合 1勝1敗 防御率2.86
⑥キン肉マンGo Fight!(串田アキラ)

かつてのドラフト1位左腕もケガ続きで今は背番号3桁の育成選手。以前の背番号15も昨年のドラフト1位西純矢に渡るなど立場は徐々に厳しくなってきている。しかし今季の春季キャンプでは一軍に呼ばれるなど現在でも首脳陣から期待されている。二軍でアピールを続け、必ず背番号2桁を取り戻す。

121 石井将希(いしい・まさき)

①群馬県高崎市
②1995年7月12日(24歳)
③左投左打
④桐生第一高→上武大→阪神(2018〜、育成ドラフト1位)
⑤(二軍)48試合 2勝2敗1S 防御率3.46
⑥スポットライト(HISATOMI)

今季で3年目を迎える育成の左腕リリーフ。昨年は二軍でチーム最多となる48試合に登板し防御率3.46を記録するなどアピールしたが、支配下枠を勝ち取ることはできなかった。今季は対左打者の成績を昨年よりも向上させ、背番号2桁を目指す。

126 牧丈一郎(まき・じょういちろう)

①京都府京都市
②1999年9月23日(20歳)
③右投左打
④啓新高→阪神(2018〜、ドラフト6位)
⑤(二軍)15試合 0勝2敗 防御率6.57
⑥丸の内サディスティック(椎名林檎)

元々は背番号2桁の支配下指名で入団したが、プロ入り後の2年間で二軍でもあまり結果を残すことができず、今季から背番号126の育成契約へと移行した。チームの投手層は厚くチャンスも多くはないが、その中でもしっかりと結果を残し支配下復帰を狙いたい。

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