保険の未来

今日は保険の未来について
書いていきたいと思います。

ちょうど、メタバース空間での
用の保険商品のニュースが流れて
きましたね。

こういった感じでどんどん世の中
変わってきています。

将来の保険について
3つのポイントでお話し
していきたいと思います。

・保険運営にかかるコスト
・ブロックチェーンの応用
・クラウド保険

保険運営にかかるコスト

保険運営にかかる大きなコスト
として以下の3つが挙げられます。

・統計学者
・営業要員
・管理要員

統計学者は以外かもしれませんが
保険は膨大な顧客データーから分析し
確率を出して保険料を算出しています。

たとえば、何歳以下は車の事故が多い
とか、何歳以上は、病気になるリスク
が高いなどですね。

これは元々、4,000年前の保険は海運
からきています。
当時は海の穏やかな夏季は、安く、
荒れやすい冬季は高く保険料を設定
していたようです。

また、余剰資金は、投資などして運用
をしています。

ですので、これまでの保険会社に
とって強みは「規模」でした。

なぜ「規模」かというと、統計分析
をする際、顧客からの膨大なデーターが
収集でき、より確度の高い保険料が算出
できるからです。

その膨大なデーターを獲得・管理する
ために「営業要員」や「管理要員」
が必要になっています。

ブロックチェーンの応用

保険は、健康な人が健康でない人
にかかる費用を賄っています。

つまり、健康なうちは保証を受けるために
不必要な保険料を負担することになり
契約上は、常に「敗者」になります。

そこで、健康な人がソーシャルメディアなどで
健康な人だけを募りブロックチェーンで
データを共有し、独自の保険を作ってしまったら
どうでしょう。

今ならApple Watchなどウェアラブルデバイス
で健康管理もできますし、そこからデーターも
収集できます。
収集されたデーターをAIを使って分析し、保険料
の算出も簡単にできてしまう。

そうなると、従来の保険会社から
健康リスクが低い健康な人は、離脱していきます。
結果、費用負担をするのは健康でない人に
のしかかってくる。
到底、負担できないので、保険会社から離脱。

これでいくと従来の保険会社は近い将来破綻して
いく未来がみえてきます。

クラウド保険

海外ではすでにブロックチェーン技術を
用いた保険ができています。

それは「クラウド保険」です。

たとえば、ニューヨークを拠点とする
「レモネード」

クラウド保険のスタートアップの企業です。

レモネードはアプリを通じて小規模な加入者
をとりまとめ、加入者が保険料を振り込むと
あとの運営はAIが引き受けています。

手続きはモバイルで簡単にあっという間に
完了。

保険を加入をするのに90秒。
保険金の請求から支払いまで3分。
いずれも面倒な書類手続きが必要が
ありません。

もうここでは、
「統計学者」「営業要員」「管理要員」
さえいません。

ほかにスイスの「イーサリスク」。

仮想通貨イーサリアムのブロックチェーン上で
「オーダーメイド型保険商品」を販売しています。

飛行機の遅延や欠航リスクなども補償。
飛行機が45分以上遅刻すると、即座かつ自動的に
振り込まれるそう。
書類手続きは一切なし。

ブロックチェーンとAIこの組み合わせが
あれば、保険の在り方を根底から覆す
ことになります。

あと数年もすれば、これまでの保険会社
では取り扱うことが難しかった商品も
次々と出てきそうですね。

海の向こう側の話として聞き流さないで
そういった波に乗り遅れないよう日本も
頑張っていきたいものです。













この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?