2020年 年始

2020 年は、元旦早々に体調を崩して、三ヶ日は布団の中で過ごした。散々なスタートであるけど、しっかり休養できたので、2019 年末からの不調がすっきり解消されたので、結果的オーライとしよう。

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身体は 1 日も寝れば回復してきたが、家族にうつすわけにもいかないので、自室ですごしていた。何気に机の棚にある本に目が止まった。電子書籍派なので、ここ近年に買った本はインターネットかデバイスの中にある。本棚にあるのは、それ以前に買ったものがほとんど。何気に手に取ったのが、「誰のためのデザイン?」(POET: The Psychology of Everyday Things)という本。

いつ買ったか、いつ読んだかは記憶に無いけど、おそらく UI の学習くらいの目的だったと思う。今読み返すと、別の視点で読むことができた。最近プログラミングやソースコードに対するメンタルモデルに関心があり、果たして、OOP は人が理解しやすいものなのかという疑問を持っている。こうした観点で見れば、ソースコードは、本書で述べられている「道具」とも見え、各原則を当てはめて、どうなんだろう、お、意外に合うぞ、といった具合に思考を巡らせながら楽しんだ。

なんとなく手にとって、読み始めるというのは、紙の本ならでの体験で、これも一つのアフォーダンスなのかもしれない。

「誰のためのデザイン?」は、増補・改訂版が出ているので早速購入した。

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