完全分離の二世帯住宅について

完全分離の二世帯住宅を建てるのは、マンション2つ購入するよりお得でしょうか?
私たち夫婦は郊外の駅から徒歩5分以内の賃貸1LDK、私の両親は同じ駅から徒歩20分、バス停から1分のところの戸建てに住んでいます。

都心通勤圏内で程よく田舎な街並みが気に入っているので、私たちもこのあたりに住宅を購入してもいいかな、と思い始めました。

が、駅から徒歩10分圏内で環境が良い場所にあって売りに出ている住宅はあまりなく。
私たち夫婦は住宅にあまり広さを求めていないのですが、手ごろな広さのマンションでも4-5000万円はする印象です。

また両親も歳を取りはじめてきたので、いつまでも駅から離れた場所で車で買い物へ行く生活が続けられるのか心配になってきたこともあり、2世帯住宅も考えてもよいのかな?と思い始めてきました。

私たち夫婦は子供をもつ予定がなく家に広さを求めないので、駅から徒歩10分圏内に1SLDKか2LDK程度の広さの完全分離の二世帯住宅を建てれば、
私たちが仕事や何かの関係で住めなくなったり、万一、両親が引っ越す必要が出ても賃貸にも出しやすいのでは?と。

大勢の住人と折り合いをつける必要があり、立地も限られるマンションよりも、将来の資産としての自由度も高いし、気長に待てばよい場所を見つけられる可能性もあるのではないかと思うのです。

予算的にも、土地3000万円+建物3000万円+α程度出せば良さそうなので、
4000万円のマンションを駅近に私たちと両親の分、買うよりだいぶメリットが出そうですし、老後の資産運用上もよい気がしてきました。

両親の駅から徒歩20分離れた家は将来処分が難しくなりそうですし、
自分たちで減価償却したうえに賃貸収入も見込める可能性があると思うと、
狭い家2つのほうが、つぶしがきく感じがします。

この考え方って、何かおかしいでしょうか?
落とし穴、デメリット、私が見逃している部分があるのではないか、と思うのですが、いかがでしょうか??

転売する場合の資産価値的にはマンションのほうが高いのかな?と思いますが、自分たちが住む+何かあった場合は賃貸に出す、程度の考えであれば、
同じ広さ設備であれば、それほど住宅としての基本価値は変わらない気がします。
しかも、ロングスパン、で見たら中古マンションよりリスクが低い気がして。

両親の家が小さくなること、は本人たちがどう思うかわかりませんが、
私たちのそばに住めて、自由に家を設計できることは喜ぶと思います。
両親の意思、はまだ確認していませんが、まずはここは無視していただいてOKです。(反対するようならプランは見送ります)

費用を折半するとして、私はローンを組む必要がほぼないです。
両親もないと思いますが、老後の資産の目減り、は大変気にしているようです。

でも世の中、不動産で得をするようなことはないはずなので、何か問題があるのではないかと思っての質問です。

なんだかよくわかりにくい質問で申し訳ありませんが、エキスパートのかたの意見を聞いてみたくなってこちらで質問させていただきました。どうぞよろしくお願いいたします。


完全分離の二世帯住宅をお考えでしたら、戸建て住宅よりマンション2室のほうが水回りなども個々にあるので費用対効果があると思います。

資産運用では有利に思えますが、ご両親は長年戸建て住宅にお住まいとのことですので、マンション住まいによる
・上階の騒音や近隣の人の気配
・地震時の揺れ幅の大きさ
・木造住宅とRC造の違いからくる夏・冬の体感温度差
に対して許容できるかが重要です。

また、ご両親にとっては終の棲家として、介護が必要になった際にバリアフリーに対応できるか、車椅子などで外出できるかといった将来についても確認しておくと安心ですね(マンション自体が介護向きな物件も増えましたので)

ちょっとしたチェックポイントとしてご参考になれば幸いです。

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