障がい者住宅は「戸建て」か「マンション」か

障がい者住宅について

障がいのある方は「一戸建住宅」と「マンション」のどちらが住みやすいのでしょうか?
最近は建売住宅や分譲マンションでもバリアフリーになっているので、将来、要介護になって車椅子使用になったときのことを考えて検討したいと思います。

持ち家があればリフォームも検討しますが、現在は賃貸アパート暮らしです。


障がいの症状(車椅子使用や片麻痺など)によって、トイレアプローチや手すりの有無なども変わってきますが、ベースとなる住居では以下のチェックポイントが挙げられると思います。

1.安全性(防犯面・通路幅)
2.災害時や急病時の移動経路
3.温熱環境(断熱性)
4.音環境(寝たきりの場合、室内に入ってくる騒音は精神状態を左右する)
5.光環境(寝食分離の基本において、昼夜の感覚は太陽光に影響を受ける)
6.居室・水周りなどの配置関係

マンションでは災害時にEVが停止したり、上階の住民の生活音などの不利な面もありますが、1・3・5あたりは戸建てよりも有利だったりします。

一方で戸建て住宅(注文住宅)では、メーターモジュールで移動面を楽に出来たり6の配置も自由度が増すので、それぞれ一長一短がありますね。

「段差無し・手摺り付き」がバリアフリー住宅なのではなく、障がいの有無に関わらず住まい手の不便・不利な状況が軽減し安心・安全で暮らせる住宅が本来の姿だと思います。

先を見越した投資において、リスクマネージメントで終の棲家を考えることは素晴らしいですね!

ご参考になれば幸いです。

(質問者からのお礼コメント)
なってから考えるというご意見もありましたが、終の棲家として考えるには分かりやすいチェックポイントを挙げたこの方をBAに致します。

いつかご縁がありましたら宜しくお願い致します。

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